トリワはスウェーデン ストックホルムにて、双子の兄弟 Herald、 Didrikと友人のTobias、Ludvigの4人組が始めたウォッチブランドです。ブランド名は”Transforming the Industry of Watches”の頭文字をとったもので、これまで古い慣習やステータスにとらわれすぎていた時計業界に新風を吹き込むことを志して名づけられました。
トリワの時計はファッションにとりいれやすい、自由でコンテンポラリーなデザインが特徴です。1万円台から買えて、高価格帯で5万円前後なので、「時計が動かなくなったら、わざわざ修理しなで買い替えてしまえばいいのでは」と思うときがが出てくるかもしれません。ですが、時計は「時を刻む」という性質ゆえに、人生のさまざまなシーンで「ともに過ごす」アイテムでもあります。思い出が詰まった大切な一本は、修理しながら長く使いたくなることでしょう。
「トリワの時計を修理に出したい。どこに依頼しよう?」「トリワの時計が電池切れかもしれないのだけど、どうやったら電池の入れ替えができる?」
トリワの時計の修理が必要になるのはどんなときでしょうか?また、修理したいときはどのようにすればいいのでしょうか?この記事では、トリワの時計修理の相場や、修理を依頼する方法を解説します。
トリワの時計を使用していると、修理が必要となる場面が出てくることがあります。
トリワの時計は公式オンラインショップ、トリワ専門店、各セレクトショップ、そしてネット通販で買うことができます。どこで買ったかによって修理依頼先が異なるので、これからそれぞれの依頼方法を確認していきます。
その前にまず、どんなときに修理してもらう必要があるのか?や、修理を受ける時の費用の相場をご説明しますす。
「時計の針が動いてないみたいだ」そんなとき、まず電池切れの可能性を考えてみましょう。
トリワの時計の電池寿命は、2~3年程度といわれています。ただ、購入後に電池交換をしてもらうことを前提に、やや寿命の短めな電池が入っていることもあります。その場合はもっと短い期間で電池切れが起きるでしょう。
また、気温や湿度、圧力といった外的環境が要因となって、電池の消耗が早くなることがしばしばあります。
電池切れの場合の修理費相場は、1,000円~3,000円とされています。
時計の電池切れではないのに動かなくなってしまった、動作がおかしくなってしまった。そんなときは時計の内部が破損したり汚れていたりするかもしれません。長年の使用でオイル劣化や汚れがあると電池の持続年数はが短くなることもあります。
時計の内部を点検し、必要な修理を施す作業を「オーバーホール」といいます。部品に破損が起こっているときは、交換用の新しい部品を購入する必要があります。
オーバーホールを行うと、点検費用と破損した部品の交換費用の両方がかかります。
一般的な時計修理店でのオーバーホールの費用相場は、15,000~25,000円ほどです。
なお、オーバーホールでの点検・修理にかかる費用や内容は店舗によって異なりますので、事前にお店へ問い合わせることをおすすめします。
クォーツ時計であれば、5~6年に一度くらいの頻度で定期的なオーバーホールを行うことが理想的です。
時計の風防(ガラス)にヒビや割れが生じたときは、早めにガラスの修理を行いましょう。
風防に破損があると、そこから汚れや湿気が入りこんだり、ガラスの破片がムーブメント内部に入ったりして、オーバーホールなどを行っても修理できないような大きな故障にもつながります。
一般的なガラス交換の費用は、アクリル風防が6,000円~、ミネラルガラスが10,000円~が相場です。
長年時計を使っていると、ストラップベルトやブレスレットベルトにも経年劣化や汚れ、破損が出てくることがあります。
ベルト交換、バックル部分の破損修理、ブレスレットベルトのコマ詰め・コマ足し、クリーニングなども修理に出してみましょう。一般的なベルト修理の内容と価格は下記の通りです。
トリワの時計は公式オンラインショップやトリワ専門店のほか、一般的なセレクトショップやネット通販でも購入できます。修理する場合は、買ったところに応じて修理依頼先が異なります。
中にはメーカーに依頼できるケースもありますが、購入店がどこかに関わらず利用できる時計修理の専門店もあります。それぞれの修理方法の特徴と、メリット・デメリットを確認していきましょう。
トリワの公式サイトのよくある質問に「修理に出すにはどうすればよいですか?」に対する回答があります。購入した「正規販売代理店」、または公式サイトから依頼できる「修理センター」で修理に出せます。
