「レトロでありながらモダン。クラシックでありながらファッション」そんな洗練された女性のためのジュエリーを数多く生み出してきたアガットは、日本のアクセサリー・ジュエリーブランドです。
1990年に東京・青山骨董通りに1号店が開店して以来、トレンドの最先端を追い求めるデザインと他にはなかなか見られない凝った素材づかいを特徴としてきました。アガットはレディースウォッチも展開しており、ジュエリーと同じように現代の女性たちの装いに輝きを添えています。
アガットの時計の価格帯は4万円~11万円台と、予算や気分に合わせたラインナップを用意しています。アンティーク調の革ベルトのウォッチや、パールやダイヤモンドをあしらったきらびやかなウォッチなど、シーンやファッションに合わせて何本もそろえたくなりますよね。
もしアガットの時計が壊れてしまったり動かなくなってしまったときは、どうすればいいでしょうか?新しい1本を買いなおすこともできますが、アガットの時計は宝石のように美しく、時計好きの方やジュエリー好きの方は特に、1本1本を大切に長く使いたい気持ちになると思います。修理やお手入れをしながら、アガットの時計といっしょに思い出を積み上げていくことができます。
「アガットの時計の電池はどれくらいもつの?電池が切れたらどうすればいい?」「アガットの時計を修理したいときは、どこに依頼すればいいの?」
この記事では、アガットの時計修理にかかる費用の相場や、修理を依頼する方法を解説します。アガットの時計の修理が必要なシーンが出てきたとき、アガットの時計の修理を考えているというときに、ぜひ参考にしてみてください。
アガットの時計が必要となるのはどんなシーンでしょうか?時計の針が動かなくなってしまった、ガラス(風防)にヒビが入ってしまった、ベルトが壊れてしまった……さまざまなシーンがあると思います。
アガットの時計の修理を行う場合、公式オンラインサイトに依頼を出す方法と、アガットの実店舗に時計を持ち込む方法、また時計修理の専門店に修理してもらう方法などがあります。
それぞれの修理依頼については後ほど詳しく解説いたします。まずここでは、修理が必要となるケースと、それぞれの費用相場を合わせて見てみましょう。
「アガットの時計の針が止まっているみたい?」そんなときは、電池切れの可能性が最初に思い浮かびますね。
アガットの時計は、購入時はモニター用電池が入っています。モニター用電池の寿命による電池交換は、お買い上げ日から1年間無償で行ってくれます。その際は、購入時に渡される販売証明書と、納品書またはレシートが必要となりますので、購入時に受け取ったら大切に保管しておきましょう。
電池切れの場合は、1,000円~3,000円とされています。
「電池にはまだ寿命が来ていないみたい。でもどうしてか針が動かない……」そんなときは、時計の内部が破損したり汚れていたりするかもしれません。
時計の内部を点検し、必要な修理を施す作業を「オーバーホール」と呼びます。長年の使用でオイル劣化や汚れがあると電池の持続年数は短くなることもります。部品に破損が起こっているときは、交換用の新しい部品を購入することになります。オーバーホールを行うと、点検費用と破損した部品の交換費用の両方がかかります。
一般的な時計修理店でのオーバーホールの費用相場は、15,000~25,000円ほどです。
オーバーホールでの点検費用、修理費用などは店舗によって異なりますので、お店に事前に問い合わせるといいでしょう。
クォーツ時計であれば5~6年に一度くらいの頻度で定期的なオーバーホールを行うことをおすすめします。
「時計の風防(ガラス)がヒビ割れてしまったみたい」そんなときはガラスの交換が必要になります。「目立たないヒビだし、時計を見るのには支障がないから、そのままにしておいてもいいかな」と考えて放置してしまうと、時計の内部まで壊れてしまう恐れがあります。なぜそんなことが起こるのでしょうか?
