オーバーホールを依頼できる場所は色々とありますが、何処でも良いって訳ではありませんよね。時計の買取を行なっている大黒屋でメンテナンスを行なうのはどうなのか詳しく纏めてみました。
大黒屋のなかには時計のオーバーホールを受け付けている店舗がありますが、提携している修理専門会社に委託されます。時計買取会社の中では一般的で大黒屋以外にもジャックロードや、かめきちなども委託メンテナンスにてオーバーホールを受け付けています。
修理業者に委託した場合良い職人に当たれば良いですが、そうでない職人に当たると、、、ってところです。
大黒屋のような大きな買取店の場合、うわさでは修理取引業者が20社くらいあると言われています。
修理取引会社は平均4人前後で運営している工房が多いので、計80人の職人がいて技量が確かな当たりの職人はどのくらいいるのかって感じだと私は思ってます。
大黒屋に限った事ではありませんが、修理専門会社にオーバーホールや修理の委託された場合は、どんな工房に時計が送られ分解されているか分からないのは正直私はデメリットだと思います。
オーバーホールの依頼の前に自社でメンテナンスを行なっているのか、それとも委託で別の会社に時計が送られるのか確認する事をおすすめします。
時計のオーバーホールは技術職なので行う人間の技量によって善し悪しが変わってきます。
オーバーホールのたび、毎回、知識や技術が豊富な職人がメンテナンスを行なっていれば良いですが決してそうでないケースもたくさんあり、近年はそういったケースがよく目立つと言われています。
例えば軸の高さが低くなってしまってる部品があるとして、本来であれば軸をもとの高さに直す修理が必要であるにも関わらず、それを直さずに本体を削ってしまっていることなどもあります。
こういったメンテナンスは修理とはいえず一度行ってしまうと、知識や技術が豊富な熟練した時計職人でも正常な状態に戻す事が難しく、正しくない状態中でなんとか動かすメンテナンスを行なう事になります。
他にもドライバーの手入れができていなく、ネジ山を潰される、文字盤を傷つけられるなんてトラブルもよくあります。
大黒屋のオーバーホール依頼をするのは良くないとは言いませんが、大黒屋や提携した修理会社の技術者の腕が良くないという事はありえます。
時計のメンテナンスは誰に任せるかで大きく変わるので、値段だけでなく技量も確認したうえで依頼する事をおすすめします。
大黒屋という名前の会社は2つあります。
1つは質と書かれた黄色い看板の大黒屋です。コチラは全店舗オーバーホールや修理の依頼ができます。
2つ目はオレンジの看板の大黒屋です。こちらの会社はフランチャイズなのでオーバーホールを受けていない店舗もあります。
大黒屋の場合は全て一度時計を預かってから、提携修理会社にて裏蓋を開けて見積もりになるので決まった料金表はありません。
メーカー外部にオーバーホールするのであれば、時計修理会社や技術者に直接依頼をするのが個人的にはよいと思います。
大黒屋のように時計修理会社と依頼側の間に会社がはいると中間手数料も発生します。
こちらの時計メンテナンスサイトCraftWorkersでは、時計職人の技術者歴や時計にかんした認定書はもっているのかなど、メンテナンスを依頼するのに大切なプロフィールを確認して直接職人本人に依頼ができます。
できたばかりのサイトなので、在籍職人は3人ですがウォッチメーカーとしての国際的な証となるWOSTEP認定書を授与された職人や、国家試験である時計修理技能士1級を取得した職人が在籍しているので、安全に適切なオーバーホールを行なってもらえます。
また交換部品があった場合でもメーカー純正部品を使っていますし、メンテナンス終了してから1年の動作保証がつくので安心して依頼できます。
気になる料金もメーカーの3、4割安くおすすめです。
職人に直接依頼ができるのは私たち依頼側として安心ができますし、委託ではなく、お客様から本人にメンテンス依頼がくるので責任感を強くもって、高いモチベーションでメンテナンスも行ってもらえるかと思います。
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