イタリア発祥の一流ファッションブランドとして知られるフェンディ。
コートやバッグなど手掛けるコレクションは幅広く、男女ともに厚い支持を集めています。
そんなフェンディの中でも一際人気なのが腕時計です。
上記のような特徴から男女問わず憧れてしまう人の多いブランドです。
スペック面でも業界トップクラスのクオリティを誇ることから、「一生物」として購入する方も多いといわれています。
まさに完璧ともいえるアイテムなのですが、定期的なメンテナンスを行わなければ、経年劣化による性能の低下は避けられません。
長く使っていくためには、メーカーが推奨する頻度で「オーバーホール」が必須となります。
引用:https://store.shopping.yahoo.co.jp/
フェンディの腕時計を10年、20年と長く愛用していくためには、オーバーホールが欠かせません。
オーバーホールとは時計の全ての部品を分解して、洗浄・修復する他、部品1つ1つが正常に機能しているか確認し、必要に応じて調整する作業のことを指します。
フェンディのような高級ブランド時計のオーバーホールを行うなら、
どちらか選択することになるでしょう。
作りが非常に精密なため、自分でオーバーホールを行うのは難しく、失敗すれば取り返しがつかなくなるリスクもあります。
多少費用は掛かりますが、経験豊富な熟練の修理士に依頼するのが無難です。
フェンディ腕時計のオーバーホール頻度は、お持ちの腕時計のムーブメントが機械式かクォーツ式かによって異なります。
機械式は昔ながらのゼンマイで動く機構、クォーツ式は電池を動力源として中の水晶(クォーツ)を駆動させて針が動くタイプです。
機械式の方は経年により精度が落ちやすい分、針が止まるなどトラブルを防ぐために比較的短いスパンでのオーバーホールが必要となります。
経年劣化による時計パーツの摩耗は避けられず、メンテナンスを怠って時計にトラブルが生じた場合、最悪動かなくなるリスクもあります。
一度動かなくなってしまった腕時計を元の精度まで回復させるのは大変で、追加料金がかかってしまうことも少なくありません。
メーカーが推奨する頻度を守り、時計が正常に動作している内にメンテナンスするのが1番理想です。
ここでは、フェンディ腕時計を修理・オーバーホールする場合の料金について解説します。
修理・オーバーホールを依頼する方法は以下2通りで、それぞれ料金や納期など異なるのが特徴です。
まずは正規サービスを利用する場合について見ていきましょう。
正規サービスの利用では、フェンディが独自に修理を請け負ってくれます。
料金について公式サイトで公開はされていませんが、おおよその目安は以下の通りです。
上記金額はあくまでも目安で、別途部品交換や追加作業が必要な場合は上乗せされる可能性も視野に入れておきましょう。
正規サービスを利用するメリットは大きく分けて3つあります。
メーカー独自に修理してもらえるため、安心して依頼できるのが1番の強みです。
その分修理工房で依頼するよりも料金は高くなります。
ただ、保証期間が残っていれば、修理費が無料になる可能性もあるので、一度保証書を確認してみるといいでしょう。
正規サービスに依頼した場合の納期目安は通常で1か月といわれています。
状態が悪く別途作業が必要な場合や特殊な部品の交換が必要な場合には、3~4か月程度かかる可能性もあります。
正規サービスで依頼する場合、購入した店舗やフェンディの直営店に修理したいアイテムを持ち込むといいでしょう。
店舗まで足を運ぶ時間がない場合はフェンディ公式サイトの「お問い合わせフォーム」からカスタマーセンターに連絡して依頼することもできます。
その場合、アイテムを郵送して修理・オーバーホールしてもらうことになるでしょう。
料金がどのくらいかかるのか、保証が適用の有無に関してお問い合わせフォームから相談もできるので、検討している方は一度問い合わせてみることをおすすめします。
正規サービスで依頼する場合、以下2つの点には注意が必要です。
修理工房によってはリーズナブルな価格ながら正規店並みに高品質なサービスを受けられることもあります。
また修理工房の場合、納期までがスピーディで迅速に対応してもらえる点も魅力的。
少しでも料金を抑えるなら後述する腕時計修理工房も視野に入れ、複数業者から比較検討してみるのがおすすめです。
お持ちのアイテムが並行輸入品、海外購入品の場合、断られる可能性が高いでしょう。
フェンディは基本的に正規販売店で発行されたシリアル入りの保証書で本物かどうか判別し、本物と証明できる場合に限りサービスを提供されるからです。
ただ、サービスが受けられるかどうかの相談はできるので、不安な場合は一度正規店やお問い合わせフォームでその旨を相談してみるといいでしょう。
万が一断られた場合は、腕時計修理工房で依頼するという手段もあります。
続いてフェンディを腕時計修理工房で修理・オーバーホールする場合の料金について見ていきましょう。
正規サービスとの比較も交えてまとめると以下の通りです。
タイプ・仕様 | 修理工房のオーバーホール料金相場 | 正規サービスのオーバーホール料金 |
---|---|---|
クォーツ式 | 17,600円 | 33,000円~要見積り |
機械式 | 19,800円 | 66,000円~要見積り |
上記通り、正規店よりもグッと費用を抑えて実施してもらえます。
修理工房で依頼する場合の納期目安は2~3週間です。
正規店よりもスピーディかつ事情を話せば融通を利かしてもらいやすいのも大きな魅力。
上記のような方は腕時計修理サービスを利用して修理・オーバーホールしてもらうのがおすすめです。
業者によっては、フェンディの修理・オーバーホール実績が豊富な職人を有しており、正規サービス並みに良質なサービスを受けられることもあります。
ただ、正規サービス程の安心感を持って依頼しにくいのが残念な所。
業者によっては修理士の技術が乏しく、サービスの質にムラが発生しやすいからです。
その分、業者が信頼できるかどうかは慎重に見極める必要があります。
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