高知県には時計のオーバーホールを行うところがいくつかありますが、どこでも良いって事ではありませんよね。
機械式時計はシンプルな物でも100以上の部品で成り立っていてクロノグラフになると、その3倍ちかくのパーツで構成されています。
オーバーホールでは、これらのパーツをバラバラに分解して綺麗に洗浄し、専用の油をさしながら再度組み直す技術的高度な作業です。
分解された部品が一つでも欠けると不具合を起こしますし、調整が悪いと遅れ、または進みがちの時計になってしまいます。
これら分解掃除は人間の手で行う作業になるので技量が高い修理技師の方もいれば、そうでない人もいます。
できるだけトラブルを避けるためにも、技量が高い修理技師を探し以来する事をおすすめします。
高知県には修理専門店の他にも大丸やイオンモールの中にTiCTAC(チックタック)や、ザ・クロックハウスといった大手時計店が入っていて、そこでオーバーホールの以来も受けてくれます。
私たち依頼側は色々な選択ができますが何処の修理店が技術や知識があるのか分かりずらいですよね。
ホームページが綺麗に作ってあっても、作業は大ざっぱかもしれません。
個人的には時計の修理試験を合格した人に依頼するのは一つの目安になると思います。
時計修理の資格を持っていないと技量が無いのかというと、そうでは無いと思いますが、一つの目安として国家試験やCMWの称号を持った人に以来する事は良い選択だと思います。
時計の修理を行う人の為に日本では時計修理技師という国家試験や、公認上級時計師のCMWという物が用意されています。
しかし、これらの試験は任意のため合格していなくても、時計の修理を行う事ができます。
車のオーバーホールの場合は命に関わる事なので、自動車整備士という国家試験に合格した人でしかエンジンの分解点検ができません、しかし時計の修理やオーバーホールは資格が無くても作業を行う事ができます。
大げさに言ってしまうと趣味上がりの人が時計の分解をしていても、おかしくは無いという事です。
国家試験や、公認上級時計師の試験は任意の試験ですが、合格している方は学科及び実技試験に受かった人という事がわかります。 以来側も相手がどういう人なのかわかる分、安心できますよね。
ちなみに時計修理技師は3級から1級まであり1級が上級技能者と位置付けされています。CMW公認上級時計師は時計職人最高峰と言われいます。
とくに決まった場所が無く何処にオーバーホールの以来したら良いか分からない場合は資格や称号を手がかりにする事をおすすめします。
高知県で時計のオーバーホールや修理を行なっている修理専門店や時計店をまとめました。
メーカーでオーバーホールの見積もりを出したけど価格が高くて悩んでる方や、古い時計のためメーカーでは部品保有期間が過ぎてしまい、修理や劣化したパーツの交換ができずメンテンスを断られた方でも修理専門店や時計店であれば対応してくれる事があります。
是非参考にしてみてください。
正美堂は1969年に高知県に創業した時計店です。
会長の川村さんは上で説明しました国家試験1級時計修理技能士です。
1級時計修理技能士の試験を受けるには7年以上の実務経験、又は3級合格後4年の経験、2級合格後2年の試験、この3つのいずれかに当てはまる人間でのみ試験が受ける事できます。
修理専門店のなかには、1年目で機械式時計の分解掃除を行う人もいます。1年で分解掃除をしているのが危険だとは言えませんが、長い経験を積んだ人に分解掃除をしてもらいたいと思う人も多いです。
そういった場合は1級時計修理技能士に以来する事をおすすめします。
正美堂のオーバーホールおおよその料金
修理の場合は正美堂で購入した時計のみ受けています。多店舗で購入した時計の場合は断られてしまいます。
〒780-08412016年に高知県四万十市の天神橋商店街に設立された時計修理専門店です。
設立者の田中さんは、東京の専門学校で時計修理技術の基礎を学び卒業後は時計修理会社で技術を磨きました。
月に150本以上の時計の修理やオーバーホールを行いがら技術や知識を磨き、34歳になった2016年に地元高知県に戻りケイウォッチワークスを設立させています。
設立者の田中さんは国家試験1級時計修理技能士の資格を持っています。
ケイウォッチワークスのオーバーホールおおよその料金
日本製 | 外国製 |
---|---|
手巻き式15,000円から | 手巻き式18,000円から |
機械式15,000円から | 機械式20,000円から |
劣化や破損の部品がある場合はプラス部品代となります。
住所:高知県四万十市中村天神橋24中村時計店は1965年に高知県南国市に設立された時計店です。
中村時計店のご主人はCMWの称号を持った時計職人で、息子さんも国家試験1級時計修理技能士になります。
1998年に店舗2階に時計博物館をリニューアルして現在は3000点以上の古時計が展示されています。
腕時計以外にも背丈ほどあるドイツ製のホールクロックや、今では生産していない古いボンボン時計などの展示もされています。
これだけの時計を収集しているのでメンテンスが、とても大変じゃないのかな。っと写真をみていて感じました。
現行品の腕時計の修理は破損した部品を交換をするだけという事が多いのですが、アンティークの腕時計や、古い壁掛け時計は、交換部品自体が残っていないので1から時計修理技師が制作して作らないとメンテンスできない事が多いです。
中村時計店では数多くの古い時計を展示していますし、アンティーク時計の修理も行なっています。
メーカーでは断られてしまった時計の修理も見てくれると思います。
オーバーホールや修理の終了後、手元に届いてからの保証期間は一年間です。
中村時計店機械式時計は複雑な構造を持ち、パーツとパーツは繊細に噛み合って動いています。
誤差が1/100mmも許されないほど精密に設計されています。オーバーホールではこれらを入念な調整を経て組み立てられます。
調整が悪いと遅れや進みの原因になりますので熟練した技術と知識があって初めて分解掃除ができるわけです。
こちらの、記事で紹介している時計修理工房は、時計の修理技師1級の方が全ての時計をメーカーより2,3万円安い金額でオーバーホールを行なっています。
オーバーホール後の品質保証も1年つくのでおすすめです。
是非参考にしてみてください。
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