ロレックスエクスプローラーⅠって希少なのどんな意味があるの?リファレンスや素材、特徴は?歴史やうんちく、耐久性のまとめ。

カテゴリ:ROLEX/ロレックス

シーンを選ばず着用できるシンプルでオーソドックスなデザインからロレックスの中でも人気モデルの1つとなっているエクスプローラーⅠ。人類未踏の地を目指す探検家(エクスプローラー)のために開発されたモデルだといわれています。

目まぐるしく移りゆく時代の中で、より高い機能を備えたエクスプローラーⅡというモデルも生まれました。そんな中でも以前と変わらず高い人気を誇り続けるエクスプローラーⅠにはいったいどんな魅力が詰まっているのでしょうか。

※今回はロレックスエクスプローラーⅠの歴史を振り返り、リファレンスや素材、特徴について詳しく紹介していきます。

ロレックスを初めて手にするという層からの人気も高いですが、長年ロレックスを愛するコレクターやマニアからの需要も非常に高いです。そんなエクスプローラーⅠが歩んできた歴史を初期モデルから最新モデルまでどっぷりと解説していきます。

PR

ロレックスエクスプローラーⅠの歴史について

https://kaito-rich.com/archives/7399

ロレックスエクスプローラーⅠの歴史が始まったのは1953年。この年には後にロレックスの基幹コレクションともいわれるようになるサブマリーナも登場しています。サブマリーナは誕生から年を重ねるごとにその姿を大きく変化させてきました。それに対しエクスプローラーⅠは誕生当時から現在までざっと50年以上の月日が流れた今でも、不変のデザインを保ち続けています。初代モデルから一貫して変わらないデザインのままでも高い人気を誇り続けていることからもエクスプローラーⅠは時代のトレンドに左右されない不動の地位を確立していることが分かりますね。

ロレックスエクスプローラーⅠが誕生するまで

https://www.webchronos.net/features/62240/

ロレックスがエクスプローラーⅠの開発に乗り出したのは1950年代。当時は第二次世界大戦後の探検ブームがきており、ロレックスはひそかに過酷な環境下でも使用可能なプロフェッショナルウォッチの開発を進めていました。

その後、1953年5月29日、ニュージーランド人の登山家エドモンド・ヒラリーとチベット人のテンジン・ノルゲイが世界初のエベレスト登頂に成功したことが世界的な話題となり、その功績を称えるためにロレックスが生み出したのが探検家を意味する「エクスプローラー」だったのでした。

エクスプローラーは厳密にいえば2種類存在しますが、今回ご紹介するモデルはエクスプローラーⅠになります。開発時のコンセプトは、冒険者に正確な時間を素早く伝えることで、無駄な部分はすべて省かれたシンプルなデザインは誕生から50年以上が経過した今でも守られ続けています。

ロレックスエクスプローラーⅠの歴代モデル振り返る

https://www.webchronos.net/features/62240/

ここではロレックスエクスプローラーⅠの歴代モデルを生産年が古い順に振り返っていきましょう。

洗練されたデザインに優れた実用性を兼ね備えたエクスプローラーはこれまでに多くの歴代モデルが登場しています。

では1つずつ見ていきましょう。

Ref.6350

https://www.libertas-watch.com/rolex-explorer-%E2%85%A0/40037

ロレックスエクスプローラーⅠのファーストモデルとして誕生したといわれるのがRef.6350です。自動巻きムーブメントはケースバックが膨らんだセミバブルバックのCal.A296が採用されています。このムーブメントは後にスポーツロレックスモデル登場の原石ともなりました。

生産期間はわずか1年と非常に短いですが、この期間でロレックスエクスプローラーⅠの不動のデザインが確立されたのではないかといわれています。エクスプローラーⅠは今でこそ何十年も変わらないデザインとなっていますが、Ref.6350では今では考えられないような様々なデザインが登場しました。

具体的には下記のようなデザインモデルが挙げられます。

  • ギョーシェ文字盤:文字盤に格子柄の彫り込みが施されている
  • リーフ針:他の針に比べると細身で葉っぱのようなデザインの針
  • ビックドット秒針
  • ロングベンツ針:ベンツのような形が特徴の針
  • 注射針型の分針
  • ホワイト文字盤

