いつもは1秒ずつ進んでる秒針が2秒ごと又は4秒ごとに進む事があります。初めて見る方は壊れてんじゃないかって、びっくりしますよね!
時計のメーカーによっては3秒おきや、5秒おきに進むものもあるようです。
秒針の進みかたが変な動きの場合は、電池交換の時期という事が多いです。
時計店にいって電池交換をしてもらうことをおすすめしますが、電池以外にも一緒交換してもらった方が良い箇所もあるので、これからも長く使いたい時計であれば参考にしてください。
電池交換の合図は秒針の針は1秒ごとではなくなるものの、規則正しくは動いています。上の動画のグランドセイコーは2秒ずつ進んでいます。
メーカーごとに進む秒数は異なります。例えばオメガのシーマスターの電池切れがちかくなった場合は4秒ずつカシオの場合は2秒ずつです。
どの時計も変な動きをしますが規則正しくは進んでいます、4秒進み2秒進み1秒進むといった不規則な動き方はしません。
シチズンのエコドライブの充電不足の場合は、1秒→1秒→2秒→1秒→1秒→2秒と1秒と2秒が混ざり不規則にかんじますが1秒が2回,2秒が1回と、その動きは一定です。
秒針の動きが変則的で不規則な場合は、電池交換の合図ではなく、故障の可能性が高いです。
この場合はオーバーホール(分解掃除)が必要になります。
電池交換の場合は、一見おかしな動きをしていますが、その動きやリズムは一定ので規則正しく動いています。
時計の電池交換をお店で行うと1000円から2000円くらい料金がかかりますよね。
メーカーだと更に料金が高く、防水テストがなくてもオメガだと4,200円、やカルティエなど¥5,130になります。
大雑把ですが3,000〜6,000円くらいの間の金額を設定しているメーカーが多い印象です、更に納期も2週間ほどかかります。
自分で電池交換をしてしまいたいって方も当然多いと思います。
時計の電池交換は、時計裏についている裏蓋の種類によって異なります。
こちらの記事では3種類の時計を用意してそれぞれの時計の電池交換を説明しています。 時計の電池交換は自分でできるの?必要な工具ややり方は?自分で電池交換がしたい方は合わせて参考にしてください。
電池交換は自分で行う事もできますが、時計を故障させてしまう可能性もありますので、はじめは練習用の時計から行う事をおすすめします。
秒針が2〜4秒まとめて進む場合は電池交換の合図のとお伝えしましたが、電池と一緒にパッキンの交換もしてもらう事をおすすめします。上の写真の節についているのがパッキンです。
パッキンとは湿気や水から時計を守っているパーツの事で、裏蓋やリューズ(時刻を変える突起)ガラスなどに使われています。
パッキンはゴム製品なので、使っているうちに知らず知らずのうちに劣化してしまいます。
劣化したゴムはひび割れを起こしていたり、弾力がなかったりします。劣化したパッキンを使用していると時計内部に湿気や水がはいり、錆びや回路のショートの原因に繋がります。
パッキン交換を4〜5年行なっていない場合は電池交換のタイミングで一緒に交換してもらう事をおすすめします。
秒針の動きがおかしい場合は、秒針の動きが規則的か観察してみてください。
2秒運針だったり4秒運針の場合は電池交換の合図です。
メーカーの場合は電池交換の際に防水検査やクリーニングも行なっていますが、外部の時計修理専門会社でも同様のサービスを行なっているところはあります。
時計修理専門会社の場合はメーカーより価格が安いので、個人的には外部に依頼する事をおすすめしています。
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