チュードル(チュウダー)のオーバーホール料金は?正規より安くておすすめの修理店はある?

カテゴリ:お役立ち・サポートケア

ロレックスの陰に隠れてなかなか昔は注目されていなかったチュードルですが、現在は独自のラインアップ、特にブラックベイやヘリテージの人気が上昇し一躍トップブランドの仲間入りを果たしました。

あまり知られていないようですがチュードルは元々ロレックスのセカンドブランドとして立ち上げられ、パーツをロレックスと同じものを使用して廉価なモデルを作り出そうというコンセプトのブランドでした。

年月が経つとチュードルはそれまで続けていたロレックスとの共同路線から独自のモデル製作に着手し、次第に独自の路線を模索するようになります。

パーツこそロレックスのパーツを使用していたものの、ケースやダイヤルデザインに独自の命を吹き込み、次第にチュードルの名は広まっていくことになります。

そして時代は移り変わり、21世紀に入ってチュードルはチューダーと名称を変更し、全くのオリジナルな腕時計ブラックベイシリーズが発表されるとチューダーの名は一躍有名になり、トップブランドの仲間入りをすることになります。

今日ではロレックスと肩を並べる存在としてチューダー(チュードル)は世界の腕時計好きの注目を集めています。

PR

チュードルのメンテナンスはチュードル正規サービスセンターでオーバーホール等を行うのが安心

チュードルのオーバーホール

創業から現在まで、これからの未来もロレックスはチュードルのアフターサービス、デザイン、機能性を保証しています。

このリレーションシップによりチュードルは生涯使い込める腕時計としての信頼も獲得しているのです。しかしどんな一流の腕時計でも生涯使い込むには必ずオーバーホールなどのメンテナンスが必要になります。

これを行うと行わないでは腕時計の寿命を左右する重要な問題になってきますので確実に行う必要があります。

当然ですがオーバーホールや修理を手がけてもらうのはチュードルの正規サービスセンターで行ってもらうのが一番安心して任せられます。

正規サービスセンターは交換用の部品は当然純正品を使用しますし、時計を組み立てるプロセスを熟知した専任の技術者が手作業で作業を行うため完璧な仕上がりが期待できます。

しかし正規サービスセンターは早め早めに部品交換を行う傾向にあるため、オーバーホール料金が高価になるデメリットがあります。

正規サービスセンターに依頼した場合のオーバーホール料金は

チュードルのロゴ

基本的にチュードルの正規販売代理店ではオーバーホールやメンテナンスに関しては正規サービスセンターに依頼することが推奨されていますので、ベストなメンテナンスを受ける最良の方法といわれています。

チュードルのような高級ブランドになると機械も精密度が高くなりますし、メンテナンスを行うには熟練した技術者の技量が必要になります。

また生涯使い込んでいく時計として正規サービスセンターでは万全の体制でオーバーホールや各種メンテナンスを行っています。

チュードルのオーバーホール料金

駆動方式金額
機械式35,000円
機械式・デイト付き36,000円
機械式・デイデイト41,000円
機械式・ダブルデイト46,000円~
機械式・アラーム付き58,000円~
機械式・クロノグラフ50,000円~
機械式・フライバッククロノグラフ55,000円~
クォーツ35,000円~

この基本料金にリューズやパッキン・各種部品交換などが加わると料金は変わってきますので、基本的に年数が経っているものは部品交換があると考えたほうが良いです。

そしてチュードルの場合は正規サービスセンターで修理・オーバーホールを行ったものに関しては2年間の修理保証が付きます。

以前は日本に正規サービスセンターが無かったチュードルですが、近年日本にも正規サービスセンターが登場したのでより安心してメンテナンスやオーバーホールが受けられるようになりました。

しかし、修理の内容によってはスイス送りになるものもあり、特殊部品になると納期が通常よりも長くなってしまったり、料金が少々高くなる場合もありますので注意が必要です。

