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大切な時計は問題なく動いていますか?
調子良く動いているし、オーバーホールはしなくても大丈夫って思ってる人はいませんか?
時計は日々歯車が回り動いている物なので、定期的にメンテナンスをしなければ、動かなくなり壊れてしまう物です。また毎日動かせていなくても、時計内部のオイルは蒸発してしまうので故障の原因になります。
大切な時計をお持ちの方は、是非オーバーホールの重要性を覚えておいて下さい。
3~5年に一度オーバーホールをした方が良いってのは、なんとなく分かっているが、どんな作業をしていて、何故行わないといけないのか、と言う事までは知らない人が多いです。
高い料金を払って行うオーバーホールなので、どんな作業をしちるか知っておいていた方が良いと思います。
時計は大きく分けてクオーツ式の時計と機械式時計が有ります。
ドチラもオーバーホールは重要なのですが、特に機械式時計はオーバーホールを行わないと、寿命を縮める原因になります。
3年から5年定期的にオーバーホールを行えば長く愛用できるコンディションを保てます。
Photo credit: RichiG24
機械式時計は電池の力を使わずゼンマイを巻いて、そのゼンマイが開いていく力を使い針が動いています。
クラシックですが凄い技術ですよね、この歴史の有る技術にロマンを感じる人が多く、GPS付きの衛星電波時計など近代的な時計が売られている現代でも、機会式時計のほうが好きだ!という根強いファンがいます。
このファンの方々が機会式時計の業界を支えているという事ですね。
機会式時計はゼンマイ、テンプ、アンクル、ツメ石、ガンキ車、ガンキカナなどなど、とても多くのパーツで組みあがっています。
時計の種類にも寄りますが、少なくとも100以上のパーツで組みあがっているの時計です。
こういったパーツは時計を使っているうちに、劣化や磨耗(擦れて磨り減る現象)が起こり故障の原因になる為にオーバーホールを行います。
特に一番大切な部分が時計の心臓部分のムーブメントです。
このムーブメントは一番繊細な部分で、針を動かす為の大切なパーツが詰まっています。
時計のオーバーホールでは、このムーブメントを中心に分解し点検し、オイルを差しなおし、劣化で悪くなった部品を交換していきます。
オーバーホールをしないと、時計が壊れる原因となるとお伝えしましたが、どんな事が起こってくるのか説明します。
機会式時計は多くの歯車が噛み合い動作をしています。
この動作がスムーズに動く為に特殊な油(オイル)を差しています。
油は全部で3種類異なった物を使っているのですが、時間と共にこの油が蒸発したり古くなり劣化をおこしたりします。そうなると歯車が動きが悪くなり針の動きが悪くなります。更にほっとくと時計が動かなくなります。
ロレックスでも、オメガでもタグホイヤーでもカルティエでも3年から5年で油は蒸発して乾きます。
特に時計を使わず引き出しに締まっていたとしても、油は切れてしまうのでオーバーホールは必要なんですね。
時計の裏蓋にはゴム製のパッキンという輪ゴムの様な物が挟まっています。
このパッキンは時計内部に液体を入れない為の大切なゴムなのですが、時間と共に劣化します。
古い輪ゴムってヒビが入ってたり、弾力性が無かったり、引っ張ると切れたりしますよね。
ああいった状態にパッキンがなっていると言う事ですね。
ダイバーズウォッチのような水圧に強い時計でもパッキンが劣化していたら、時計内部に水が入ってしまいます。
時計は素肌につける物です、確実に汗や、垢が時計に付着します。
この汚れの塩分で時計が錆びてしまうんですね、金属ベルトの節などが錆びているのはそのせいです。
ベルトでしたら最悪交換ができますが、時計内部まで錆びる事があり、そうなってしまうともう修理は出来なくなってしまいます。
特に気をつけて頂きたいのはリューズ(時間を合わす突起部分)付近です。
リューズは時計内部のムーブメントと繋がっている部品です。このリューズ付近に汗など汚れが付いたままになっているとその付近から錆びてしまい最終的にムーブメントまで錆が広がってしまいます。
時計の汚れに関しての以前書いた記事時計の革ベルト臭いが有りますので是非読んでみてくだいさい。
機械式時計や懐中時計は、どんな時計でもゼンマイが動力現となり使われています。
ゼンマイは蚊取り線香のようにクルクルと巻き上げ、それがほどけようとする力で、時計全体の歯車が動いています。
ゼンマイはいつかは切れる物と考えられていてます。
切れる理由はいくつか有ります。
主な理由としては
などが有りますが、いずれにせよゼンマイはいつかは切れます。
心理的に高級な時計ほど、この時計は問題が有ってゼンマイが切れたのではないか!?
