アンティークの時計のオーバーホール修理が値段が安く評価がよいおすすめの店

カテゴリ:お役立ち・サポートケア

ロレックスのアンティーク時計18k

アンティークの時計は現行モデルには無いクラッシクな雰囲気が魅力的ですよね。

半世紀くらい前に作られたロレックスやオメガ、カルティエのアンティークの時計は女性からも男性からも非常に人気があります。

しかし、ゼンマイで動いている時計はオーバーホールをしないで使い続けていると、油が切れた状態になり、そのまま動かすと無理矢理うごかかす事になるので、パーツ同士が磨耗(擦れあい)し互いのパーツを傷つけてしまいます。

現行のモデルでも油切れの状態で時計を動かす事はストレスが掛かり避けてほしいですが、アンティークやヴィンテージの時計の場合は、特に気をつけて欲しいです。

その理由は、交換パーツがメーカーでは廃棄されていて、パーツが磨耗してしまうと修理できないという結果になるからです。

メーカーにパーツが無い場合は専門店でしか、修理が行えなくなりパーツを1から制作する事になるので、修理費用が高くつきます。

アンティークやヴィンテージの古い時計は、パーツを大切に使う為にも定期的にオーバーホールをおこない良好な状態で時計を動かす事が大事になります。

時間が遅れようになってきた、擬音がするようになった、など具体的な症状がある時計は一度分解掃除される事をおすすめします。

また、古い時計は磁気や防水性も今の時計より弱いので、取り扱いも気をつけなければいけない事があります。

この記事では古い時計の使い方や、何故オーバーホールが必要なのか、とんな修理専門店がオススメなどかなど、まとめて紹介します。

長らく時計を動かしていない

オメガの時計アンティークのオーバーホール
Photo credit: mowl.eu

古い時計だと、もう何年も動かしていないって事がありますよね。箪笥の中に眠っていたり、使っていなかった時計を両親から譲り受けたなんて事もあると思います。

古着屋や雑貨屋などでも、何年も動かして無いんじゃないの?ってアンティーク時計を見かける事があります。

ムーブメント(機会部分)を良い状態に保つためには、定期的に時計を動かす必要があります。

その理由は油の固着です。

ゼンマイ式時計は多くの種類の油(潤滑油)を使っていて歯車が滑らかに動くような状態にされています。

しかし、長いこと時計を動かさないと潤滑油が回らなく固まっていってしまいます。

固まった潤滑油は粘りけがあり、ムーブメント内部の動きが悪くなってしまいます。

昔に比べ潤滑油の性能も良くなりましたが、1ヶ月に1,2回はゼンマイを巻いて時計を動かした方が良いです。

また、使う事がない時計の場合は、そのまま動かさなくても良いですが、使い初めの際は潤滑油が固着している可能性があるのでオーバーホールを行なってから使い始める事をおすすめします。

アンティーク時計のオーバーホール時期タイミングは?

現行品の時計は5年に一度くらいのオーバーホールで問題ないと言われていますが、アンティークの時計は3年に一度のオーバーホールが推奨されています。

これは時計本体やムーブメントが今ほど精密で丈夫ではないという事もありますが、上で説明したとおりパーツが摩耗して傷ついたり、湿気によって錆びてしまった時にアンティークやヴィンテージの時計は交換パーツが無いので点検を多めするという意味も有ります。

アンティークの時計は交換パーツがメーカーに無い

基本的に時計メーカーでは、廃盤になってから一定の時期がすぎると、そのモデルの部品を持たなくなります。

  • ロレックス/25年
  • オメガ/10年
  • セイコー/7年(一部10年)
  • ブライトリング/10年
  • タグホイヤー/10年から15年

このようにを製造を打ち切った時から部品保有期間を各メーカー決めています。時計だけではなくパソコンやテレビ、車なども同様です。

ロレックスは25年と長いですが、どのメーカーでも製造終了後10年前後の部品保有期間になります。

アンティークの時計は基本的には4,50年くらい前の物になりますので、すでにメーカー問い合わせをしても部品保有期間を満了しており修理してもらえないんですね。

ですので、部品破損する前に3年に一度くらいは頻繁にオーバーホールをして、パーツを良い状態を保ち続ける事が大事になってくるわけです。

どんな原因で部品破損するの?

