二人の永遠の愛を誓う証となる結婚指輪。
数あるブランドの中でも特に女性に人気が高いのが、フランスの王室御用達ブランドであるカルティエです。
では、カルティエの結婚指輪のどういう所がいいのか?、どのような種類があるのか?
ご紹介しましょう。
※このブログでは時計の紹介が多く時計のペアウォッチをまとめた記事もありますので参考にしてみてください。
時計のペアはこちらの記事 ペアウォッチ注目のおすすめランキングにまとめてあります。
1847年、フランス・パリにフランス人の宝石細工師であったルイ=フランソワ=カルティエは、師匠のアドルフ=ピカールからパリのモントルゲイユ通り29番地のジュエリー工房を受け継いでカルティエを創業しました。
↑創業者のルイ=フランソワ=カルティエ
↑創業者ルイの息子アルフレッドとその息子達であるカルティエ3兄弟
(左から次男ピエール、長男ルイ、アルフレッド、三男ジャック)
ルイの宝石細工の高い技術力は評判を呼び、次第に王室や貴族の顧客を虜にしていきました。
その後、ルイの息子アルフレッド、そして孫のルイ、ピエール、ジャックの尽力により、パリ、ニューヨーク、ロンドンに店舗を構え、世界各国の王室御用達になりました。
中でもイギリスのエドワード7世はカルティエの事を“Jeweller of kings , king of jewelers.(=カルティエは王の宝石商であり、宝石商の王だ。)”との言葉で賞賛しました。
カルティエのジュエリーは、時代に流されない気品あふれる繊細なデザイン、ジュエリーを着ける人を最大限に惹き立ててくれる輝き、何よりジュエリーを着ける人の心をいつもときめかせてくれる華やかさがカルティエの魅力と言えるでしょう。
プラチナを使ったジュエリーは世界中の人々の憧れの的ですがジュエリーの素材にプラチナを使い始めたのは、実はカルティエが最初だとご存知でしたか?
1900年代初頭、ジュエリーの素材として使われていたのはゴールドやシルバーがほとんどで、現在と比べてまだまだ加工技術が発達していなかった為、当時のジュエリー業界では、ジュエリーの変色や変形が課題となっていました。
そんな中、カルティエ3代目の経営者であるルイ=カルティエがプラチナに着目しました。
プラチナは精錬技術が非常に難しく、ヨーロッパではその価値を見出されていませんでした。
ルイ=カルティエはプラチナの耐久性が高く、経年によっても輝きを失わない特徴を見抜き、その高い技術力を生かしてプラチナ製のジュエリーを制作しました。
↑ガーランドスタイルのプラチナ製ティアラ兼ネックレス
↑ガーランドスタイルのプラチナ製ネックレス
カルティエがその圧倒的な技術力と繊細で気品あふれる造形の作品を次々と発表。
イギリスのエドワード7世はカルティエの事を“王の宝石商であり、宝石商の王”であると言って非常に高く評価し、自身の戴冠式の際、装身具をカルティエに依頼しました。
他のブランドがプラチナの加工をようやく手掛けられるようになったのは、それから30年後の事でした。
では、カルティエの結婚指輪の種類と特徴、価格帯を一部ご紹介しましょう。
(¥83,700~¥267,300)
カルティエの結婚指輪の中で一番シンプルなデザインのものです。
女性は勿論ですが、普段、指輪を着け慣れていない男性が着けても指にすっと馴染んで、着け心地が良く、婚約指輪などとの重ねづけにも合わせやすいのが特徴です。
写真はウエディングリング(18金イエローゴールド1ダイヤモンドです。
カルティエの結婚指輪の中でも人気が有りますが、ぱっと見でカルティエの指輪とは分からないので好みが分かれる指輪になります。
指輪の素材はプラチナ、18金イエローゴールド、18金ピンクゴールド、指輪の幅は、1,8mm~5mmと種類が豊富にあります。
(¥91,800~¥413,100)
D’amour (ダ・ムール)とは、フランス語で“愛”という意味です。
永遠の愛の証を途切れる事のない環の形で表しており、指輪の両サイドに溝があるのが特徴です。
1938年のカルティエの作品からインスピレーションを得てデザインされています。
先ほどのWedding ringと同じく、シンプルですが、とても存在感のある指輪です。
写真はダムール(プラチナ)です。
女性がダイヤモンドが連続で留ってるエタニティリングを男性はシンプルなリングでペアを作る方が多いです。
素材はプラチナ、18金ピンクゴールド。指輪の幅は1,8mm~3,5mmがあります。
(¥110,700~¥324,000)
