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革ベルトだけでは無くステンレスベルトでも、臭いの問題を抱えてる方って意外に多いんですよね。
そしてこの問題を解決しないまま使い続ける人も結構多いという事実があります。
実はそのまま放って置くと臭いだけでなく時計本体にも影響がでてきますので詳しく説明したいと思います。
皆さん汗のせいでベルトが臭くなると思っていませんか?
汗臭いって言葉がありますが、あれは間違いです。
実は汗は無臭です!
ベルトが臭い原因は菌なんです。
人間は1兆以上の菌と共存していると言われています。
うわぁ。1兆って。って思いますが菌には多くの種類がいて全部悪い菌ではないんですね。
人体に皮膚にも良い菌もいれば悪臭をはなつ悪い菌もいます。
皮膚で生存している菌は汗や皮膚の脂や垢を栄養として生きています。色々な菌がいるのですが、その中で繁殖する段階でアンモニアや硫化水などの悪臭を発生させる菌がいます。
この菌が腕時計のベルトの臭いの元を作っています。
つまり臭い革ベルト金属ベルトは使っている人の、汗や垢と一緒に菌も付着し菌がベルト内で繁殖しているから臭いんですね。
皮膚からベルトにお引越して、そこで生活をして繁栄してるって事ですね。
なんか大陸を見付け移り住む人間みたいでですね。。
ここまで読んで頂けると分かって頂けるかと思いますが。
このベルトに付いた臭いを消すには菌を殺さないと消えません。つまり殺菌です!
菌は中性洗剤ぐらいでは全滅しません、しっかりと殺菌をしないと残った菌がまた繁殖して臭いがすぐにでてきてしまいます。
洗剤でベルトを洗ったのにまたすぐ臭いがでてきた。なんて経験した人もいるんじゃないですか?
これは菌が残っていてまた繁殖し始めた可能性が高いです。
ある程度の汚れの方はこの方法で問題ありません。
入れ歯洗浄剤orキッチンハイターの原液につけ込む
キッチンハイターも入れ歯洗浄剤も殺菌効果がありますので、この方法で汚れも取れますし殺菌もしてくれます。
液体に汚れが浮いてきて思っている以上にベルトが奇麗になります。
細かい所は柔らかめの歯ブラシで擦って大きな汚れを根こそぎ取り除きましょう。
汚れは固まりなってバネ棒などの奥くに入り込んでる場合は超音波洗浄機で汚れをふるい落す必要があります。
入れ歯洗浄剤orキッチンハイターに入れる前に時計の防水性を知っておいて下さい。
生活防水の時計は水に塗らす事ができません。時計とベルトを外してからベルトのみを液体に入れましょう。
防水性が低く時計が水に塗れると壊れてしまいます。
ベルトを外すバネ棒はずしなど持っていない方は、こういった感じで時計のヘッドが液体に付かないようにしてベルトを浸けて下さい。
20気圧のダイバーズウォッチをお持ちの方は台所からキッチンハイターを持ってきてすぐに沈めそうですが。。
ちょっと待ってください。
ネットではダイバーズウォッチをキッチンハイターや入れ歯剤の中に丸ごといれてますが、かなり危険です。
何故かといいますとパッキンが科学反応を起こして弱くなり、液体がケースの中に入り込む可能性が有るからです!
防水性の高い時計だからといって洗剤に沈めるのは危険です。
ちなみに石鹸で洗うのもパッキンにとって良くないのでやめてください。
ではどうやって時計を洗うのかと言うと水を貯めてその中でゆっくり洗ってくだい。この時お湯にするとパッキンの傷む原因になります。
えっ。。そんなに慎重にやらないといけないの?ダイバーズだよ!って言われそうですが。実際に腕時計にとってよくないんです。
ダイバーズは、ゆっくり水の中に潜っていくのは問題ないのですが、突発てきな水圧には強くないです。
待って待って、しつこくて申し訳ございません。。
防水性の高い腕時計をお持ちの方は、いつまでも防水性が優れていたままだとは思ってませんか?
