ゼニスのオーバーホールの価格って正規のカスタマーサービスで行うと高いですよね。
見積もりまで頼んだもののキャンセルした人も多いんではないでしょうか?
ゼニスの場合平行差別(正規メンテンス割引)があるので並行輸入品を購入した人の場合、外部で分解掃除や修理に出したいって方も多いと思います。
この記事ではゼニスのメンテンスを安く安心して依頼できる時計修理店と、その理由を紹介します。
正規品を購入した人へもおすすめできる修理店なので、是非参考にしてみて下さい。
購入の時はメンテンスの事は考えないで価格の安い並行輸入品を購入したけど後々、並行差別って言葉を知ってビックリしたって方も多いと思います。
並行輸入品のメンテンスの価格はメーカーや輸入代理店の判断で行っています。その為、並行輸入品でも正規品でも同じ価格で行っている所もあります。
大きな所でいうとスウォッチグループや、リシュモンは並行差別を設けていませんがゼニスを含むLVMH(エルヴェエムアッシュ モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)の傘下は正規品と並行輸入品の差別化があります。
LVMHの有名なところでいうとブライトリングには(クラブブライトリング)、タグホイヤーでは(エドワードクラブ)といった会員制度があり、ブティックやデパートで正規品を購入したお客のみ無料で入会できます。
会員になると、メンバーイベントの招待やメンバーズマガジン届いたりと会員限定の特典が用意されていますが、最も肝心になるのがオーバーホールや修理をメンバー特別価格で行える事です。
ゼニスには会員制制度はありませんがメンテンスに掛かる費用は並行輸入の場合1.5倍の価格に設定されています。
モデル | 正規品価格 | 並行品価格 |
---|---|---|
エリート(1Aシンプル) | 43,000円から | 64,500円から |
エリート(1Bシンプル) | 51,000円から | 76,500円から |
エル・プリメロ(2Bシンプル) | 55,000円から | 82,500円から |
エル・プリメロ(2Bコンプリケーション) | 65,000円から | 97,500円から |
当然ですがゼニスを一番安心してオーバーホールの依頼が出来るのはLVMHジャパンのカスタマーサービスになります。
ゼニス(ZENITH)は1865年にスイスにて創業マニュファクチュールの時計メーカーです大量製造されている汎用ムーブメントとは異なり自社ムーブメントを搭載しているので、もっとも知識があるLVMHジャパンに依頼するのが一番安心できます。
しかし正規のオーバーホールは高いので予算的に難しいって方も多いですよね。
LVMHジャパンのカスタマーサービスでは、ブランド毎にメンテンス部門の人数がきめられいます。
ゼニスの場合7名の担当者が、時計のメンテンスを行っていますが、メーカー意外の修理工房を使い外部メンテンス委託もしています。
ロレックスやグランドセイコー、シチズンなどはメンテンス担当者が100名を超えるため自社内で全てを行えますが、ゼニスの様に時計修理技師が少ない場合、外部メンテンス委託しているメーカーは多いです。
タグホイヤーやブライトリングも同様に外部メンテナンス委託を行っています。
LVMHジャパンのゼニスのカスタマーサービスでも外部メンテンス委託を行っているので、メーカー外に委託しても良いと思います。
外部の場合メーカーより価格が安い事が多いので個人的にはおすすめです。
ただし、依頼する時計修理業者や時計店など、見極めてる事が大事になってきます。
一般的なETAやセリタ社の汎用ムーブメントの場合は分解出来る人が多いですがマニュファクチュールの場合、修理技師の知識や技量が大切になります。
また、未熟な人間にメンテンスの依頼をすると、工具の使い方が悪く、細かい傷を付けられたりネジ山を潰された。オーバーホールを出したばっかなのに調整が悪く遅れや進みなどくるいだした。なんて事もあります。
こういったトラブルを避ける為にも、信頼できる修理技師の方に依頼する事をおすすめします。
特殊メンテンス機材の用意はあるか、納期はゼニスのカスタマーセンターに比べてどうか、オーバーホール後の外装仕上げはどの程度か、など、細かい事を言い出すときりがありませんが、個人的にはこの3つは押さえれ起きたい所かと思います。
オーバーホールは一定の使用期間を経た機械を分解して掃除する作業で、一般的に時計と車のエンジンを行う作業です。
エンジンの場合人間の命の関わる事なので、国家試験である自動車整備士が行う事が決められていて、それ以外の人間が分解整備行った場合違法になります。
時計の場合にも時計修理技師という国家試験が用意されていますが取得するかしないかは任意になります。
正規のカスタマー意外の場合何処にだいしたら良いか分からないって方も多いと思いますが一つの目安として必要な知識・技能があると認められた時計修理技師に依頼する事をおすすめします。
時計修理技師には3級から1級まで用意されており、1級の取得は実務経験7年以上、又は3級合格後4年、2級合格後2年の実務経験が必要となります。
ちなみに時計修理技能士資格を持っていない人間が時計修理技能士と称することは禁じられています。
時計店や修理工房の場合、メンテンス完了日から1年間、アンティークの場合半年という所が一般的ですが、まれに現行品でも半年や3ヶ月なんて所もあります。
オーバーホール後まもないのに、日差が激しく狂ってしまったってクチコミをみる事もありますし品質保証期間は長ければ長い程良いですよね。
正規カスターマーサービスのゼニスの場合メンテンス終了日から1年間修理保証を行ないます。ので同じく1年間の保証期間があれば問題ないかと思います。
長年メンテンスをしていないとオーバーホールの際に交換パーツが必要になる事があります。
気にしない人は気にしないのですが、交換パーツがあったさいジェネリックパーツや代用品ではなくゼニスの純正パーツを絶対使って欲しいって方もいますよね。
気になるかたは、オーバーホールを出す前に確認しておいた方が良いでしょう。
おすすめの修理工房は全ての時計を時計修理技師1級の方が分解掃除を行っています。
価格も正規より、2,3万円安くオーバーホールが行う事ができて交換パーツがあった際も純正パーツを使ってくれます。
メンテンス後の品質保証期間も1年とゼニスと同じなので気になる方は参考にしてみて下さい。
コチラの記事に詳しく纏めてあります。
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