また、「保証書をお持ちの場合は、ご購入店に修理品を出す際にはご提示いただき、当社「修理センター」に送る際には同梱くださいませ。」という注意書きもあります。
公式サイトの「修理センター」とは、「NORDIC FEELING REPAIR(ノルディックフィーリングリペア)」からアクセスできる修理専門部署です。こちらは、トリワの日本総輸入代理店であるアイ・ネクストジーイーが運営しています。メーカー専用パーツをそろえ、専任の技術者が修理を担当してくれます。
「修理センター」に依頼する場合は、時計を郵送する必要があります。オンラインで申し込みをしたあと、時計郵送用のリペアキットを送ってもらうかどうかを選べます。時計の郵送はポスト投函あるいは配送業者への依頼のどちらでも可。修理内容と価格、納期の見積もり書を送ってもらい、OKなら修理がスタートします。費用の支払いは修理品が戻ってくる際に行います。
「修理センター」との時計現物のやり取りに、「リペアキット」を使う方法があります。修理依頼を出した後にもらえるもので、時計の現物、保証書(お持ちの場合)、修理依頼書を同梱して送りましょう。
リペアキットを使わない方法もあります。ご自分で用意した梱包材に、時計の現物、保証書(お持ちの場合)、メモに申し込み日を記載したものを同梱して郵送してください。
トリワ専門店や「修理センター」で修理を依頼する場合、保証書がお手元にある方は、必ず時計と一緒に提出するようにしましょう。保証期間内であれば無料で修理を受けられることが多いです。
保証書に店名印とお買い上げ日の記載が無いものは基本的に有償修理となります。なお、保証期間が過ぎてしまっている場合でも、保証書も同梱するようにしてくださいね。保証期限が切れていたり保証書がなかったりしても、修理を依頼することは可能です。
東京・表参道のNORDIC FEELING OMOTESANDO GALLERYの2階には、日本唯一のTRIWA専門店“TRIWA SHOP OMOTESANDO”があります。また、東京都、大阪府、愛媛県には正規販売店がありますし、ノルディックフィーリングのお店も東京を中心に福岡県、愛知県にも展開しています。
こうしたトリワ取り扱い店で購入した場合は、購入店舗に修理を依頼しましょう。
また、腕時計のセレクトショップで購入した場合も同様に、購入店舗に修理依頼をします。ただし、店舗によっては修理を受け付けていないケースがありますので、事前にお店に問い合わせてみてください。
どこで購入したかに関係なく、誰でも簡単に時計修理を依頼できる方法があります。それが時計修理の専門店です。時計修理店には、地元の住民を中心に利用され、愛されている個人経営のお店から、オンラインで全国各地の依頼を受けている大手まで、千差万別のタイプがあります。
時計修理の専門店に依頼することのメリットはいくつかあります。ひとつは修理にかかる費用を比較的お安くおさえることができること。もうひとつは、修理期間が短いこと。早く時計をまた使い始めることができるでしょう。そして、すぐれた時計修理専門店には、腕利きの時計職人が在籍しているため、メンテナンスや点検などにきめ細かくプロの目を光らせてくれます。
デメリットとしては、技術力やサービスの内容や質がお店によってばらつきがあることが挙げられます。技術力がない店舗に依頼してしまうと、電池切れなのに別の部品を取り替えられてしまったり、最悪の場合さらに時計の状態が悪くなってしまったりといったことが発生してしまいます。
良心的な価格で質のいいサービスを提供しているお店と出会えることが肝心ですね。
優良な時計修理店は、下記のような特徴があります。
「すぐれた時計修理店はどうやって見つければいいの?」こうしたお悩みを持っている読者の方におすすめなのが、「クラフトワーカーズ」という時計修理専門サイトです。全国の優秀な時計職人を厳選し、一人一人と交渉したうえで信頼できるスペシャリストだけを紹介。修理依頼の流れとしては、依頼を出すとすべての時計職人から見積もり書を提出してもらえます。見積もりを比較してから修理修理の依頼を出すことができるので、料金や納期を比較し決める事ができて安心です。
紹介している技能士の修理担当歴、取得している資格、所属会社などまで公開しているので信頼性が高いのも特長。
安心して時計修理を依頼したい方は合わせて参考にしてみてください。
以下の記事では時計修理専門店とは何か、どのくらいの料金で修理を行ってもらえるのかなど、まとめていますので合わせて参考にしてみてください。
この記事が役にたてばシェアして下さいpublic
Comment