しかし金額なりの技術には信頼できるものがありますし、正規サービスセンターに依頼するということの安心感は何事にも変えがたいものになりますので、多少高価だなと感じても依頼する価値は非常に高いといえます。

さらに純正保証で2年間の保証が得られることも大きな安心につながります。製造元が2年の保証をしてくれるわけですから、アフターサービスとしてこれ以上のものは無いでしょう。

正規サービスセンター以外でチュードルの腕時計をオーバーホールするとどのくらいの金額になるか

オメガのアンティークのオーバーホール台座にムーブメントを載せてる。

正規サービスセンターだと修理・オーバーホール料金が高額なので正規サービスセンター以外でオーバーホールを依頼できないかと考える人も多いことでしょう。

国内には修理を専門とした修理店が多数存在しており、正規サービスセンターと比べて納期に関しては大きな差はありませんが、最も異なるのは料金の差です。

機械式のオーバーホールで20,000円~、機械式クロノグラフで30,000円~と大きく料金に差が出てきます。ですが正規サービスセンターのように2年保証などは付きませんし、純正部品を用意してもらえる確率も下がりますので、とにかく技術のしっかりした職人さんにお願いしないと時計自体の寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。

ですので正規サービスセンター以外の業者にオーバーホールをお願いする場合には、修理専門店をしっかりと見極めることが重要になってきます。

現在はインターネットやSNSで情報は沢山集めることができますが、実際のところはどうなのかという点はなかなか見分けが付きにくいものです。

一番の方法は足を使っていくつかの修理店を回って自分の目で業者を確認できれば最良なのですが、なかなかそういった時間を裂くことができる人はいでしょうし、自分で業者を見極めるというのも結構大変なものです。

そういった意味ではインターネットやSNSを利用する際には、お店の口コミを収集するのが重要になってきます。

特に口コミは実際にお店を使ってみた人の情報ですので信憑性が高く、それらの情報を基にして訪ねる修理専門店を絞り込むと労力が少なく済みますので有効な方法とはいえます。

さらに最近は来店のみではなく郵送見積もりをしてくれる修理専門店も増えました。インターネットで修理見積もりを募集しているお店に多いですが、お互い顔が見えない状態でメールや電話でやり取りすることになってしまうので本当に良い業者なのかどうかが判断しにくい形態といえます。

こういった業者の良し悪しを見分ける方法に郵送見積もりを申し込んだときの対応の仕方でかなりの確立で業者の良し悪しが分かります。

たとえば郵送見積もりを依頼して送られて来た梱包パックが時計専用の箱などではなく簡易的なものだった場合にはすぐにキャンセルすることが望ましいです。

大切な腕時計を預けるのに行き届いた対応ができていないといういうことは修理自体の技術も疑わしいものになりますので、そういった業者には依頼しないほうが得策といえます。

直接あってお話ができないからこそそういった細かい点に対応の良し悪しが出てしまうものです。

このように正規サービスセンター以外の修理専門店に依頼する場合には、しっかり前もって情報を集めてリサーチすることと、実際の対応内容を事前に把握しておくことが最も大切であることがとても重要なポイントになってきます。

おすすめの腕時計修理専門店

時計職人指サックをしてBERGEONベルジョンの機械代で油の注油

料金の問題やビィンテージやアンティークのためチュードルの正規でオーバーホールや修理ができないかたも多いと思います。そういった方に下の記事では私のおすすめの修理工房をまとめています。

中でも一番下で紹介しているクラフトワーカーズはおすすめです。

クラフトワーカーズでは時計に関した資格を所有しているのか、技術者歴はどのくらいなのかなど、職人のプロフィールを確認して直接本人にメンテナンス依頼ができます。

メンテナンス終了日から1年の品質保証もつくのもおすすめの理由です。

これからチュードルの時計の修理やオーバーホールを考えている方は下の記事も参考にしてください。

Share

この記事が役にたてばシェアして下さいpublic

Tag

Comment

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。
メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。

CAPTCHA


前の記事
次の記事

カテゴリー

Tag

同じカテゴリの記事