機械式時計の日付をあわしてはいけない禁止時間は?

カテゴリ:知識・雑学

1ヶ月は30日の日もあれば31日の日もあるので、デイトやデイデイトなどカレンダー付きの時計を使っていれば必ず日付変えて調整することになりますよね。

この調整の際、機械式時計でもクォーツでも禁止されている時間帯がある事はご存知でしょうか?

避けた方が良い時間で日付を変え続けていると、時計の寿命を縮める事になります。

この記事では日付を合わす時に何故禁止されている時間帯があるのか、どんな合わせ方をすると時計にとって良いのか纏めました。

時計を購入した時に店員から聞いた覚えがあるんだけど忘れちゃった、取り扱い説明書が紛失して確認できない。そんな方の参考になればと思ってます。

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禁止時間とは、リアルタイムの時間ではない

アイフォーンのデフォルト時計

稀に勘違いをされる方もいるので前もって書いておきます。禁止時間と聞くと現在の◯◯時にカレンダーを回すといけないのかな!?と思う方もいますが、今現在のリアルタイムのではなく、時計の針が◯◯時を指している時にはカレンダーを回してはいけないと言う事です。

午後8時から午前4時頃が日付変更禁止時間帯

ロレックス機会式時計の日付禁止時間帯

夜の8時から朝の4時頃に針がある時に日付の調整をするのは避けましょう。

時計によっては午後9時から午前4時という場合や午後8時から午前3時のものなどがあります。若干時間によって違いはありますが、大幅に時間帯が変わる事はありません。

どの時計でも5時6時7時であれば安全に日付を変更できます。

時間が決められている理由

日付変更禁止時間

時計のカレンダーは夜8時から朝の4時くらいにかけて、ゆっくりと変わっています。

目でみたかんじ午前0時すぎには日付が変わっていますが、時計内部では夜の8時頃からカレンダー送り車がカレンダーとが、かみ合いはじめて朝の4時くらいに離れていきます。

つまり20時~4時頃まではカレンダーが自然と動いている時間帯です。

この時間帯にリューズを引っ張り日付の早送り機構を使うと、カレンダーを動かす力が二重に加わることになります。

その結果パーツを傷めてたり故障してしまう可能性があります。

少しわかりずらいかもしれませんが、禁止時間にカレンダーを早送りするとパーツが破損やカレンダーが壊れ切り替わりができなくなる可能性がありますので気をつけましょう。

一度禁止時間に日付を変えたからといって、すぐに時計が壊れるといった心配は少ないですが、繰り返し行っていると徐々にパーツが傷んでしまいます。

こちらの記事時計のカレンダーが動かない故障だと思ったら!にもう少し詳しく纏めいています。

どのくらいで壊れてしまうのか

ねじ込み式リューズの閉め方

禁止時間の事を知らずに日付を変えていていたので、心配になってきた。そんな方もいるかと思いますが、どの程度禁止時間に日付を合わせたら壊れるか、これは誰にもわかりません壊れやすいモデルもありますし、1年禁止時間で合わせていても壊れないかもしれないです。

ちなみに上の時計は日付禁止時間を知らずに変更していた時計ですがカレンダーに以上がありません。おそらく禁止時間にも変えてたと思います。

心配になる方もいると思いますが現在時計を使っていて大幅な遅れや進み、日付が変わらない、変な時間に日付が変わるといった不具合がおきていないのであれば問題は無いと思います。

逆に日付が変わらなかったり変な所で変わる場合は、そのまま使い続けるよりメンテンスに出した方が良いでしょう。

不具合がなくても定期的なオーバーホールで、おすすめの修理工房なのでコチラの記事、時計のオーバーホール本当におすすめの2つの修理店も参考にしてみて下さい。

時間を6時付近に合わせて日付変更をしよう

カレンダー付きの時計はパッとみで午後なのか午前なのか分からない場合がありますよね。

午前の10時であれば日付変更をしても良い時間帯ですが、午後10時であれば日付変更が禁止されている時間帯です。

午前か午後か瞬時に判断できないので、日付を変更する場合は6時に合わせる事をおすすめします。

6時であれば午前でも午後でも日付変更禁止時間帯にあてはまる事なくを変更できます。

日付を変える時は禁止時間を外す癖をつけると良いです。

ただし、この時に1日前に日付を合わせる所が肝心です。

6時に針を合わせ、前日にカレンダーを設定する

今日が9日だとしたら、日付変更の時に9日に合わせてしまう人がいますが、前日の8日に合わせてから時間を合わせるところがポイントになります。

何故かと1日前に日付を設定するのかというと、時間を合わせる時に午前か午後が、はっきり分かる為です。

日をまたいでいないのに、日付が変更してしまうて事がありますよね。これは午後と午後を間違えて時計を設定してしまっているためです。

1にち前に日付を合わせた後に時刻を合わせる事で午前が午後なのかハッキリさせる事ができます。

24時間いつでも日付変更ができる時計もある

機械式時計の日付変更禁止時間は、どのメーカーでも問題視されてきました。

夜中であろうが昼間であろうが24時間、日付を変えれた方が便利ですよね。

この問題を解決するため各時計メーカーが改良努力した結果、ロレックス、ブライトリングでは、いつでも日付を変更できるモデルをリリースしました。

ブライトリングCal.B01搭載モデル

ブライトリングの日付禁止時間が無い時計

ブライトリングが5年の費やし2009年に完全自社設計し完成したCal.B01、このキャリバーも24時間日付変更が可能なモデルです。世界で初めてカレンダー禁止時間帯をなくした初めてのムーブメントになります。

Cal.B01はブライトリングの中でも人気の高いナビタイマー1やクロノマット、に搭載されています。

ロレックスCal.3235搭載モデル

ロレックスCal.3235、日付禁止時間が無い時計
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ロレックスでは2017年カレンダー禁止時間帯をなくしたCal.3235をリリースします。

2017年のバーゼルで発表されたデイトジャスト41や、新型シードゥエラー(赤シード)にはCal.3235が搭載されています。

今後24時間日付変更できる新型ムーブメントはブライトリングやロレックス以外からも徐々に開発され増えてくると思います。

機械式時計の日付禁止時間のまとめ

日付変更は毎日おこなう事ではないのですが、日々の積み重ねが故障に繋がってしまう危険があります。

日付禁止時間の他にも、磁気帯びや、クロノグラフ動作中にリセットなど故障・不具合に繋がる事が色々あります。

機械式時計とくに繊細なのでこういったリスクをなるべく0%に近づける為にも、日々の使い方で時計にとって負担がかからない使い方を癖つけておくと良いかと思います

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