このように誕生当初はロレックスが何年経っても色褪せることのないデザインを確立するのに相当試行錯誤を重ねていたのが分かります。ただ、Ref.6350はあまりにも生産期間が短いことから巷では次にご紹介するRef.6150がファーストモデルなのではないかとする意見もあるとのことです。その意味ではRef.6350の希少性は非常に高いといえますし、幻のエクスプローラーⅠという見方もできそうですね。

Ref.6150

https://shop.unchained-colors.com/?pid=167423014

エクスプローラーⅠRef.6350と同時期に誕生し、兄弟機・後継機などともいわれるRef.6150。ムーブメントは同様のCal.A296が採用されていますが、ノンクロノメーター仕様になります。このモデルもRef.6350と同様に様々なモデルが存在するという点では同じですが、大きく異なるのがその生産期間です。Ref.6350は生産から約1年で打ち切りとなっていますが、Ref.6150は後継機となるRef.6610の登場まで約3年近くに渡って生産されています。この生産期間の違いがエクスプローラーⅠのファーストモデルがどっちなのか議論になる所以となっているのでした。

Ref.6610

http://www.cool-auction.net/gallery/17803/

ロレックスエクスプローラーⅠの原点ともいわれるRef.6610。丸みのあるドーム風防にミニッツサークルとゴールド表記が特徴で、このデザインは後継のRef.1016にも引き継がれています。このRef.6610にもエクスプローラーⅠの初代モデル説があり、誕生したのは先ほど紹介した2種と同時期で3年近くに渡って製造されました。要するにロレックスエクスプローラーⅠは3種類のモデルのどれが初代モデルなのか議論されていることになります。ただ、世間的にはRef.6610はエクスプローラーのセカンドモデルとして認知されています。世界初の両方向回転巻き上げムーブメントCal.1030が搭載されたクロノメーター仕様のモデルで、より現代的なデザインが魅力のアイテムです。

Ref.5500

https://shop.unchained-colors.com/?pid=87588198

「エアキング」という別名でも知られ、1950年代後半に登場したRef.5500。ロレックスの中にはモデル名とは別にエアキングのようなペットネームがつけられたモデルも存在します。そのペットネームの中でも最古の名称として知られるのがエアキングです。エアキングの名称がつくモデルはロレックスの他モデルに比べて比較的低価格かつ手に入りやすいことから入門モデルとしても知られています。シンプルで不変的なデザインを誕生当初から確立しており、約30年近くに渡って製造されたロングセラーモデルです。製造された時代によってブレスタイプが異なるのも特徴で、中には文字盤の表記が違うレアモデルも存在するエクスプローラーの中でも比較的ポピュラーなアイテムとなっています。

Ref.5504

https://www.libertas-watch.com/rolex-other/51780

前モデルのRef.6610と似たデザインで登場したRef.5504。誕生したのはRef.5500と同時期で各国仕様のボーイズモデルとされています。ただ、Ref.5500はイギリス仕様のモデルとして製造されていましたが、Ref.5504は北米向けのモデルとして製造されていました。Ref.6610の特徴であるゴールドサークルはそのままに採用された個体やホワイトダイヤルにゴールドのクサビ型インデックス・ベゼルも兼ね備えたドレッシーな個体も存在します。Ref.5500と同様にRef.5504も文字盤の表記が異なるレアモデルも存在しており、マニアックな層からの人気も非常に高くなっています。

Ref.1016

https://shop.unchained-colors.com/?pid=42490375

エクスプローラーⅠのサードモデルとなるRef1016。1963年に登場してから約25年間に渡ってせいぞうされたロングセラーモデルになります。Ref.1016の登場は、エクスプローラーⅠの圧倒的な人気と時代に左右されない需要の高さを確立する大きな要因となりました。シンプルでスタイリッシュなデザインはそのままに細部にわたるまでブラッシュアップされたことで機能面でも大きく向上を果たしています。Ref.1016は約20年以上の製造期間の間にいくつかのマイナーチェンジを果たしており、大きく初期型と前期型、後期型の3種類に分けることができます。前期型は発売当初の個体に多く、特徴としてミラーダイヤルにゴールドのサークルが入ったデザインが特徴です。後期型ではムーブメントにハック機能が追加され、機能面で大きく向上しています。