ガラスにヒビや割れがあると、その隙間から汚れや湿気が入りこんだり、ガラスの破片がムーブメント内部に入ったりと、より大きな故障につながる原因になります。
一般的なガラス交換の費用は、アクリル風防が6,000円~、ミネラルガラスが10,000円~が相場です。
ストラップベルトの交換、バックル部分の破損修理、ブレスレットベルトのコマ詰め・コマ足し、クリーニングなどは、ベルト修理になります。時計のベルト修理の費用相場は、下記の通りです。
アガットの修理する場合、アガットの実店舗に時計を持ち込む方法がもっとも簡便です。近くにアガットの店舗がないという方は、公式サイトやお客様相談室フリーコールから連絡をする方法もあります。
また、近くに時計修理の専門店があれば、そこに持ち込むのもおすすめです。それぞれの修理方法の特徴についてご説明します。
アガットで購入した商品の修理は、アガットの各店舗で受け付けています。また、公式オンラインショップで購入した時計についても、実店舗に持ち込めば修理の相談にのってもらえます。
時計を購入したときに「販売証明書」を渡されていると思いますので、修理を依頼したい商品と一緒に持ち込みましょう。なお、破損の状態や品物によっては修理してもらえないことがあります。
修理の費用や期間は、商品を実際に見て破損の状態や内容などをチェックしてから決定されます。修理期間は必要な部材や修理内容によって異なりますが、平均1カ月~1.5カ月ほどかかると考えてよいでしょう。お盆や年末年始、長期休暇のシーズンは通常よりも日にちがかかる可能性があります。
なお、空港内免税エリアにあるアガットの店舗では修理してもらえないので、気をつけましょう。
アガットの販売証明書をなくしてしまった場合、修理ができるかどうか気になる方も多いでしょう。
結論から言えば、販売証明書がなくても修理を依頼することは可能です。販売証明書は保証書の役割を担う書類で、通常使用での不具合が発生した際に、無料でメンテナンスを受けるために必要な書類です。購入時の販売証明書があれば、購入日から1年間は無料で修理を受けることができます。販売証明書がない場合や、1年間の無料修理期間が終わったあとは、有料で修理をしてもらうことができます。
「近くにアガットの実店舗がない」という場合は、配送で修理をお願いしてみましょう。「お客様相談室フリーコール」に電話をかけて修理について相談できます。配送にかかわる料金は片道分が自分の負担になります。
注意が必要なのは、海外からの修理依頼を受けることができない点です。ただし、修理が終わった商品の受け取りに、実店舗に来店することができる場合や、仕上がり品を送付してよい国内の配送先がある場合は受け付けています。詳しくは相談してみましょう。
アガットの時計は、時計修理店に修理してもらうこともできます。時計修理店には、個人経営の小さなお店、全国展開している巨大企業など、さまざまなタイプがあります。
「実店舗に持ち込めば修理してもらえるのに、わざわざ時計修理の専門店に依頼する必要はあるの?」そう思われる方もいるかもしれません。時計修理の専門店が持っている独自の強みについてご説明します。
ひとつは、修理価格が比較的安くおさえられること。もうひとつは、修理のしあがりがスピーディーで、また時計を使い始められるまでが早いこと。家の近くのお店にお願いすれば、受け取りも簡単ですよね。さらに、優良な時計修理専門店を見つけることができれば、時計修理のエキスパートがメンテナンスや点検などを行ってくれるため、ぴかぴかの新品同様の仕上がりで時計が返ってくるということもあります。
デメリットとしては、実際に依頼してみるまで、優良なお店かどうかの見極めがむずかしいことです。ある程度、口コミや評判を聞いて判断することはできます。あとは、自分とお店の相性や雰囲気も大切にしたいですよね。
もし技術力やサービスの質・内容などがあまり良質ではないお店に依頼してしまったときはどうなるのでしょうか?たとえば、電池切れなのに別の部品を交換されて、価格に上乗せされてしまったり、繊細な時計の内部機構を適当に扱われて、とりかえしのつかない故障につながってしまったり……さまざまな不具合が考えられます。こうならないためにも、技術力があり、良心的なサービスを提供している修理専門店を見つけることが大切です。
優良な時計修理店は、下記のような特徴があります。
優良な時計修理店として、今回はクラフトワーカーズというサイトをご紹介したいと思います。全国から優秀な時計職人を選び、直接本人と交渉したうえで、信頼と納得ができるスペシャリストだけを紹介するサイトです。
クラフトワーカーズでの依頼の流れは、まず全ての時計職人から一括見積りを提出してもらいます。そして見積もりや納期、職人のプロフィールなどを見比べて、自ら依頼したい時計職人を指名します。しっかりと自分で選んだ時計職人に修理をお願いすることができるので、安心ですね。
紹介している技能士の修理担当歴、取得している資格、所属会社などまで公開しているので信頼性が高いのも特長。
安心して時計修理を依頼したい方は合わせて参考にしてみてください。
以下の記事では時計修理専門店とは何か、どのくらいの料金で修理を行ってもらえるのかなど、まとめていますので合わせて参考にしてみてください。
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