この時計draftsman scaleはデザインオフィスnendoという日本のデザイン事務所により作られた時計です。
nendoの創立者はデザイナー佐藤オオキという人物です。
佐藤オオキは2002年nendo創立し現在では東京とミラノの二ヶ所にオフィスを抱えているグローバルな会社です。
nendoではグラフィックからプロダクト空間まで様々なデザインをされています。
今回紹介する時計draftsman scaleは2014年に発売した時計ですが現在でもアマゾンや楽天で人気があるもモデルです。
ランキングや売れ行きの人気を調べていて分かったのですが、女性の方に人気がある時計ですね。
シンプルな時計ですので幅広い世代の方が付けれる時計だと言えます。
あまり奇抜な格好をする方よりは無印系女子などシンプル・イス・ザ・ベストで綺麗にコウディネートされてる方に似合う腕時計なのかなと感じます。
今回は女性に人気が有るのが分かりましたのでレディースの時計でレビューしたいと思います。
draftsmanの売りは、なんと言って文字盤です。
一般的な文字盤ではなく少し変わった場所に印刷がされています。
ちょっと見だと分かりづらいんですが一般的な文字盤はガラスのしたに、文字地盤があり数字が描いてありますよね。
ですがこの時計はガラスに数字が書いてあります。
もうちょっと説明すると。普通は針の下に数字が書いてありますが、この時計はガラスに数字が印刷してある為に針の上に数字が書かれたデザインになっています。
そのため時計の見え方が他には無い表情を作ってくれます。
上で説明した様にガラスに直接書かれた数字は、まるで透明の定規を丸めた様なデザインで非常にかわいらしいです。
単純なデザインですが親しみのあるモチーフで愛着が湧いてきます。
時計のケースサイズは28mmと小さめですがケース厚が9.5mmと厚みがある見た目です。
この厚みがなんとも、コロンとしていて素朴なデザインなのに強調してくれます。
プロダクトデザインをお多くデザインしてきたnendoならではの絶妙なバランスだといえます。
バンドサイズ幅は1.3mmと細めで女性らしい見た目です。バンドの素材はカーフレザーという革を使っています。
カーフレザーは非常に高価なもので生まれたばかりの子牛から作られるレザーです。着けてみると分かると思いますが付け心地がしっとりと柔らかいのが特徴のレザーです。
レザーベルトの中では上級の物を使っていると言えます。
nendoの時計にはすべてサファイヤガラスが使われています。
時計のガラスには大きく分けて三種類あります。
この時計に使われているサファイアガラスは非常に硬いガラスで、その硬さがサファイアと同じ事からサファイアガラスと呼ばれています。
※よく勘違いされる方がいますが実際のサファイアを使ってる訳ではありません。
サファイアガラスは非常に硬く紙やすりなどで擦ってもも一切傷がつきません。
写真はサファイアガラスとミネラルガラスをヤスリで擦って比較した物です。
基本的に高級時計と呼ばれる時計はこのサファイアガラスを使っています。
nendoの時計draftsman scaleには非常にシンプルですよね。
シンプルだからこそチープな素材は使ってほしくないです。
ベルトやガラスの素材を変えるだけで雰囲気が変わって見えてしまう物です。
時計は毎日付けて見る物なのでこういった素材も良い物で選んで欲しいですね。
draftsmanはシンプルですが妥協していない素材選びをされていると思います。
時計のリューズとは時間を変える時にクルクル回す突起の部分です。
この時計はリューズの位置が変わっていて普通は3時方向に付いていますが2時方向に付いています。
またこのリューズにはしっかりとブランドネームの【by n】バイエヌのロゴが打ってありますね。
裏蓋にもnendoのサインが入っていて拘りを感じる一本だと思います。
nendoの【o】がニコチャンマークになってる所があそび心があってかわいいです。
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