などと思ってしまいますが、ゼンマイは消耗品と割り切ってよい物です。
いずれにせよ動かなくなる前にゼンマイも含めオーバーホールすると良いと思います。
オーバーホールは3年に一度という人もいるし調子が悪くなってからという人もいますよね。
オーバーホール時期は使い方にもよりますが、5年に一回は確実にされた方が良いです。
3年以降は、時間の遅れなど動きが正常か注意しつつ、おかしいなと思ったらすぐにオーバーホールをするようにしましょう。
オーバーホールは普段使っていない時計でも行う作業です。上で説明しましたとおり使っていなくてもゴムは劣化しますし、油は飛んで行く為です。
機会式時計はオイルが切れても動く事ができますが、オイルが無い状態なので歯車同士が擦れて減っていってしまいます。
歯車が磨り減ってしまうと、最悪パーツ交換をしまう。こうなるとオーバーホールの倍以上の料金がかかる事もあります。
またアンティークや既存品ではない時計の場合、パーツがもう無いという事も多々ありますので、注意してください。
オーバーホールの料金はブランドや時計の中身によって変わってきます。
オメガ、カルティエ、タグホイヤーなど中級ランクの手巻き時計で2万円から3万円程度が一般的です。
クロノグラフ(ストップフォッチ)だと4~5万円くらいの工賃になります。
クロノグラフは分針、時針のみの時計に比べ複雑な仕組みの時計なので分解して掃除しメンテナンスするのが大変な作業になる為料金も高くなります。
IWCやロレックスくらいのランクになると、更にプラス5000円~1万円くらいの値段になります。
シチズンやセイコーの国産時計だと、クロノグラフでも1万円ほどでオーバーホールをしてくれる物が多いですが、外国の時計になると純正部品を輸入するので値段は高くなってきます。
オーバーホールでは消耗部品の取り替えをする為ですね。
高級時計1万円でオーバーホールを行いますという、激安でやってる時計屋も有りますが、未熟な技術者がムーブメントいじくってる事が多いので、おすすめできません。
未熟な技術者がオーバーホールを行うとどんな事が起こるか。
オーバーホールは人間の手で行う為、上手い人と下手な人がいるんですね。まだ若く未熟の技術者もいますし、歳をとって目が悪くなってしまい腕が落ちる事もあります。
ヘタ、上手いは、技術職なので当たり前といえば当たり前ですが、自分大切な時計を、下手な人には任せたくないし満足いく形で返してほしいです。
私もオーバーホールをした事が有りますが千年堂は熟練した時計技師がオーバーホールを行なってくれます。
また年間30000本の修理を行ってる時計屋という事で修理数も多く安心しできる時計修理工房です。
簡単無料見積もりを行っているので、見積もり後オーバーホールをするか、しないかを決めれます。
オーバーホールが気になっていた方や時計の動きが悪い方、4年~5年近くオーバーホールをされてない方は是非、見積もりに出してみてください。
千年堂はメーカーのオーバーホールに比べたらはるかに安いです。
上で話したとおり、時計の修理やオーバーホールが上手い人と下手な人がいます。
この上手い人と、下手の人を見分ける為に技能限定制度があります。これは国家試験です。
時計修理技能士は3級から1級まであり、いずれも学科試験と技術試験が行われます。
当然ですが、もっとも厳しいのは1級の取得で実務経験7年以上の決まりあります。
時計は本当に繊細な物です。特に機械式時計は芸術品と言われても良い物もあります。値段にすると何百万もする高級な物も多いのです。
値段だけではないですが、大切に思う時計は、技術力がある人に頼む事をおすすめします。
千年堂は時計修理技能士一級の方がオーバーホールを行っています。
中間コストが無い為、メーカーより2万円からから3万円、安いです。
高い技術で安い料金でオーバーホールしてくれるのでお勧めできる修理工房です。
見積もりもキャンセルも無料です。
千年堂がメーカーより安くオーバーホールを出来る理由はホームページにも書いてありますが、コチラでもまとめました。
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