ハイクオリティなセンスとデザイン性が魅力のティファニー。
そんなティファニーとロレックスのコラボモデルが存在するのをご存じでしょうか。
正式なコラボだったかどうかは明らかになっていませんが、1950年代~90年代の間にのみ製造された超激レアモデルです。
ロレックスが今程地名度の大きくなかった頃にコラボしたのではないかという説もありますが詳細は謎に包まれています。
本記事ではそんなロレックス×ティファニーコラボモデルについて定価や現在の価格、新作発売の可能性などについてまとめています。
ロレックス好き・ティファニー好きの方はぜひ参考にしてみてください。
PR
引用:https://reclo.jp/item/detail/13220?soldout=1
世界屈指の高級ブランドロレックスとティファニーのコラボレーションモデル。
時計好きの間では「ティファニーのダブルネーム」ともいわれています。
ティファニー社がロレックスの時計を買い入れ、文字盤に「TIFFANY&Co.」のネームを印字して販売していたのです。
ロレックスのダブルネームはティファニー以外に、コメックスやカルティエなどでも存在します。
ティファニーのダブルネームは、ロレックスの中でも1番代表的なモデルで、ファンの間でも人気の高いモデルです。
本モデルは1950年代にアメリカで誕生して以降、1990年代までの約40年間に渡り販売されました。
コラボモデルが販売された背景にはティファニー社の歴史も大きく関与しています。
今では高級ジュエリーブランドとして認知されているティファニーですが、ブランド創業当初は時計の製造も手掛けていました。
あまり知られていませんが、ティファニーはかなり老舗の時計メーカーでもあったのです。
ロレックスのダブルネームだけでなく、ティファニー社が自社製造して誕生した個体も存在します。
ところが、ティファニーの時計の歴史は長くは続かず、20年程で幕を閉じることとなります。
スイスの高級腕時計ブランドであるパテックフィリップに工場を買収されたのがきっかけでした。
ただ、時計の自社製造が終了しただけで、時計の販売は依然続ける意志を示していました。
そんな状況下でティファニーが新たに手を出したのが「他社の時計を販売すること」だったわけです。
つまり、ティファニー×ロレックスコラボモデルの誕生にはティファニーの歴史も大きく関与しているといえます。
ロレックス×ティファニーダブルネームの特徴と魅力は以下4つにあります。
それぞれ解説します。
ロレックス×ティファニーダブルネームは市場では滅多にお目にかかることのできない希少アイテムです。
販売期間は約40年と長いように見えますが、現在は製造されていないかつ、製造された個体数も少ないため個体数はかなり少ないのです。
最近はロレックスの急速な需要拡大に伴い、さらに入手困難な状況となりました。
その希少性故、偽物も数多く出回っているといわれています。
オークション等では、ティファニーダブルネームと称して販売されたロレックスが多数出品されてはいますが、ほとんどが偽物と考えた方がいいでしょう。
本物のティファニーダブルネームは信頼できる店舗でしか販売されないと考えた方が安全です。
ティファニーダブルネームは、個体数こそ少ないですが、ロレックスの様々なモデルで存在します。
種類が多岐にわたる上に、文字盤や印字されたネームカラーの組み合わせ次第によって印象がガラリと変わります。
中でも一際レアだといわれているのがスポーツモデルと黒文字盤に白のネームが印字された個体です。
上記は本物モデルの存在数でいうと数える程しか存在しない可能性も示唆されています。
本物モデルの製造は1990年代初頭で終了していますので、状態の良い個体を見つけるのはかなり困難といえるでしょう。
ティファニーダブルネームは特別感のある付属品も大きな魅力の1つです。
通常のロレックスはグリーンのボックスに同梱されていますが、ティファニーダブルネームのボックスは鮮やかなターコイズブルーです。
付属品が全て揃った個体は現在ではほとんど確認できないといわれています。
文字盤に印字された「TIFFANY&Co.」のネームはレッド、ホワイト、ゴールドなど様々存在します。
ネームのカラー次第で印象がガラリと変わりますので、購入者の頭を悩ませるポイントともなっています。
とはいえ、モデル自体が超希少なので、お目にかかることがあればカラー関係なく購入したいところですね。
引用:https://www.kame-kichi.com/items/60244
ロレックス×ティファニーダブルネームの定価については不明です。
ロレックスの通常モデルに比べると高値だったという情報もあります。
現在は中古市場でしか出回らない状況で、相場はおおよそ300万円程度で取引されることが多いようです。
ただ、デイトジャストやサブマリーナなどモデル種類は多岐に渡るので、個体毎の価格差は大きくなっています。
現状ロレックスで最も入手難度の高いデイトナのダブルネームに関しては600~700万円程の価格で取引されたという話もあります。
引用:https://www.kame-kichi.com/items/60244
