ロレックスに傷が付いたショック?それとも気にしない?

カテゴリ:ROLEX/ロレックス

高級ブランドとして有名なロレックス。長年使っていれば思いがけない傷が付いてしまうこともあります。

急いでいる時に落としてしまったり、壁に強くぶつけてしまったりなど。

大切に使っていたアイテムに傷が付いてしまうのは非常にショックですよね。

傷が付かないよう細心の注意を払って使用するのが望ましくはありますが、ついてしまったものは仕方ありません。

また、傷が付いてしまった場合でも正しい方法で対処すればきれいな状態を取り戻すことはできます。

本記事ではロレックスに傷が付いた場合のお手入れ方法や相談しやすい修理業者について詳しく解説していきます。

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大切に取り扱っていたロレックスに傷が付いたショック?

大切に扱っていたロレックスに傷が付いたら非常にショックですよね。

大切な人から譲り受けたものであれば、そのショックは何倍にも膨れ上がるでしょう。

ロレックスとはいえど、長年使っていれば傷が付くのは必然的なことです。

たしかに傷がつくことに抵抗を持つ方が多いですが、一部では傷に愛着を持つ方も存在します。

時計の傷も味だのカッコいいって人もいる

高級ブランドで資産性も高いロレックス。

そんなロレックスの真の魅力は見た目だけでなく「実用的に使える時計」であることです。

傷が付いたからといって使えなくなってしまうわけではありません。

むしろ傷が付いたことで他個体にはない味が出てカッコいいと考える方もいます。

傷が付いた事実を受け入れて前向きに捉えてみるのもいいのではないでしょうか。

ガラスの傷は見えづらい

余程大きな傷でない限り、ロレックスについた傷は見えづらいです。

ロレックスは高級ブランドとだけあって素材の品質もトップクラス。

多少の傷が付いても素材自体の輝きで目立ちにくいのです。

買取に出すことを検討していないのであれば、傷が付いたからといって使えなくなることはありません。

ロレックスの傷を消したい場合は?

ロレックスの傷は研磨を行うことで消すことができます。

研磨とは金属の表面を磨いて傷や錆を失くし、美しい状態にする作業です。

新品に近い状態を取り戻すことができます。

軽い衝撃や経年劣化によってできた傷程度ならほぼ完ぺきに消えるでしょう。

ただ、傷の深さによって金属の研磨ボリュームが変わります。

ロレックスの傷を研磨する方法は下記3通り。

  • ロレックス正規店に依頼する
  • 修理業者に依頼する
  • 自分で研磨する

1つずつ解説します。

ロレックス正規店に依頼する

日本全国各地に存在するロレックス正規店に研磨を依頼することもできます。

今回ご紹介した研磨方法の中では1番安全な方法ですが、費用としてはやや割高です。

お持ちのロレックスを購入した正規販売店もしくはサービスセンターに持ち込んで修理を依頼することができます。

近くに正規店がない場合は郵送でアイテムを発送することもできますが、別途送料や手数料がかかるので安く抑えたい場合は注意しましょう。

オーバーホールのタイミングで研磨も同時に依頼するのもおすすめです。

オーバーホール料金には研磨も含まれるので実質費用負担を抑えることができます。

綺麗な状態で長期間使いたい場合、オーバーホールは必須なので、定期的に実施し研磨も依頼するといいでしょう。

修理業者に依頼する

腕時計専門の修理業者に依頼することもできます。費用負担は正規店で依頼するよりも少なく、1~2万円程度が相場です。

修理業者もロレックスの正規店と同様に全国各地にありますが、職人の技術次第でクオリティにムラがでます。

熟練の職人による研磨なら正規店と遜色ない処置を施してもらえますが、中には技術の低い職人がいる修理業者もあります。

そのような業者は相場よりも遥かに低い金額での募集、もしくは特典として実施している場合が多いです。

修理費用をケチって傷が悪化してしまっては本末転倒です。

熟練の業者に依頼できれば、正規店と同様のクオリティかつスピーディに対応してもらえる方法にはなるので、必ず信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