【え?】っと思った方はかなり危険です。
何故かと言うとダイバーズウォッチも摩耗や腐食なので経年劣化するからです。
しっかりオーバーホール(分解点検修理)を3〜5年に1度くらい定期的に行ってるダイバーズウォッチであれば水に入れて洗っても良いですが5年以上オーバーホールをしていないダイバーズウォッチは正直ダイバーズ本来の役割をしていない時計の可能性があります。特にパッキンが。
これを読んで【でも俺のは大丈夫でしょ。】って思った方はオーバーホールの大切さと確実に起きる劣化を知ってください。
オーバーホールにかんしてお勧めの修理工房を紹介します。
安心出来る点は100名以上の1級時計技師と取引をしていて金額も安く無料診断をしてくれる事です。
最近は街で簡単にオーバーホールをしてくれるところがありますが、1級時計技師のエンジニアではない所が多いです。
1級を持つには実務経験7年以上の条件などかなり厳しい条件があります。
大切な腕時計でしたら、技量がある修理工房でみて見てもらいましょう。
オーバーホールは一度時計バラして、洗浄し油を刺直し、また組み直す職人の仕事です。
安全なお店で自分が良いと思った値段でオーバーホールしましょう。
オーバーホールは臭い話にも通じていて長年ほっといた奥のほうの汚れも時計技師の方が洗浄して綺麗にしてくれます。
垢など塩分を含んだ汚れをそのままにしておくと、ステンレス時計も少しずつ錆びていってしまいます。
腕時計にとって、錆は最大の的です。夏場など使ったら汗を拭き取り清潔に保つ事で臭いもなく安全に愛用できます。
オーバーホールに出した人のレビューもあるので一度チェックしてみてください。
上で書きましたが汗などの汚れをそのままにしておくと時計自体が少しずつ錆びていきます。
着けてないから汗も付着していないだろうと思っていると、いつの間にか細かい箇所が錆びていたなんて事もあります。
この時計は3年ほど着けていなかったステンレススチールのベルトですが見事に錆初めていますね。
ベルトの錆でしたら最悪交換ですみますが裏蓋とケースの隙間なの錆は最悪致命的になります。
汚れを落としてメンテナンスする事は時計でも大切な事です。
話が少しそれましたが、革のベルトが臭う場合は、金属のように液体にぽちゃんと入れられませんよね。
革ベルトの場合どこまで菌と汚れが浸透しているかが問題です。
本来は菌が浸透しないように手入れをしなければいけません。革ベルトは結構手間がかかるんですよね。
その面倒が嫌な人は汗をかく春や夏は金属ベルトに取替えて秋や冬は革ベルトにして使い分けしています。
手入れの方法は革の種類により異なります。
革ベルトの腕時計を購入したその日から常にメンテナンスをしていかないと汗が入り込んでしまいます。
ベルトを装着したら柔らかい布などで軽く押して汗などの汚れを浮かせ取り乾かしてからオイルをしみ込ませて汚れが入りずらい状況を保ち続けるといったメンテナンスが必要です。
この時に使うクリームによって革が変色したりしますので、一気に塗りこむのは危ないので少しづつにしましょう。
こうった手入れを続けても革ベルトは傷んでしまいます。
言い方は悪いですが革ベルトは消耗品です。
ですが長持ちをさせる事は可能です。
メンテンスをして革ベルトを長持ちさせ、臭わせないという目的も達成できます。
革のベルトの手入れ動画ですばらしい物ががありました。
ここまで革ベルトの事について書いてきましたが、ある程度の汚れの方でしたらこのメンテナンスで革をよみがえらせる事はできますが菌の進行が深いベルトは残念ながら買い換えになります。
先ほど書きましたが革ベルトは消耗品なので傷みが早く来てしまったと考えましょう。
次回また革ベルトを手にした時はメンテナンスして長持ちさせてみてください。
時計のベルトを多く取り扱ってるベルト専門店が有りましたのリンクを張っておきます。
下のお店はベルトの種類が4000本以上あります。綺麗で分かりやすいホームページですので一度チェックしてみてください。
send1年間に42,600本を販売している【時計ベルト専門店】
考えてみれば腕時計って素肌に着けっぱなしなので汚いですよね。
清潔に使う事で臭いも無く時計も長持ちし使い続ける事ができます。
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