オーバーホールに出した事が無いと、どのくらいの金額がかかるか分かりません。
調べると10万円くらいかかってしまう人もいれば、3万円くらいで済む人もいます。
値段が変わる理由は三つ有ります。
この3つでオーバーホールがいくらなのか決まってきます。
オーバーホールの依頼先はいくつか有りますが安く済ませたいのであればデパートや百貨店にある時計屋に依頼しない方が良いでしょう。
百貨店でオーバーホールの依頼をしても実際には、そこに技術者が居る訳ではないので時計はメーカーのサポートセンターに送られます。
デパートでは受付料金として中間マージンを支払う事が多いの正規でオーバーホールをしたい場合はメーカーに直接送った方が1割前後、安いです。
メーカーでオーバーホールした場合ザックリですがこのような値段になります。
ブランド | 機械式特殊高級ライン | クォーツ式クロノグラフ以外 |
---|---|---|
ロレックス | 84,000円 | 40,000円 |
オメガ | 100,000円 | 31,000円 |
カルティエ | 240,000円 | 42,390円 |
IWC | 86,000円 | 53,000円 |
ブライトリング(正規品) | 57,500円 | 37,500円 |
ブライトリング(並行・中古品) | 115,000円 | 75,000円 |
タグホイヤー(クラブ加入時) | 75,600円 | 42,400円 |
タグホイヤー(並行・中古品) | 113,400円 | 48,600円 |
この金額はオーバーホールのみの金額になります。
劣化している交換パーツが有る場合はその都度料金が加算されます。
オーバーホールは分解して洗浄して組み立てる作業になりますので、複雑なモデルの方が技術力も必用ですし作業量も増えるので高額になります。 クォーツ式(電池式)よりもオートマチック(自動巻)の方が技術力が必用なため金額が高いです。 オートマチックの中でもカレンダーのみの時計よりクロノグラフ式の方がより複雑なので高額になります。 一般的にはこの順に料金が上がっていきます。 アンティークなどの手巻き式時計 おおよそですが1万円から2万円前後で金額が上がっていきます。 ただしアンティークの場合はメーカーで受けたまってもらえない場合もあります。 アンティークの時計をお持ちの方はコチラの記事アンティークの時計のオーバーホールに詳しく纏めてありますので参考にしてみて下さい。 時計の修理やオーバーホールの専門店を利用する事もできます。 時計の修理専門店はメーカーより料金が安いです。 メーカーより高額だったら誰も依頼しないですよね。 オーバーホールを安くすませたいので有れば修理専門店にいらいする事をおすすめします。 修理店といっても色々な時計店が有ります。 趣味から始めたような所もあれば、その技術が認められ修理工房以外にオメガやロンジンなどスウォッチグループジャパンの正規カスタマーサービスとしてオーバーホールを行なってるような所もあります。 依頼側からすると技術力が高いのか低いのかって分かりづらいですが、国が時計の修理をする人の為に国家試験を用意しています。 オーバーホールを行なう修理業者や工房のホームページをよくみると国家試験を持ってる修理技師が携わっている工房には修理技師1級の取得者がオーバーホールを致します。などと記載されていますので、参考にしてみて下さい。 技術力の無い人間にオーバーホールを依頼してしまうと時計に傷が付いて戻ってきたり、洗浄があまく半年後また調子が悪くなってしうなんて事もあります。 オーバーホールや修理は技術職です。ともなった技術のある方に依頼しましょう。 修理店の値段といってもピンからキリまであります。 例えば細かい話ですが見積もり後キャンセルしただけ2,000円の手数料を取るような所も有りますし。送料無料で見積もりをしてくれる店舗も有ります。 オーバーホールの金額もバラバラです。〜15,000円くらい値段が変わってきます。 修理店に依頼する場合は熟練した技術が有り、料金が安い所を探しましょう。 下の金額表の修理業者はおすすめです。 多くの修理店舗やホームページを見てきて私も依頼した事があります。 今まで色々なサイトや店舗で話を聞きましたがコチラはオススメです。 分解、掃除、組み立てと全ての作業を修理技師1級を取得した人間が行なってくれます。 また、消耗部品や劣化してしまい交換しなければいけないパーツもメーカー純正品の物を使ってもらえます。 ロッレクスでなければもっと金額が安いと思います。 