非常に華やかなデザインが魅力のティファニーダブルネームですが、購入する際は慎重に見極めましょう。
ティファニーのブランド名が刻まれていたからと言って確実に本物という保証はありません。
むしろ本物モデルの方が珍しいといわれるレベルですので、信頼できる店舗以外で見つけた場合はほぼ偽物と考えていいでしょう。
ダブルネームの真贋鑑定はロレックス社でも行っていません。
そのため、本物か偽物か見極めるのは一流の鑑定士ですら苦戦を強いられる状況となっています。
ロレックス×ティファニーコラボモデルが本物かどうか見極める手段は現状ないと考えた方がいいでしょう。
確実に本物かどうか見分ける場合、ロレックス社かティファニー社に問い合わせ、「アーカイブ」を確認してもらうしかありません。
ロレックス社もティファニー社も世界が誇る一流ブランドですから、アーカイブを残していないわけがありません。
そのため、アーカイブを確認できれば、確実に本物である証拠とすることができます。
しかし、問い合わせて了承してもらえる可能性は低いですし、購入する店舗にお願いしてもそこまでの確認をしてもらえるとは限りません。
以上のことを踏まえると、公式からアーカイブを確認するのも現実的な手段ではないことが分かるはずです。
ただ、販売店側も偽物を売れば相応の責任が伴うことは理解して販売しているはずですので、確実に本物だと分かる証拠が欲しい場合は、販売店を通して公式のアーカイブを確認してもらうのもありでしょう。
引用:https://aucview.com/yahoo/j1053966662/
ロレックス×ティファニーコラボモデルは製造終了しているため、正規店で購入することはできません。
そのため、購入するのであれば中古市場で探す必要があります。
偽物モデルも多数出回っている状況ですので、オークションやフリマサイトでの購入は控えた方がいいでしょう。
かといって買取業者で購入すれば安心というわけでもありません。
本物か偽物か見分けるのはプロの鑑定士でも難しいといわれていますので、販売実績の乏しい店舗での購入も控えた方がいいでしょう。
付属品の中でも保証書が紛失しているアイテムは本物と実証する証拠に欠けますので、購入しないのが無難です。
また、購入後万が一偽物だった場合の返金保証があるかどうかも確認しておくといいでしょう。
良識のある販売店であれば、偽物を販売することのないよう細心の注意を払っているはずですので、万が一偽物だったことが発覚すれば相応の対応をしてくれる可能性が高いからです。
偽物が多数出回っているからこそ、購入前に入念な注意を払いましょう。
引用:https://www.fromjapan.co.jp/
ティファニーダブルネームの新作が出るのを待ちわびている方も多いのではないでしょうか。
しかし、残念ながら現時点でロレックスもティファニーからもコラボ情報は出ていませんし、今後新たな新作が登場する可能性も極めて低いと考えられます。
主な理由は下記2つです。
元々ロレックスは他ブランドとのコラボに保守的な姿勢を示すブランドです。
ブランド立ち上げ当初は知名度アップのためにコラボしていたという話もありますが、公式からは一切発表されていません。
今後新作が登場しないと考えられる1番の決め手は、ティファニー社との契約が切れていることです。
ティファニーダブルネームが製造終了となった1990年代初頭でロレックス社とティファニー社は契約を終了したといわれています。
以上のことから今後よっぽど何か大きなことがない限り、ロレックス×ティファニーダブルネームの新作が登場する可能性は低いでしょう。
引用:https://www.ribero-watch.com/products/detail/3797
ロレックスもティファニーも有名人や芸能人御用達の高級ブランドです。
金銭的にも余裕のある有名人ならティファニーのダブルネームを持っている方がいらっしゃってもおかしくないでしょう。
ただ、現時点でダブルネームを保有している有名人は明らかになっていません。
極めて希少性の高いアイテムですから、有名人の方々も目に着けてはいるはずですが、それだけ購入が難しいということなのでしょう。
引用:https://www.kame-kichi.com/items/60244
本記事では、ロレックス×ティファニーコラボモデル(ダブルネーム)について詳しく解説させていただきました。
要点をまとめると下記の通りです。
高級腕時計業界、高級ジュエリー業界それぞれのトップクラスに君臨する両ブランドのコラボは今では夢のような話ですが、誕生当初に少数だけ製造されています。
現在は製造されていないため、人気や入手難易度は年々高まり続けている状況です。
各個体によってモデルやネームカラーが異なりますので、1本1本が激レアアイテムと考えて間違いありません。
今後中古市場でお目にかかることがあれば何としても購入したい1本ですね。
偽物モデルも多数出回っていますので、購入する際は信頼できる店舗以外では買わないようにしましょう。
この記事が役にたてばシェアして下さいpublic
Comment