ベゼルが回らない、硬い、修理が必要?自分でメンテナンスはできる?

カテゴリ:お役立ち・サポートケア

時計のベゼルが回らくなったり、動きが重く硬くなってしまう、またはダイバーズウォッチなのに逆回転もしてしまう、などベゼル関係のトラブルは結構多いです。

スムーズに動かないのに力を入れて回すと、1目盛りずつカチカチと止める役目のバネの変形や破損に繋がるので、無理に回す事は控えましょう。

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ベゼルに使われるバネは結構単純

時計のベゼルのバネ、仕組み

自分でベゼルのメンテナンスベゼルの前に仕組みを説明します。

上の写真はロレックスのGMTマスターのベゼルに使われてるバネです。

外観からは全く想像できないですが、ベゼルを回した時にカチカチとストップするのは、この金属の棒がベゼルの中のワッシャーにセットされているためです。

上の図が、ロレックスのサブマリーナ 、下の図がGMTマスターです。

ベゼルを左に回すと、金属棒(バネ)のテンションでカチカチとベゼルが回り固定されます。

時計のベゼルの仕組み

引用:https://www.rolexforums.com/showthread.php?t=273054

ベゼルの内部では、こういった状態でバネが固定されています。

時計によって使われているバネの形や長さは異なりますが、仕組みとしてはそこまで代わりません。

掃除すれば直ることもある

ベゼルが回らなくなったり、硬くなる理由は回転ベゼルとケースの間に埃やゴミが入ってしまっている事が多いです。

ダイバーズウォッチを、海で使っていると細かな砂がベゼルの隙間に入り込んで硬くなったり回らなくなる事もあります。

ベゼルが回らない理由には色々ありますが、これらの砂やゴミを取り除いてあげると、ベゼルがスムーズ回転する事もあります。

自分で修理はできる?

埃やゴミが詰まってベゼルが動かない場合は、先の細い歯ブラシでケースとベゼルの隙間を掃除してゴミを出してあげれば動く事もあります。

ただし、ベゼルとケースに隙間がほとんどない時計は歯ブラシを入れるのは難しです。

歯ブラシを試しても動かない場合はベゼルを外して掃除する事になります。

自分でベゼルを外して掃除はできる?

時計のベゼルの外し方

ケースとベゼルの間に、裏蓋開け道具を差し込み上下させるとベゼルはとれます。

時計によってはベゼルがネジで固定されている物もありますので、その場合はネジを外してから裏蓋開け道具を差し込みます。

時計のベゼルの外し方

引用:https://www.watchfreeks.com/

回転ベゼルではないスムーズベゼルでも、この方法で外す事ができます。

ベゼルの外し方

ケースとベゼルの隙間に、裏蓋外しを差し込むとベゼルが外れます。

時計のベゼルの外し方

この方法でベゼルを外すと、細かなチリや埃を掃除する事が簡単にできます。

だだ、ベゼルを自分で外すと金属でできた裏蓋開け道具を使うのでケース内部や、ベゼルに傷がつく可能性があります。

裏蓋開け道具は100均でも売っていますが、慣れない人が使うと時計に深い傷をつける可能性があるので気をつけけてください。裏蓋開け道具を使った事が無い方にはおすすめできません。作業は自己責任でお願いします。

ベゼルのバネが錆びたり、逆回転を防止するパーツが破損している事もある

ベゼルのトラブルはゴミや埃だけではなくバネが錆びていたり、逆回転を防止するパーツが破損している事も十分にあります。

ネットで検索すると、埃を取って油をさしたら回るようになったという記事も目にしますが、一部のケースにすぎないません。

個人的には、細い歯ブラシでベゼルとケースの間の埃を取っても回らなかったり硬い場合は時計店で修理をしてもらう事をおすすめします。

、あた、ダイバーズウォッチなのにベゼルが逆回転してしまう場合は、パーツが破損してしまっている可能性が極めて高いので、いちど見てもらった方がよいです。

ベゼルのトラブルは修理専門店で見てもらうのが一番安心

時計修理技師

ベルトの取り外しや調節、リューズ周りの掃除など、自分でできる時計のメンテナンスもありますが、ベゼルを外す修理や金属でできた工具を使うため、時計に深い傷を付ける可能性があります。

練習用の時計であれば自身で行うのも良いと思いますが、大事な時計であれば、メーカーや修理専門店に依頼すののが確実です。

メーカーでメンテナナンスを行うと料金が高いので、個人的には修理専門店に依頼する事をおすすめします。

ベゼルの回らない場合はオーバーホールになる可能性が高い

ロレックスのオーバーホール

ベゼルに埃が溜まって動かなくなるまでには長いあいだ、オーバーホール(分解掃除)を行なっていなかった時計がほとんどです。

ゼンマイを動力現としている機械式時計の場合は4〜5年に一度、電池式のクォーツ時計は6〜7年に一度オーバーホールを行なっていると、時計は正常に動く事ができるため、トラブルを避ける事ができます。

オーバーホール

それ以上オーバーホールをしていない時計の場合はメーカーでも修理専門店でも、ベゼルの掃除や修理に加え、オーバーホールが必要と判断されると思います。

4〜5年分解掃除をしていない時計はベゼルトラブルの他にもパッキンの劣化や油切れ、パーツの摩耗など様々な場所で問題がある事が多いです。

オーバーホールは、時計の寿命にも大きく関係してきます。今後も長く使いたいと思っている時計で、長いあいだ一度も分解掃除を行なっていない時計はベゼルの問題に加え検討してみてください。

オーバーホールに関してはコチラの記事を参考にしてください。

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