見積もりは無料なので、一度自分の時計の状態も知るためにもオーバーホールしてみても良いかと思います。 ↓ 同じメーカーの同じモデルでも傷み具合でオーバーホールの料金は全く変わってきます。 覚えて置いて頂きたいのですが、使い方で時計の傷み方も変わってしまいます。 この傷みと言うのは打つけたり擦ったりといった外観の傷みではなく、錆の進行具合です。 時計の多くはステンレスなので錆びてしまいます。最近はチタン製の時計も有りますが時計の内部ムーブメントは真鍮なので湿気が入ってしまうと中に籠ってしまい錆びてしまいます。 時計の一番の敵は錆です。 時計は手に直接付ける物なので汗や垢がどうしても付いてしまいます。 こういった汚れはリューズ(時間を調節する突起)や裏蓋の隙間、金属ベルトの奥に入り込んでしまいます。 入り込んだ汚れは汗の塩分を含んでいるので、そこから錆びていってしまいます。 例えば錆びたリューズは放っておくと錆が時計内部のムーブメントに進行してしまうので、オーバーホールの際に交換対象のパーツになります。 ロレックスやオメガのリューズを交換すると10,000円前後掛かります。あんなに小さいのに高いんですよね。 その他にもチューブ4,000円、3番車:3,000円、ゴムパッキン3,000円、と交換パーツが増えれば増えるほど金額も上がってしまいます。 オーバーホール30,000円くらだと思っていたのに、あっと言う間に50,000円になってしまいます。 このように時計の状態でオーバーホールの金額が変わってきます。 交換パーツが増える理由は二つあります。 オメガでもロレックスでもセイコーでも公式ホームページ上に、お手入れにの仕方が記載されています。 基本的に書いてある事は同じで使ったら拭く、防水性の高い時計は定期的にブラシで水洗をすると言った事が書かれています。 これだけで汗や垢の汚れは取れて時計の寿命が延びるので今まで使った後ほったらかして居た人は是非実行していって下さい。 特に春夏は汗をかきやすい季節になりますので時計の手入れは大切です。 ムーブメントは歯車で動いているのでオイルがさしてあります。オイルは固い物から柔らかいものとパーツごとに分けてあります。 このオイルが時間とともに蒸発や劣化する事でズムーズに歯車が動かなくなってしまいます。 オイルが劣化や蒸発してスムーズに動いていないという事は、何処かに負荷が掛かた状態で無理矢理動かしている状態です。 無理矢理動かしているとパーツ同士が強く擦れてしまい摩耗が起きてしまいす。 油が切れたドアって「ギーィーギーィー」って音がしますよね。この音は金属と金属が強く擦れ合っている音です。 オイルが切れた時計も同じ事がムーブメントで起きています。ドアは1日に10回ほどしか開け閉めしないと思いますが、時計は24時間フル回転で動いています。 時計は小さいのでギーィーといった音は聞こえませんが、オイルが切れや劣化した時計はパーツを駄目にしてしまうので定期的にオーバーホールをして良い状態を保つ事が大切になるわけです。摩耗されたパーツは交換対象のパーツとなってしまいます。 オーバーホールは何を買ったわけでも無いのにお金を払うので、嫌な気持ちになりますが時計を良い状態で長持ちさせる為には必用で逆にサボる事で余計な金額が掛かってしまいます。 経済的に考えるならサボるより定期的に分解してオイルをさし直した方がよわけです。 こちらの記事では時計のオーバーホール本当におすすめの2つの修理店を紹介していますので参考にしてみて下さい。
↓
クォーツ時計
↓
三針オートマチック
↓
クォーツクロノグラフモデル
↓
オートマチッククロノグラフオーバーホールを行なう場所で大きく金額が変わる
修理店の落とし穴
修理店の値段っていくらなの?
モデル
日本ロレックス
千年堂
オイスターパーペチュアル
43,000円
31,500円
デイジャスト
43,000円
31,500円
デイデイト
55,000円
35,000円
エクスプローラー
43,000円
31,500円
エクスプローラーⅡ
45,000円
33,500円
GMT-マスター
45,000円
33,500円
コスモグラフデイトナ
60,000円
45,000円
時計修理の千年堂
時計の状態でオーバーホール金額が変わる。
交換パーツが高い
なぜ交換パーツが多い人と少ない人がいるのか
自分でできる御手入れメンテナンスをしていないから。
オーバーホールをサボっていた。
この記事が役にたてばシェアして下さいpublic
Comment