オメガでもロレックスでもオーバーホールや修理を行なう上で安心なのはメーカーのカスタマーサービスですよね。
自社製品なので知識が豊富で責任をもって修理なりオーバーホールを行なってくれます。
ただメーカーは料金が高いのがネックな所です。
たとへば、カルティエの場合正規メーカーで電池交換すると5,130円、オメガの場合電池交換で4,200円になります。
高いですよね・・・町の時計店でしたら1,000円前後で行なってくれます。
カルティエもオメガも新しい技術を生み出す為の開発費や技術者の育成に莫大な資金がかかります。
また、より多くの人に知ってもらう為にも広告費もかかりますよね。
オーバーホールや修理、電池交換などの収益はこういった所に使われています。
オーバーホールや修理は、何処でも一緒と言う訳では有りませんよね。
熟練した時計技師がいる所も有れば、趣味から始めたような所も有ります。
メーカー純正部品を使ってパーツ交換する所もあれば、代用品で済ます所もあります。
どこでも一緒ではないので修理工房や時計店でオーバーホールをするなら見極めが大切になってきます。
以前神戸では40カ所以上の時計店や修理工房が有りましたが、現在は30店舗ほどに減ってきてしまっています。
全国的にみても中小規模の時計店は大分減ってしまいましたよね。
昔は時計店で専門的にメンテナンスができて定期的に通う人が多かったですが、現在は時計のメンテンスを定期的に行なう人って大分少なくなって来てしまったんではないでしょうか。
時計を持つ人も年々減ってきていますし、スマートウォッチの普及もありますよね。スマートウォッチは家電に入るので時計店では修理はできません。
寂しいですが最近は町の時計店と関わるのは電池交換くらいだと思います。
電池交換も専門的な時計店や修理工房ではなくて、ついでにやってるデパートで用が足りるので町の時計店は仕事が減り食べて行けなくなってきています。その為後継者が継げない状況です。
古くから経営している時計店では機械式時計が最も盛んな時期(70年代)に時計職人として技術を磨いて来た人が多く今でも熟練した技術と知識がある方が多いです。
古い時計屋だな。。ではなく熟練した時計技師がいそうだなって目で是非みてみてください。
私のおすすめの時計修理工房はコチラの記事時計のオーバーホール本当におすすめの2つの修理店に記載していますので参考にしてみて下さい。
神戸でオーバーホールをおこなっている店舗の紹介をします。
1970年に創業された神戸市役所近くにある時計店です。
修理に関しては45年の実績があり現行のロレックス、オメガ、ブルガリ、カルティエ、フランクミュラーなど高級時計の知識からアンティーク時計の修理まで承っています。
神戸市三宮だけも、カミネトアロード、時計倉庫TOKIA、チックタック、と古い所から新しい所まで合わせて大小10件以上時計店が有る中で1970年から運営しているのは確かな技術と知識が有り信頼されているからだと言えます。
ハルナ時計店では修理やオーバーホールをされながら時計を販売も営んでいます。しかし時計はそこまで売れる分けではなく電池交換や修理、オーバーホールで時計店が成り立っているようです。
時計を売った売り上げで運営してるのではなく、修理やオーバーホールで運営している所を見ると、評判が良く安心して依頼できるからだと言えますよね。
オーバーホールの値段はロレックスの自動巻き35,000円から、クロノグラフ48,000円から。オメガの自動巻き28,000円から、クロノグラフ45,000円からと、時計店や修理工房の中では一般的な値段です。
オーバーホールや修理後の保証に関しては記載が無く分かりません。
〒650-0021ウォッチ&メンテナンスは名前のとおり時計の販売と修理やオーバーホールなどのメンテナンスを行なっている時計店です。
ハルナ時計店同様非常に長い時計店で、三ノ宮の高架下で40年以上運営されています。
三ノ宮高架下は160を超えるショップが軒を連ねている商店街で、一店舗一店舗はそこまで大きくはないなか、ディープなところです。
国内外の腕時計から壁掛け時計、置き時計と時計に関する物なら何でもメンテナンスしてくれます。
残念ながらホームページには料金が記載されていないのです。オーバーホールや修理は交換パーツが有った場合と交換パーツが無い場合では値段が異なるので一概に金額の記載が出来ないのだと思います。
気になる方は一度電話で問い合わせてみるとよいかと思います。
〒650-0012創立が1968年とフクザワ非常に長い歴史があります。ジュエリー、ウォッチ、眼鏡の販売を行なっているお店です。
時計の修理やオーバーホールを行なっていますがジュエリーのサイズ直しや磨き直しも行なっています。
時計や眼鏡よりジュエリーメインのお店です。宝飾と時計が一緒に売られてる所ではジュエリー作りの職人さんが時計の修理をする事もあります。
ヒコ水野のように時計のジュエリーを併用してる専門学校もありますよね。
フクザワでもジュエリー職人の方が時計のオーバーホールや修理を行なってるかもしれませんね。
オーバーホールの料金はだいぶアバウトな記載で舶来時計15,000円からと有るだけです。
メーカー事に分けられていないので若干不安になりますね。
依頼する前に一度電話で確認した方が良いかと思います。
〒655-0027アンティークの機械式時計を専門にした時計店です。
1800年から1980年までの時計を自社の時計修理技師が修理を行い販売しています。
自社に時計修理技師がいるで、一般の修理やオーバーホールも承れますよね。
アンティークの時計はメーカーでオーバーホールや修理が出来ない事が多いです。
その理由は、すでに交換パーツが処分されているからです。
ロレックスでもオメガでも、部品保管期間が決まっています。保管期間を過ぎた部品は処分されてしまうので100年以上前のアンティーク時計はメーカーでも直す事が出来ず修理断れてしまいます。
ロレックスは一生ものの時計と言われますが、メーカーで一生メンテナンスしてくれる分けではないんですね。
スプリングウォッチファクトリーのようにアンティークの修理が出来る時計店は旋盤を所有していて各種部品作製をおこなうことができます。
神戸でアンティークの時計の修理やオーバーホールをするのであればスプリングウォッチファクトリーが一番詳しいかと思います。
〒650-0024どの店舗も歴史が有り熟練した職人の方がいそうですよね。
オーバーホールは分解、洗浄、注油、組み上げ、調整と繊細な作業です。未熟な人が行なうと、洗浄があまかったりピンセットで針に傷をつけられるって事もあります。
また、パーツ交換のさいメーカー純正部品では無い物を使って交換をしてしまう所も有ります。
依頼する前に純正部品を使ってもらえるのか、時計修理技士の資格をもった方はいるのかを確認しましょう。
冒頭でも紹介しましたがコチラの記事時計のオーバーホール本当におすすめの2つの修理店では純正部品を使い国家試験1級を取得した方が時計の分解を行なってくれます。参考にしてみて下さい。
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