電池式のクォーツ時計もオーバーホールは必要?分解掃除を行わないどうなるの?

カテゴリ:お役立ち・サポートケア

腕時計には大きく分けて2種類のあります。

機械式時計とクォーツ時計です。

機会式時計はゼンマイが動力源となっている時計です。

クオーツ式時計は電気が動力源になっている時計です。

一般的なクォーツ腕時計と機械式腕時計を比べると圧倒的にクォーツ時計の方が狂いがなく精度が良いです。

クォーツ腕時計が月に狂う秒数が機械式腕時計では1日で狂ってしますいます。

機械式時計は4、5年に1度必ずオーバーホールが必要となりますが、クォーツ時計も長く使うと考えるなら7〜8年に1度オーバーホールする事をおすすめします。

この記事ではアナログのクォーツ時計は何故オーバーホールが必要なのか、オーバーホールをしないとどうなるのかを纏めましたので参考にしてください。

PR

クォーツ時計とは何?

グランドセイコームーブメント

クォーツと書く人と、クオーツと書く人がいますがどちらとも一緒です。

クォーツは水晶の成分から作られた鉱石の一種です。

クォーツ時計には全て、この水晶が搭載されています。ちなみに人工の水晶です。

水晶は電圧をあてると小刻みに振動します。この振動が規則的に一定リズムであるので正確な1秒という時間を作る事ができます。

ゼンマイで動いている機械式時計も規則的に一定のリズムを作っていますが水晶のリズムほど正確ではありません。そのため精度はクォーツ式時計の方が優秀になります。

ちなみにクォーツは1秒あたり32768振動、機械式時計は1秒あたり6振動から12振動です。

この振動数が多いほど正確な1秒が作れます。

クォーツ時計は、この一定の振動を電気信号に変えて、その信号を回転運動に変えています。このクォーツ式を開発したのは日本のセイコーです。

アナログのクォーツ時計もオーバーホールが必要?

セイコークォーツ時計のオーバーホール


Photos this article:https://timelessluxwatches.com/reviews/not-just-quartz-grand-seiko-9f-movement/

クォーツ時計も機械式時計同様にオーバーホール(分解掃除)は必要になります。

クォーツの場合、1秒をつくる箇所が電気的な回路のため、機械式に比べ油の注油箇所が少ないです。

そのため機械式のように4年前後の整備は必要ありませんが長く使う時計と考えているのであれば7、8年に1度オーバーホールをした方が良いです。

メーカーの水晶は機械式同様に4、5年に一度ですがクォーツの時計をそこまで頻繁にオーバーホールしている人は少ないかと思います。

オーバーホールでは時計をパーツごとに一度分解し汚れた油を洗浄します。その際に劣化したパーツの交換し綺麗な状態で組み直す作業です。

クォーツ式の時計も歯車で動いているので、差した潤滑油の劣化や蒸発は避けれません。

クォーツ式も歯車で動いている

機械式の時計もアナログのクォーツ式時計も歯車で針を動かしています。

歯車には滑らかに動くように時計専用の潤滑油が差してあります。

この潤滑油は、時間と共に蒸発したり汚れが混ざり劣化してしまいます。

油が切れたり汚れたりしていると、歯車はスムーズに動く事ができず動きに負担がかかります。

ドアや自転車を想像してみると分かりやすい

ほったらかしにして、油の切れたドアや自転車を想像すると分かりやすいと思いますが動かすたびにギィーギィーと嫌な音がなりますよね。

あれは金属の擦れ合ってしまっている音です。油が蒸発したり劣化しているため滑らかに動くことができず、ああいった音がなっています。

時計は小さいのでギィーギィーといった音は聞こえませんが同じような状態です。また、ドアや自転車は1日に使う数は限られていますがクォーツ時計の場合、電池を抜かない限り悪い状態でも動き続けてしまいます。