バレリーナが舞い踊っているかのような優雅で繊細な曲線美が特徴です。
婚約指輪と重ね付けしてもフィットするなだらかなデザインです。
漂う気品の高さと可憐さを演出してくれます。
※この指輪を180度回転させると下の画像になります。
※裏面はCartierというロゴが2つのダイヤモンドに挟まれたデザインになっています。
女性から人気の指輪になります。
素材はプラチナ、18金ピンクゴールド。指輪の幅は2mmです。
(¥126,900~¥483,300)
この指輪はカルティエを代表するシリーズであるトリニティーリングの流れを汲んでおり、18金イエローゴールドが“忠誠”、18金ホワイトゴールドが“友情”、18金ピンクゴールドが“愛情”を表し、その3つが三位一体となったまさに究極の指輪です。
写真はスリーゴールドウエディングリング(18金イエローゴールド、18金ホワイトゴールド、
18金ピンクゴールド)です。
他の人とかぶりたくない、ご自分達のスタイルを貫きたいお二人にお勧めです。
カルティエの中でも歴史が長い指輪です。
指輪の幅は3,5mm~4,8mmです。
(¥126,900~¥399,600)
エングレーブドとは、フランス語で“刻印する”という意味です。
指輪の表面にCartierと刻まれているのが特徴です。
写真はエングレーブドウエディングリング(プラチナ)です。
せっかくカルティエの結婚指輪を選んだのだから、やっぱりカルティエと一目でわかる指輪がいいと思う方々にお勧めです。
素材はプラチナ、18金ピンクゴールド。指輪の幅は3mm~5mmがあります。
(¥126,900~¥591,300)
マイヨンパンテールとは、フランス語で“連なる豹(ヒョウ)”という意味です。
豹のしなやかで気高い雰囲気からインスピレーションを得て、カルティエでは数々の豹をモチーフにした作品が作られていて、そのひとつがこのマイヨンパンテールです。
写真はマイヨンパンテール(18金ホワイトゴールド)です。
なめらかな曲線は、連なる豹の躍動感と優艶さを醸し出しています。
素材は18金イエローゴールド、18金ホワイトゴールド、18金ピンクゴールド。
指輪の幅は、3mm~5mmです。
(¥221,400~¥612,900)
エタンセルとは、フランス語で“煌めき、火花”という意味です。
“火花のように煌めき、輝ける未来を…”との願いが込められた新シリーズです。
永遠の愛を形に表した、優美で繊細な女性へ最適です。
素材は18金イエローゴールド、18金ホワイトゴールド、18金ピンクゴールド。
指輪の幅は、1,52mm~2mmです。
(¥118,800~¥1,652,400)
カルティエを代表するモチーフがLOVEです。
戦時中、地元へ残された女性が、戦地に赴く男性への愛の忠誠を誓うために貞操帯をつけたというエピソードからインスピレーションを得て誕生した、まさに愛がテーマの指輪です。ビスモチーフが二人の愛をより固く、強く結び付けてくれます。
素材は18金イエローゴールド、18金ホワイトゴールド、18金ピンクゴールド、プラチナ。
カルティエの結婚指輪の中では定番で人気のシリーズですよね。
指輪の幅は、3,5mm~6mmです。
カルティエの結婚指輪をカルティエブティックで購入する際、品質保証書をが発行されます。
購入後、3か月以内にカルティエブティックに結婚指輪と品質保証書を持参の上、刻印を依頼すると無料で刻印が出来ます。(3か月以降になると有料になります。)
刻印の字体や書体も数種類から選べます。刻印に要する期間はだいたい3週間から1か月です。
カルティエの結婚指輪は基本的に、外周にデザインのないものは±2サイズの範囲でサイズ直し出来るものもありますが、外周にデザインがあるものはサイズ直し出来ません。
サイズ直しの費用は新しい結婚指輪を買うぐらいかかるケースが多いです。
結婚指輪は一生使うものですから、その間に指のサイズが変わってくる事もあります。
年齢を重ねると、指の関節部分が太くなる事が非常に多いですから、そういった事を考慮に入れて今のサイズより少しだけ余裕を持ったサイズを選ばれるのもいいと思います。
愛するパートナーと共に着ける、愛の証の結婚指輪。
さまざまな苦楽を過ごす人生に寄り添ってくれる結婚指輪はロマンティックなストーリーが込められたカルティエを選んでみてはいかがでしょうか。
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