時計のオーバーホールや修理は郵送でも大丈夫?破損や紛失が心配!注意点は?

カテゴリ:お役立ち・サポートケア

最近の時計修理やオーバーホールは郵送してメンテナンスを行なう事が多いです。

メーカーのカスタマーセンターでも、修理専門会社でもダンボールに時計を詰めて送るのが割と一般的になりました。

しかし大切な時計を郵送で送るのが心配な方も当然いますよね。

どんな事に注意して、どういった所へ依頼したら良いのか纏めました。

郵送で心配な事は?

時計の郵送で心配になる点は

  • 傷や故障
  • 紛失
  • 顔が見えない

この3つになります。

持ち込みで修理専門会社に依頼しても修理専門会社が時計を破損させたり、紛失させるの可能性はありますが、郵送の場合は依頼人と時計修理会社の間に、一つ郵送会社が入ってくるので万が一何かあったときの原因追求がややこしくなります。

傷をつけられて時計が返却された

時計のカレンダーが動かない故障

返却された時計に傷ついていた!このようなトラブルは時計修理専門店だけではなくメーカーのカスタマーサービスでも起こります。

たとえメーカーであってもオーバーホールや修理を手がけるのは人間です。時計のメンテナンスは技術職になるので手がける人間によって善し悪しが変わります。

ロレックスのオーバーホール

傷を付けられる原因は色々とありますが、時計を分解する技術者が工具を磨いていなかったせいで付いてしまったり、ドライバーが合わないのに無理やり回してネジ山を潰されてしまうなんて事もあります。

また、時計内部は裏蓋を開けないかぎり見えないので(シースルーバックを除く)傷を付けても、そのままにしてしまう技術者もいます。

郵送前に時計の撮影をしてオーバーホール・修理後に傷や破損があっても面倒なトラブルにしない

機械式時計の精度計測腕時計測定器 マルチファンクションタイムグラファー

メンテナンスが終了して時計が返却された時に、以前は明らかになかった傷が時計に付いていたら当然クレームをつける事になります。

ここで一番大事なのが傷は前から有った物なのか、それとも技術者が付けた物なのかです。

傷を付けられたと伝えても、修理専門会社は前から有ったと言ってくるかもしれません。

時計を郵送する前に、様々な方向から撮影しておけば、万が一時計に傷を付けられても以前は付いていなかったと伝えられます。動画で撮影しておけば尚良いです。

部屋を賃貸する時も、傷が有ったか無かったかなど写真をとっておきますが、オーバーホールの時も同じようにメンテナンス前の写真を撮影しておく事をおすすめします。

まともな時計修理会社でありば時計到着後(オーバーホール前)に届いた時計の写真を撮影してメールで送ってきます。お客さんの中にも悪意がある人や勘違いをする人もいますし、職人としてもトラブルを避けたい為です。

発送キットを用意してもらえる修理業者を選ぶ

時計修理技師

時計修理専門会社を選ぶ時に発送キットがある会社と、発送キットが無い会社がありますが、発送キットがある会社を選ぶ事をおすすめします。

発送キットが無い場合は、自分でダンボールや梱包材料を用意する事になります。万が一、発送中に時計に傷が付いたとしても自身で選んだ梱包材料や宅配会社なので時計修理会社は関係しません。

発送キットの場合は、時計修理会社が選んだ梱包材料を使い郵送しているので、発送時に何かあった場合は話あえますし、時計修理会社から配達業者へ賠償請求をしてもらえます。

郵送後、時計を紛失される

時計の紛失は修理専門店側の問題なので、こちらでは避けようが無いです。ですが万一紛失されたとしても、損害賠償請求をしてもらえるようにしておくことはできます。

  • 郵送した時の伝票を保管しておく
  • 写真付きで到着した事を伝えてもらえる修理業者を選ぶ

上記の2つが時計が修理専門店へ到着したという証明になるので重要になってきます。

郵送した時の伝票を保管しておく

時計修理専門会社へ郵送した時の伝票はとても大事です。

伝票番号から時計がどこにあるのか追跡する事ができますし、時計が何処のエリアに届いて、どの配達員が届けいたのかの証明にもなります。

時計到着後、写真付きでメールを送ってもらえる修理業者を選ぶ

ガガミラノのオーバーホール

最悪の修理会社だと時計が届いても連絡をしてこない事もありますが、文面に加え届いた写真をしっかり送ってくる業者を選ぶ事をおすすめします。

時計が届いたという証明にもなりますし、オーバーホール前に傷が無かったという証拠写真にもなります。

また時計修理会社には様々なお客さんから色々なメーカーの時計が送られてくるので、写真が送られてくる事で間違った時計を誤認識していないか、修理会社と自分との間でしっかり確認する事にも繋がります。個人的にとても大事な事だと思ってます。

配送だけど、技術者の顔が見れるので安心して時計を預けられる、おすすめの修理専門会社

時計職人指サックをしてBERGEONベルジョンの機械代で油の注油

こちらの時計修理専門サイトのCraftWorkers(クラフトワーカーズ)では、職人の技術者歴や、時計に関する認定書など顔やプロフィールを確認して、本人にオーバーホールや修理の依頼ができます。

できたばかりのサイトなので3人の職人が在籍していますが、どの方も時計修理のベテランになります。

郵送後のトラブルは何処に言えば良いのか分からない事が多いです。修理専門店に言っても受付窓口から先に進まない事も多々あります。

職人本人に依頼ができれば、担当したのが誰なのかわかるので直接話ができますし職人も自身に直接依頼がきた仕事になるので、責任を持って高いレベルでメンテナンスを行なってもらえます。

腕時計の修理やオーバーホール純正部品オリジナルパーツ

クラフトワーカーズではメンテナンス終了後、1年間の動作保証もありますし、交換が必要なパーツがあった際も純正部品を使っているので安心できます。

メーカーでオーバーホールを行なうより3〜4割安い料金設定もされているのでおすすめです。

send職人に直接依頼ができるクラフトワーカーズ

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