オーバーホールの作業
Photo credit: DryHeatPanzer

アンティーク時計の一番避けたい故障の部品破損の原因が錆です。

現在、ほとんどの時計は生活防水には耐えられますが、アンティークの時計は防水機能が低いため雨の日や湿気が多い日などに使っていると、湿気が時計内部に入りムーブメントや文字盤が劣化してしまいます。

錆びてしまったパーツは研磨をしないと再度使えないので、通常のオーバーホールの料金より高くついてしまいます。

また錆が深い場合はその除去が出来ないのでパーツ交換になりますが、上で書いたようにメーカーでは部品保有期間をすぎているので、純正部品はなく社外品のパーツで対応します。

しかし古い時計なので社外品のパーツでも合わないケースがあり、そういった場合は時計修理専門店の技術者が手作りで合う部品を作る事になります。

古い時計の装着は、雨の強い日は避けた方が無難です。また、アンティークや古いドレスウォッチはケース(外観)が薄く磁機の影響を受けやすいので、パソコンやスマートフォンの上などに時計を近づけない方がよいでしょう。

機械式時計が磁機の影響を受けると、ゼンマイが磁石化され性格な動きができなくなってしまいます。

結果1秒が正しく作れなくなり、遅れや進みがちになります。

どんなお店にオーバーホールを頼んだら良い?

説明してきた通り、アンティークの時計はメーカー純正部品が無いのでメーカーでのオーバーホールや修理を断られてしまいます。

結果、メーカー外部でオーバーホールをする事になる分けですが、メーカー品質保証が無いので店舗修理保証は絶対に必要です。

良い技能士がいる場合は地元の時計屋さんでオーバーホールでも良いですが、近くに優れた技術者がいない場合は適当な時計店より修理専門店に時計を送りメンテンスしてもらった方が良いです。

とくに大事なのが修理技能士のスキル

オーバーホールを行なっている時計屋はいくつもありますが、アンティークやヴィンテージ時計は、現行品のオーバーホールより難しく、豊富な知識と経験がある人間に依頼する事が重要なポイントです。

その場限りのメンテンスを行われた場合は、なんとか時計を動かすだけの作業を行われてしまい、しばらくするとまた不具合をおこしてしまいます。

しかし私たち依頼側はどんな人が優秀な技術者なのか見分けるのが難しいので1級時計修理技能士を一つの目安にすると良いと思います。

日本の国家試験には、時計の分解や修理の知識を認定するために時計修理技能士という国家試験がります。

時計修理技能士は1級~3級まであり1級に関しては実務経験7年以上の経験がある職人と決められています。

しかし、時計修理店ではこの時計修理技能士の視覚は義務付けされていない為に修理技能士ではない方が修理やオーバーホールをする事が多くあります。

時計修理技能士でなくても優秀な技術者はいますが、メンテンス終了後のトラブルを避けるためにも1級の国家試験を一つの目安にするのはおすすめです。

オメガ、ロレックス、カルティエのようなアンティーク高級は貴重価値があり、メンテンス次第では長く使えるので優れてた技術士に依頼する事をおすすめします。

対応部品の制作は誰でもできるわけではない

時計のパーツ作り旋盤加工

時計パーツの制作は旋盤という機材で行う事になりますが、どこでも行なっているわけではありません。

その為、交換用のパーツを制作できる技術がいる修理専門店に依頼する必要があります。

パーツを制作できる技術がいない場合は、メーカー同様に、修理やオーバーホールを断られてしまいます。

私のおすすめの時計修理専門店

アンティークの時計オーバーホール

こちらは、全て1級時計修理技能士が全ての時計の修理やオーバーホールを行っていてアンテークの部品制作を行っています。

メンテンス終了後、 品質保証期間が1年間設けられていますし。料金も安いので検討してみてはどうでしょうか。

見積もりは無料で受けてくれます。

古い時計は、その時代を感じ貴重です。メンテンス次第で更に次の時代に残せるので、ぜひ大事につかってください。

時計修理の千年堂

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