こうした状態のまま使いずつけると、時計のパーツが傷んでしまいます。

クォーツ時計も歯車で回っているのでオーバーホールを行いオイルの差し直しが必要になります。

この作業は機械式でも、クォーツ式でも同じになります。

また電波時計であってもアナログの時計であれば歯車で動いているため長く使う事を考えているのであればオーバーホールは必要になります。

時計を水から守るパッキンが劣化する

時計のパッキン、オーバーホール

潤滑油のほかにオーバーホールをしなければいけない理由があります。

それは時計を水から守るパッキンの経年劣化です。

時計は湿気や水からムーブメント(内部の機械部分)に入れない為にパッキンという消耗部品を使っています。

パッキンはダイバーズの様な水圧に強い時計から、1000円くらいの時計でも同じ用に使われています。

パッキンの使われてる箇所は3箇所あります。

場所によってOリングやパッキンなど呼び方は様々ですが、どれもゴム素材で湿気や水の浸入を抑える役割をしています。

コチラの記事10気圧防水とプールに気をつけて!にも書きましたが、このパッキンは時間と共に古くなりゴムの弾力がなくなってしまいます。

古い輪ゴムって弾力が無く、引っ張るとすぐ切れてしまいますよね。ああいった状態になってしまいます。

パッキンが古くなると、時計内部に湿気や水が入りムーブメント(内部の機械部分)が錆びて壊れてしまいます。

こういった事がないよう定期的にパッキンの交換をする必要があるわけです。

説明したように、パッキンの交換と、油のさしなおしは、クォーツ時計であっても長く使う為には必要です。これらの作業はオーバーホールで行われます。

クォーツ式時計のオーバーホールでは電圧計測をする

カルティエのクォーツ時計のオーバーホール

クォーツ式時計は機械式時計と違い電圧の試験を行います。

電気の流れの悪い所はないか、電圧は一定で流れているかなどを点検します。

電気の流れに問題がおきると、電池切れが早かったりショートなどの故障につながる為です。

機械式時計にはない作業になります。

オーバーホールはどこに依頼するのがよい?

クォーツ時計のオーバーホール

オーバーホールを一番安全に行える所は、やはりメーカーのカスタマーセンターになります。

しかし料金が高額だったり、古い時計なのでメーカーでメンテンスができず別にの場所に依頼しなければならない方も多いですよね。

そういった方は時計修理専門店に依頼する事をおすすめします。

時計修理専門店でクォーツ時計のオーバーホールは比較的安い。

オーバーホールではクォーツ時計も機械式と同じようにパーツ毎に分解掃除を行いますが、機械式に比べると価格が安いです。

クォーツ式時計のオーバーホールの値段は、オメガやカルティエの時計でも2万5千円くらいです。

国産の時計ですと1万6千円くらいで行なっている所が多い印象です。機械式時計の場合は1.7倍くらいの料金になります。

オーバーホールを行う人間の技量は大切

時計のオーバーホールは細かく技術的な作業です。

知識や技術が豊富でないと行なえない作業ですが修理工房の中には新人の方が行なってしまう所もあります。

オーバーホール後、時計が傷ついて帰ってきた、ネジ山が潰された、なんてトラブルもありますよね。

こういったトラブルに巻き込まれない為にも、十分な知識と能力がある人に依頼する事をおすすめします。

時計の修理の資格を持った人に依頼する

時計修理技師

日本では時計の修理を行う人のために時計修理技能士という国家試験を用意しています。

しかし、この試験は任意のため合格していない方がオーバーホールを行なっている事もあります。

国家試験をもっていないと安全ではないのかと言われるとそうでは無いですが、私たち依頼側は、どこの修理専門店が技量が高く安全なのか分かりませんよね。

時計修理技能士という国家試験を一つの目安にすことは良い事だと思います。

クオーツ式時計はオーバーホールをしてなくても動いているかも知れませんが、オイルが乾いていたりパッキンが劣化してる可能性が有ります。

また機械式時計とは異なり電気で1秒をつくるため4〜5年前後のオーバーホールは不要ですが、クォーツ時計も歯車を使っているので潤滑油の交換が必要です。

7から8年ちかくオーバーホールをされていない方は、一度見積もりを取ってみて、オーバーホールの検討をされてみても良いと思います。

こちらの修理工房はメーカー純正部品を使い時計修理技師1級の方が全ての時計をオーバーホールしています。

料金もメーカーより2、3万円安く行なってもらえます。またオーバーホールが終わってからの品質保証も1年あるので安心できるかと思います。

時計のオーバーホール本当におすすめの2つの修理店

オーバーホールはつい出費と考えてしまいますが長く大切にお使いになるのであれば、定期的にメンテンスする事をオススメします。

Share

この記事が役にたてばシェアして下さいpublic

Tag

Comment

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。
メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。

前の記事
次の記事

カテゴリー

Tag

同じカテゴリの記事