スティーブ・ジョブズが愛用していた時計はご存知でしょうか?
とにかく無駄のないシンプルなデザインを求め続けたジョブズが、どんな時計を好んで身に着けていたのか気になりますよね?
これから、世界的に有名なApple社を築き上げたスティーブ・ジョブズの愛用していた時計について詳しくご紹介します。
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ジョブズが着けていた時計はSEIKOの時計です。
1982年にドレスウォッチとして発売したクオーツ時計の「シャリオ」です。
この年代で、薄型のクォーツ時計はまだ高価だった事もあり発売当時の価格は、3万円〜5万円程度だったそうです。
この頃の大卒の初任給で9万〜10万円だったので当時の物価を考えると高級ですよね。
この頃の「SEIKO」と言えば世界初のクォーツ時計を発表してから、数々の機械式高級時計を生んだスイス時計市場を抜き、世界トップシェアの腕時計ブランドとして君臨していた時代です。
しかも、ただ普通の発想の腕時計だけを作っていただけではありません。
1977年11月には計算機付きの腕時計(Calculator)を発売。
同年の1977年2月に他の海外ブランドから計算機付きの腕時計が発売されていましたが、その時計には肝心の時計機能が無い時計だったので、SEIKOの方が優れている時計だったと言えますね。
ちなみに「シャリオ」が発売された同年代のSEIKOから発売された時計では、世界初の白黒の液晶画面付きのテレビ時計(TV watch DXA002)を発売。
1982年録音出来る時計「ボイスノート」発売。
また、1984年には「腕コン」と言う名で発売した、またしても世界初の腕時計コンピューター(UC-2000)を発売しています。
この頃のSEIKOは、世界初の新しい発想と技術、自由で遊び心を感じさせる時計に挑戦していた事が分かりますね。
1984年に発表された「腕コン」はAppleWatchの走りと言って良い腕時計です。
もしかしたらデザインだけではなく、この頃のSEIKOの積極的な挑戦も知っていてジョブズはSEIKOを選んだと言う事もあるかも知れませんね。
SEIKOの「シャリオ」は海外では発売されていなかった時計です。
今みたいに簡単に海外から好きに取り寄せて手に入れる事が出来る時代ではなかったので、日本で購入したと思われます。
ジョブズが何年にSEIKO「シャリオ」を手に入れたのかは分かりませんが、1982年〜1983頃には仕事で何度も日本に訪れていたそうです。
また、ジョブズはAppleを創設前にはインド修行し仏教徒に改宗しています。
その後、1985年にはカリフォルニア州にある禅センターで知り合った、新潟県加茂市出身の曹洞宗の僧侶「乙川弘文氏」を自身の精神的アドバイザーとして迎い入れました。
「禅」を学び、福井県の永平寺で出家しようとして周囲から止められる程ジョブズが「禅」に惚れ込み日本好きだった事を考えると、仕事以外にプライベートでも日本を訪れていた事も考えられますね。
日本が好きだったジョブズは亡くなる前の最後の来日では、自身のプライベートジェット機を使い夫人とプライベートのお忍びで日本に訪れていました。
京都を観光したり、禅寺に行っていた様です。
帰国の際、関西国際空港の機内持ち込み検査でジョブズが引っかかりました。
荷物を調べると中から「手裏剣」が出てきたそうです!!笑
係員から持ち込みが出来な旨を伝えられると、「自分のプライベートジェット機でテロを起こすバカがどこにいるんだ!!」と、激しく怒ったそうです。
また、ジョブズの夫人も制限以上の化粧水の持ち込みで検査に引っかかり激怒。
「欲しけりゃ全部あげるわ!」と言って化粧水を床にぶちまけたと言われています。
その後、沢山の人が見ている中、ジョブズは「こんな国、二度と来るか!!」と言って捨て台詞を吐きながら去って行った様です。笑
その後、日本の取材でApple社の広報担当者に真相を聞いたところ「来日していた事は本当ですが空港での話は作り話です。」との答えだったそうですが、日本の国土交通省、航空関係者は「事実」だと答えています。
本当の真相は今となっては分かりませんが、もし、この話が事実だとすれば手裏剣を持って帰ろうとしてたジョブズが何とも憎めない話ですよね。笑
私は、自分が持っているジョブズのフィギアの横に手裏剣を置いてあげようと思いました。
少し話が外れてしまいましたが、ここからはSEIKO「シャリオ」についてご紹介します。
