A.ランゲ&ゾーネのオーバーホール料金は?正規以外でも大丈夫?

カテゴリ:お役立ち・サポートケア

A.ランゲ&ゾーネは、世界5大時計ブランドの一つと知られ、時計好きなら誰しもが憧れる高級時計ブランドです。ランゲ1やダトグラフ、リヒャルト・ランゲなどのモデルがもっとも有名です。

2018年には、数時間に及ぶ時間を計測できる世界初のラトラパンテクロノグラフモデル「トリプルスプリット」を開発しています。このようにランゲ&ゾーネは高級時計ブランドとしてだけでなく、比類なき時計機構の開発にも定評があります。

そんな複雑機構を備えた時計だからこそ、定期的なメンテナンスであるオーバーホールが必要です。インターネットの情報のなかには、オーバーホールは時計が動かなくなってからでよいという情報もありますが、そんなことはありません。高級時計であっても、内部のムーブメントの機構は非常に繊細で、動いていても、定期的なオーバーホールが不可欠です。

しかし、A.ランゲ&ゾーネのメンテナンスをどのようにすれば良いのかわからないという方も多いかと思います。「正規店で依頼すると高い」というイメージを持っている方もいるでしょう。

そこで今回は、A.ランゲ&ゾーネの正規店と正規店以外でのオーバーホールの依頼方法や料金の比較をご紹介します。

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A.ランゲ&ゾーネのオーバーホール・メンテナンスは必要なの?

引用元:https://www.alange-soehne.com/ja/service

A.ランゲ&ゾーネは世界5大時計ブランドとして知られています。「高級時計であれば、作りがしっかりしているからメンテンスは必要ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし実際は、高級時計だからこそ定期的なメンテナンスであるオーバーホールが必要なのです。

オーバーホールは何をするの?

オーバーホールとは、時計の分解洗浄のことです。時計の心臓部であるムーブメントは数百もの小さな部品で成り立っています。そしてその部品のつなぎ目には摩耗を防ぐための潤滑油が塗られています。当然ですが潤滑油は、何年も放置していると、乾いてしまいます。潤滑油が乾いてしまっても時計は動き続けますが、部品や歯車がすり減ってしまいます。

そのまま放置していると、部品や歯車の破損につながります。1つの小さな部品であっても、部品同士が連結しているため、他の部品や歯車へも影響してしまいます。そしてその結果、高額な修理費へとつながってしまいます。
そのため、時計が動いていても、定期的にオーバーホールをして、乾いた潤滑油を塗布したり、部品や歯車に問題はないか一つ一つ確認をする必要があるのです。

オーバーホールはどのくらいの期間ですればいいの?

A.ランゲ&ゾーネのような高級時計でも、定期的なオーバーホールが必要ですが、どのくらいの期間でオーバーホールが必要なのでしょうか。時計のブランドによって推奨期間は異なります。ランゲ&ゾーネでは5~7年に一度のオーバーホールを推奨しています。ただし、時計の動作がおかしかったり、不具合が発生している場合は、これより短い期間であってもすぐにオーバーホールを依頼しましょう。

A.ランゲ&ゾーネのオーバーホール・修理料金比較【正規店と時計修理店】

引用元:https://www.gressive.jp/brand/a-lange-sohne/news/193469

A.ランゲ&ゾーネのオーバーホールを正規店と時計修理店で依頼した場合、どのくらいの価格差があるのでしょうか。ここでは正規店と時計修理店の料金比較を見てみましょう。

ここでの正規店での価格は、公式サイトで公表されているドイツ本国での料金を掲載しています。また時計修理店の価格は、複数の時計修理店の平均価格を掲載しています。

A.ランゲ&ゾーネ オーバーホール料金比較表

モデル名正規店(ドイツ本国)時計修理店
1815850 €(約112,000円)50,000~70,000円
1815クロノグラフ1,800 €(約237,000円)71,000~100,000円
サクソニア850 €(約112,000円)50,000~70,000円
ランゲ11,100 €(約145,000円)68,000~90,000円
ダトグラフ1,800 €(約237,000円)78,000~110,000円
コンプリケーション要問合せ要問合せ
ツァイトヴェルク要問合せ要問合せ