自分で研磨する

あまりおすすめはしませんが、自分でYouTubeの動画を見ながら自分で研磨することもできます。

自分で研磨できれば業者に依頼するよりも費用負担を安く抑えられます。

研磨に必要なものは耐水ペーパーと金属研磨剤の2つ。

一度やり方を覚えれば好きな時に傷の処置ができるようになるのは大きなメリットといえます。

ただ、専門的な知識のない一般人が職人レベルのクオリティに仕上げるのは至難の業です。

下手をすればロレックス本来の価値を損ねてしまうこともあります。

上記リスクを考慮すると自分で研磨するのは避けた方が無難です。

ロレックスの傷を研磨する際の注意点

傷の深さ次第で研磨の完成度を調整することが大切です。

新品仕上げの場合、金属を削る割合が大きいのでケース痩せが起きてしまいます。

そのため、新品仕上げは最大でも3回が限度となるでしょう。

傷が深ければ深い程、削る部分が多くなりケース痩せが起きやすくなります。

ケース痩せが起これば見た目が貧相になるので、見栄えが悪くなってしまいます。

見栄えだけでなくロレックス特有の防水性が低下してしまえば、ロレックス本来の価値が失われる可能性もあります。

上記リスクを避けるために下記2つの注意点は知っておきましょう。

  • 磨きの技術は職人によって異なる
  • 深い傷は消えない

磨きの技術は職人によって異なる

研磨は専門の業者やサービスセンターに依頼することを推奨します。

自分で研磨すればかえって傷を悪化させてしまう可能性が高いからです。

磨きの技術は職人よって異なります。

研磨は一度でも下手な処置を受けてしまうと取り返しのつかないことになってしまいかねません。

そのため費用が相場よりも遥かに安い業者に依頼するのは避け、専門の業者・職人に依頼するようにしましょう。

深い傷は消えない

できるなら目立つ傷を消したいと考えるかもしれません、深く刻まれた傷を消すことはできません。

研磨はあくまで細かい傷や錆を目立たないようにして綺麗に見せるための手法です。

傷が深いほど目立たない状態にするのは難しくなります。

それでも傷を消したいなら、深く削る必要があるので、ケース痩せの問題が生じます。

ケース痩せは傷以上に避けたい問題です。

傷の深さ次第で研磨を施すか施さないかの判断は一般人には難しいでしょう。

研磨ができるかどうか分からない場合も専門の業者に相談することをおすすめします。

傷の処理後はコーテイング加工もおすすめ

研磨をして傷を消した後は、コーティング加工を実施するのもおすすめです。

コーテイング加工では素材の表面を加工するので、傷が入りにくくなります。

衝撃から守られるだけでなく、抗菌や発色効果も望めます。

研磨と同様、コーティング加工も自分では行わず専門の業者に依頼することを推奨します。

ガラスコーティングで傷の再発を防止

ガラスコーティングはスマホ画面破損防止で使われることが多いですが、腕時計のコーティングでも使われる場面は多いです。

コーティングでガラス質の被膜を作れば酸化や錆対策になるからです。

美しい艶も出るので、新品状態の綺麗な輝きを末永く保ちたいなら絶対に行っておいた方がいいでしょう。

本体だけでなくブレスや裏蓋、クラスプなど全体的にコーティングを施すこともできます。

また時計の錆を生み出す原因として代表的な汗の対策にもなります。

汗による錆の付きやすさは個人差があり、汗っかきの方は比較的錆が付きやすい印象です。

今後傷や錆の防止対策としてガラスコーティングの実施は効果的ですね。

ロレックスにはプラチナや金無垢の時計もあるけど傷つきやすいの?

ロレックスはステンレス素材のものもあれば、プラチナや金無垢など高級素材を使ったアイテムも複数存在します。

プラチナや金無垢はステンレスに比べると比較的傷が付きやすく目立ちやすいので注意が必要です。

ロレックスは素材へのこだわりが凄まじく、他ブランドと比較して耐傷性が圧倒的に高いと言われています。

そのため、傷つきにくいと言われてはいますがロレックスのアイテムよりも硬度の高い素材や強い衝撃が加われば当然傷はつきます。

傷が目立ちやすいプラチナや金無垢を素材としたモデルの場合はより一層注意しましょう。

ロレックスに使われているスーパーステンレススチール904Lは傷つきにくいの?