Ref.14270

https://shop.the-ticken.com/?pid=132702010

前モデルのRef.1016からデザイン面で大きな変化を遂げたRef.14270。風防には高い強度を誇るサファイアクリスタルが採用され、ダイヤやインデックスの輝きにも磨きがかかり、高級感のある見た目へと進化しました。デザインの大きな変化に発売当初は批判の声を寄せるファンが多かったようですが、1990年代後半にロレックスのブームが起こり、大ブレイクを果たしています。また、Ref.14270の中には「ブラックダイヤル」と呼ばれるレアダイヤルの個体が存在します。そのダイヤルはシリアルナンバーがEとXのものにのみ存在し、インデックスのデザインに微妙な違いがあるのが特徴です。

Ref.114270

https://tomosatoblog.com/rolex-explorer-114270-review/

様々なスタイルに馴染みやすくシンプルで無駄のない洗練されたデザインから、誕生初期より変化することなく引き継がれてきたRef.114270。2001年の登場から約10年に渡って製造されたモデルです。

インデックスや文字が細くなり、スタイリッシュで洗練されたデザインへと進化していますRef.1142470の登場時期より、風防の6時位置にレーザーで刻まれたロレックスの象徴ともいえる王冠マークが入るようになりました。ムーブメントにはテンプ受けがツインブリッジとなったCal.3130が採用され、安定性、メンテナンス性が大きく向上を果たしています。また、前モデルのRef.14270にも存在した「ブラックアウト」と呼ばれるレアダイヤルの個体がRef.114270にも存在しています。

Ref.214270

https://izawaya.jp/shop/?p=4261

これまでのデザインは継続しつつもケースサイズが巨大化して登場したRef.214270。ダイヤルの基盤カラーが前モデルに比べ、マット調になったことで、少しばかり明るい印象へと変化を遂げました。針やインデックスの夜光塗料も変わったことで、発光時間の延長、暗闇での視認性向上を果たしています。外観だけでなく、ムーブメントにも新たに耐磁性に優れ、温度変化に強いブルーパラクロム・ヒゲゼンマイが採用されるようになり、さらなる耐久性の向上にも成功しました。発売当初は、サイズが大きくなったことに違和感を覚え、抵抗のあるファンも多かった印象ですが、スペック面の向上が明るみになるのに伴い、少しずつファンが増えていき、今ではスポーツロレックスの定番モデルとしての地位を確立しつつあります。

Ref.124270

https://tokei-shinsaibashi.jp/2021/06/17/%E6%96%B0%E4%BD%9C36%EF%BD%8D%EF%BD%8D%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BCi%E3%80%80ref-124270/

前モデルのRef.214270の後継モデルとして誕生したRef.124270。ケースサイズはもとの36mmに戻り、デザイン面では大きな変化なく登場しています。シンプルなデザインの中には正確な時刻を読み取るために必要な要素のみが詰め込まれ、過酷な環境下に身を置かれる探検家(エクスプローラー)のことを考えたまさに究極のデザインといえるでしょう。特殊な夜光塗料の採用により、暗闇では針、インデックスがブルーに輝くのが特徴となっています。

Ref.124273

https://www.rasin.co.jp/SHOP/U-124273.html

これまでステンレススチールモデルのみが展開されていたエクスプローラーⅠでしたが、Ref.124273は初のイエローゴールド×ステンレススチールを採用したロレゾールモデルとして誕生しました。シンプルで落ち着いたデザインが特徴のエクスプローラーⅠの概念を凌駕するラグジュアリー感の強いアイテムとしてラインナップ入りを果たしています。2021年に登場した新作で、スペックやデザイン性すべてにおいてロレックス最先端の技術が採用された最新モデルとなっています。

まとめ

https://www.rasin.co.jp/SHOP/U-124273.html

今回はロレックスエクスプローラーⅠの歴史について時系列で振り返ってみましたが、いかがだったでしょうか。長い生産期間の中でも誕生当初から時代に左右されない洗練されたデザインでコアなファンも多いエクスプローラーⅠ。ロレックスデビューするならエクスプローラーⅠを選んでおけばまず失敗することはないと胸を張って保証できるほど高級感があって、使いやすいアイテムです。生産された年代にによってレアモデルやレアダイヤルが存在するのも魅力で、ロレックスマニアやコレクターの間でも長年に渡って愛され続けています。

これからロレックスデビューしたい方もコアなロレックスファンの方もこの記事を通して少しでもエクスプローラーⅠについて興味を持っていただけたら幸いです。

Share

この記事が役にたてばシェアして下さいpublic

Tag

Comment

コメントを残す

* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。
メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。

CAPTCHA


前の記事
次の記事

カテゴリー

Tag

同じカテゴリの記事