A.ランゲ&ゾーネのオーバーホール・メンテナンス依頼方法

引用元:https://www.alange-soehne.com/ja/service

A.ランゲ&ゾーネの依頼方法は大きく3つ

A.ランゲ&ゾーネのオーバーホールや修理を依頼するには、次の3つの方法があります。

正規店は料金が分かりづらい

正規店は、ランゲ&ゾーネを製造しているメーカーに依頼できるため、安心感がありますが、料金が分かりづらいというデメリットがあります。

現在公式サイトで公開されている料金は、ドイツ本国での料金のためこちらはあくまで目安金額です。またこれ以外にもパーツの交換といった費用がかさむ場合があるため、掲載の価格よりも高くなると想定したほうが良いでしょう。

時計販売店は手数料が取られる

時計を販売するデパートや家電量販店などでも、時計修理の受付は可能ですが、あまりおすすめはできません。なぜなら、時計販売店は結果的に正規店に依頼するか、外部の委託時計修理店に依頼するため、手数料や納期が余計にかかってしまうからです。それであれば、自分で直接正規店か時計修理店に依頼するほうが良いと言えます。

時計修理店は優良な店舗の見極めが重要

当サイトでもっともおすすめしているのは、時計修理店に依頼する方法です。時計修理店は、名前の通り時計修理を専門に行なっている店舗で、オーバーホールも受け付けています。時計修理店の一番の特徴は、正規店と比べて圧倒的に安い価格でオーバーホールや時計修理が受けられる点です。時計修理店の多くは、正規店よりも6~7割程度の金額で対応可能です。

時計修理店に依頼する際に、気をつけたいのが技術力や対応力がある店舗か見極めること。なぜなら時計修理店には、個人で運営している小さなところから全国展開するところまで、さまざまな規模があります。そのため店舗によって技術力や対応力が異なります。なかにはあまり技術力や対応力がないところもあるため、優良な店舗を見極めることが重要です。

優良な時計修理店の特徴3つ

引用元:https://www.alange-soehne.com/ja/service

優良な時計修理店を見極めるには、次の3つのポイントを確認しましょう。

時計修理の資格を持った技術者が在籍している

1つ目のポイントは、時計修理の資格を持った職人が在籍しているかです。時計修理には、時計修理技能士という国家資格があり、3級~1級まであります。優良な時計修理店では、このような資格を持った職人が在籍しており、安心して修理やオーバーホールを任せることができます。

このような資格を持っていない技術者が対応すると、時計の状態が悪くなってしまったり、防水性が損なわれてしまったりといったトラブルが発生することもあります。そのため、時計修理を行う技術者がどのような資格や経歴を持っているのか、事前に確認しておきましょう。

これまでの対応実績が豊富

2つ目のポイントは、時計修理店のこれまでの対応実績がどのくらいあるのかです。これまでの対応実績が豊富な時計修理店は、多くの時計ブランドやモデルに対応できる修理店であると言えます。また時計修理に必要な設備やパーツが揃っており、正規店や他店で断られた時計でも修理できる可能性が高いです。

アフターケアがしっかりしているか

3つ目のポイントは、アフターケアがしっかりしているかです。時計修理には、修理後の保証がついている店舗も多くあります。保証がついていれば、修理後に万が一不具合が発生した場合に、無償で対応してもらうことができます。一般的な時計修理店の保証期間は6ヶ月、優良な時計修理店は1年前後が多いです。

おすすめの時計修理店

時計の分解オーバーホール。カレンダー

上記の優良な時計修理店の特徴に当てはまる、オススメの時計修理店が「クラフトワーカーズ」です。

クラフトワーカーズでは、時計修理の資格を持ち高い技術力があると認められた複数の職人が在籍しています。

ほとんどの時計修理店では、どの職人が実際に対応するのか選ぶことはできませんが、クラフトワーカーズでは職人と直接やり取りをして、依頼することができます。

クラフトワーカーズ職人

公式サイトから、在籍している職人にまとめて見積もりを取ることができるため、「どの職人を選べば良いのかわからない」という方も、提示された見積価格や納期から選ぶことができます。

A.ランゲ&ゾーネのオーバーホールがしばらくできていない方や、一度メンテナンスを受けてみたい方は、まずは見積り依頼してみてはいかがでしょうか。

send職人に直接依頼ができるクラフトワーカーズ

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