ロレックスをはじめ、高級腕時計ブランドの多くが素材として採用しているステンレス。

そもそもステンレスとは鉄に一定量以上のクロムを含ませ、錆や腐食に対する耐性をつけた合金素材のことです。

ステンレスだけでもいくつか種類があり、使用用途が異なります。

ロレックスが採用しているのは「スーパーステンレススチール904L」という素材です。

ステンレス史上最高級の素材で耐久性や強度の高さは天下一品級。

別名オイスタースチールとも呼ばれています。

傷つきにくいが錆には注意が必要

ステンレスもプラチナや金と同様に強い衝撃や経年劣化で傷つくことはあります。

錆の発生にも注意が必要です。ステンレスはサビない素材と思っている方も多いですが、実際にはサビないわけではありません。

腕時計は人間の肌に直接密着するものです。

人間の皮脂や汗に触れる機会があれば当然錆びることもあります。

そのため綺麗な状態のまま長く使いたいのであれば、湿気の強い場所での保管や夏場の使用は控えた方がいいでしょう。

ロレックスを傷から守る対処法は?

ロレックスは非常に耐久性の高い素材を使用しているわけですから、雑に扱わない限り綺麗な状態のまま長期間使用することができます。

傷から守るためには下記4つを意識しましょう。

  • 着脱時の落下に注意する
  • 傷つきやすい部位を理解する
  • 日頃のケアを入念に行う
  • 硬いものや金属同士の接触を避ける

1つずつ解説します。

着脱時の落下に注意する

ロレックスに傷が付く原因として最も多いのが、着脱時の落下だと言われています。

ソファーやカーペットの上など柔らかいものに落下すれば衝撃は小さいですが、コンクリートや大理石に落下すれば当然傷つきやすいです。

特に急いでいる時やぼーっとしている時は油断して落としてしまいがちですので、日頃から時計の着脱時は無意識にならないようにしましょう。

傷つきやすい部位を理解する

あらかじめ傷が付きやすい部位を理解しておけば適切な対処ができるので、傷を増やすのを避けることができます。

ロレックスは時計本体よりもベゼルや裏蓋、ブレスレットのクラスプの傷が目立ちやすいです。

置き方が悪ければ部位ごとに接触を起して傷が付くことがあります。

例えば裏蓋とブレスレットのクラスプが接触した状態で置いた場合などです。

またパソコン操作時の着用でクラスプの傷はつきやすいです。

タイピング操作時にクラスプとテーブルが触れて細かい傷がついてしまうこともあります。

絶対に傷をつけたくないなら手元で作業する際は外すことを推奨します。

日頃のケアを入念に行う

使用後は柔らか布で埃や汚れを取るようにしましょう。

小さな汚れも放置していれば傷がつく原因になります。

拭き方にも注意が必要です。

埃がこびりついたりしていれば、つい爪を立てて取ろうとしてしまいがちですが、最悪拭き取り時に傷が付いてしまうこともあります。

汚れを拭き取る際も優しく丁寧に扱うように気をつけましょう。

硬いものや金属同士の接触を避ける

ついついロレックスの腕時計と一緒に金属製のブレスレットを着用することもあるでしょう。

しかし、金属同士の接触は傷が付く原因となります。

綺麗な状態のまま長く使いたいのであれば、別のアクセサリーと同時に使用するのは控えた方がいいです。

また使用後の置き方が悪いと傷がついてしまうこともあります。

腕時計を置く際は床やテーブルに直置きするのではなく、柔らかい布を敷いてその上に置くようにしましょう。

外出時に時計を外す可能性があるなら、日頃からハンカチを持ち歩くように意識しておくのもいいですね。

ロレックスに傷が付くから使わないのはもったいない

アクティブなシーンや夏場など傷や錆が付くリスクの高い日に身に着けるのは避けた方がいいでしょう。

ただ、傷つくのが怖いからといって使わないのはもったいないです。

ロレックスは素材を究極の領域まで極めているため余程のことがない限り、目立った傷が付くことはありません。

それにロレックスは見た目だけでなく機能性も業界最高クラスです。

使用してこそ真の価値が発揮されます。

長期間使って多少の傷が付くのは仕方ないことですが、価値を最大化するなら場所やシーンを見極めておしゃれを楽しみましょう。

まとめ:傷が気になるなら職人に相談してみては?

ロレックスに傷がついてしまっても適切な対処を行えば、消すことはできます。

この時自分で処置をすれば、逆に傷を悪化させるリスクが高く危険です。

そもそもロレックスの素材は耐久性が高く、日頃から丁寧に扱っていれば目立った傷が付くのは避けられます。

アフターケアや適切な保管を徹底することが大切です。

万が一傷が付いてしまった場合は、クラフトワーカーズに相談してみるのもおすすめです。

クラフトワーカーズにはコーティング加工までしてくれる職人が在籍しています。

様々な時計工房の職人に内容を伝えて一括見積もりが可能ですので、困ったときは相談してみてはいかがでしょうか。

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