サイズは、33㎜と37.5㎜の2サイズあります。
定価は21,600円です。
私が購入したケースサイズは33㎜で、ジョブズが実際に着けていたサイズと同じサイズ感にです。
37.5㎜は現代風にアレンジしたサイズだそうですが、やはりジョブズが着けていたからこそ欲しかった時計なので、33㎜の小さなケースサイズを購入しました。
文字盤は至ってシンプルです。
視認性が良く、時間が一目で分かるインデックスですね。
個人的な感想ですが、1分単位でインデックスが付いている時計は、正確な時間が分かるので時間にキッチリしている日本人に合っている時計だと思います。
また、文字盤の色が白だと更に見やすいです。
時計ケースの厚みは6.4㎜と薄型のデザインです。
この薄さが、主張し過ぎなく良いですよね。
時計自体の重量も28gと長時間着けていても疲れ知らずの軽量です。
腕に着けると、こんな感じです。
Apple製品を生んだジョブズが選んだデザインだけあって、クセがなく、とことんシンプルですね。
それと、今は、大きめなケースサイズの時計が流行していますが、この位の大きさの方が何にでも合わせやすいです。
いちいち、時計に合うコーディネートを考えなくても着けられるのもポイントが高いです。
ジョブズが着けていた事で話題になっている「シャリオ」ですが、いつでも手に入る時計ではありません。
今現在、『NANO・UNIVERSE(ナノユニバース)×SEIKO』の限定発売を待つしかありません。
メルカリやヤフオク等で出品されていたりしますが、定価よりも高い金額で取引されていますので急ぎでなければ発売を待った方が良いです。
時計の箱にはナノユニバースとセイコーの文字が入っていました。
ナノユニバースとは、ビームスやユナイテッドアローズの様なファッションのセレクトショップです。
毎回、1982年に発売された時計にちなんで1982本限定で発売されます。
その為、時計の裏にはシリアルナンバーが刻印されています。
私はシリアルナンバー1982番が欲しかったです。笑
人気のモデルの為、ジョブズが亡くなってしまった現在でも発売と同時に即完売してしまいます。
なので、発売される情報を日頃からチェックしておく事が必要です。
NANO・UNIVERSEで購入の方法は2つあります。
「直接店頭購入」か「公式通販サイトで予約」です。
店頭購入の場合、直接店舗に行き並んで先着順に購入する事となります。
各店舗毎によって違うので、どの位、並ぶのかは分かりませんが、恐らくテンバイヤーの方達にも人気のある時計なので、覚悟はしておいた方が良いと思います。
または、「NANO・UNIVERSEの公式通販サイト」で予約して購入する方法もあります。
サイトでの予約開始日は店頭で発売される一ヶ月近く前に受付が始まるので、一度チャレンジしてサイトで購入出来なかったら店頭に並んで購入すると言う選択も出来ますね。
私はショッピングサイトで購入したのですが、発売してから暫くたった後にショッピングサイトを見ていたら販売してたんです!笑
発売されていたのは知っていたので、毎日、色々なショッピングサイトはチェックしていました。
価格も発売された定価と同じ金額だったので慌てて一つは購入したのですが、もう一つプレゼント用に購入するか考えているうちに完売してしまいました。
こんな感じで、どうしても欲しい!と思っている方は3回のチャンスはあるので、諦めずにチャレンジしてみて下さい。
時計の事を知った後には、ジョブズ本人の時計の行方が気になりますよね?
実はジョブズは不動産管理人に自分の「シャリオ」を譲り渡していたんです。
そして、ジョブスが亡き後に不動産管理人はオークションに出品し480万円で落札されています。
右の「シャリオ」がジョブズが使用していた実物の写真です。
革ベルトが色褪せて随分と味のある時計になっています。
中古時計は、その使用していた本人のエネルギーを連れてくるとも言われているのでジョブズの時計を購入出来た方はラッキーですね。
ちなみに私が使用している「シャリオ」は…
革のベルトが若干、ヨレてきました。
ジョブズの時計の様に、革ベルトが色褪せても使い続けます。笑
「SEIKO× NANO・UNIVERSE」の時計には、色違いのモデルが何種類か発売されます。
時計ケースがシルバーで文字盤がブラックの物など様々あるので、ジョブズと同じ時計が欲しい方は気をつけて下さいね!
こちらの時計店に販売していました。
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