高級腕時計ブランドの中でもずば抜けた人気と指示を集め、世界各地に根強い愛好家を抱えるロレックス。
そんなロレックスの中でも一際注目を集めるのがスポーツロレックスといわれるスポーツライクでアクティブな場面での使用を想定して作られたモデルになります。
今回ご紹介するシードゥエラーRef.116600というモデルは防水機能に関して定評の高いロレックスがさらなる究極を追い求めたモデルで、防水1220mという驚異のスペックを誇ります。
深海ダイビングを想定したダイバーズウォッチで、「海の居住者」という異名も持つシードゥエラーの中でもRef.116600というモデルにはどのような魅力が隠されているのでしょうか。
素材の特徴や前モデルとの違い、買取相場の推移など詳しく解説していきます。
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ロレックスシードゥエラーRef.116600はシードゥエラーの中でも4代目として登場したモデルです。
モデル名の4000というのは、防水性をフィート表示で示した数値のことで、シードゥエラーの中でもRef.116600にだけついた特殊な名前になります。
シードゥエラー自体はロレックスのダイバーズウォッチの中でも飛びぬけた知名度を誇るサブマリーナの上位互換として誕生したモデルで、かっこいい外観もありながら、分厚いケースや高性能なスペックが特徴的です。
そんな特徴はありながらシードゥエラー4000Ref.116600のみに存在する特筆すべき特徴が圧倒的な製造期間の短さにあります。
4000というモデル名が付いたのはこのRef.116600だけであるにも関わらず誕生から僅か3年で製造終了となった事実がこのモデルの希少性と魅力をさらに惹き立てているのです。
そんなRef.116600の特徴について前モデルや後継モデルと比較しながらさらに深堀してみましょう。
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まずは、前モデルとなるRef.16600と比較すると、外装面で大きな進化を遂げているのがわかります。
防水性能は1220mと変わっていませんが、ケースやブレスレット、ベゼルなど全体的な質感が大きく向上し、より実用的なモデルへと進化を遂げているのです。
ちなみに前モデルであるRef.16600は18年間に渡り製造されたロングセラーモデルになります。
後継モデルとなるRef.126600と比較した場合もスペック面では大きな変化を見せていませんがケースサイズの巨大化やカレンダーにサイクロプスレンズが追加されるなど利便性が向上しているのが分かります。
そしてこのRef.126600も2017年の誕生から現在も製造が続けられており、Ref.116600に比べると製造期間は長くなります。
シードゥエラー含めロレックスのモデルは製造期間が10年以上と長くなるモデルが多い中で3年という製造期間は極めて稀です。
これらのことを踏まえると、Ref.116600が短命であることの珍しさがお分かりいただけたのではないでしょうか。
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製造期間が3年と短命であること以外にもシードゥエラー4000Ref.116600にしかない特徴がいくつか存在します。
リングロックシステムは前モデルとなるRef.16600、サイクロップレンズは後継モデルのRef.126600に採用された機能です。
前モデルと後継モデルは製造期間が長い分、製造された個体数自体は多くなります。
逆にこれらの機能が備わっていないのがシードゥエラー4000Ref.116600であり、コレクターや愛好家はこれらの点に注目するのではないかと推測しています。
買取相場の推移については後述して詳しく解説しますが、その希少性の高さから価格は緩やかに上昇傾向にあるのも上記のような点が重視されているといえるでしょう。
この他にも操作性の面でいえば、前モデルや後継モデルと比較してもRef.116600が優れています。
機能面に関してはファンの間でも賛否両論分かれるところではありますが、Ref.116600の個体数が今後少なくなるのは事実なので、時代経過とともに価格は高騰していくでしょう。
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ここではロレックスシードゥエラー4000Ref.116600の買取相場の推移と現在の人気度合について解説していきます。
まずは買取相場の推移から見ていきましょう。
ここでは買取相場の推移についてご説明します。近年のロレックスシードゥエラー4000Ref.116600の買取相場は下記のように推移している状況です。
年 | 買取相場(平均) |
---|---|
2020年4月 | 950,000円 |
2020年10月 | 1,400,000円 |
2021年4月 | 1,400,000円 |
2021年10月 | 1,400,000円 |
2022年4月 | 1,600,000円 |
2022年10月 | 1,600,000円 |
シードゥエラー4000Ref.116600の買取相場はロレックスの他モデルと比較しても非常に安定している状況です。
特に2021年~2023年にかけては為替が円安になったり円高になったりと大きく変動したために、ロレックスのアイテムも軒並みその影響を直で受けていました。
そんな状況下でも特に変動を見せることなく、経年的に上昇傾向を見せているところを見れば、今後も安定して価値は上昇し続けるのではないかと考えられます。
ケース径が40mmと日本人の標準的な体型に馴染みやすいサイズでもありますので、人気もさらに加速していくことでしょう。
そして2017年で廃盤となり、現在は生産されていないために時間が経てば経つほどその価値に磨きがかかることは間違いありません。
ロレックスの腕時計を購入を検討していて、資産的価値も求めるという方はぜひ手に取っておきたいアイテムの1つとなりそうですね。
今後さらに価格が高騰していくことを考えるとまだ手が届く価格帯にある今の内に手にしておくのがおすすめです。
ここでは高額査定の目安となる換金率(リセールバリュー)の算出方法についてご説明します。
ロレックスのような高級ブランドのアイテムを査定に出す上で換金率は非常に重要となりますので、ぜひこの機会に抑えておくようにしましょう。
換金率は査定に出したアイテムが定価の何%で買い取ってもらえたのかを具体的に数値として示したもので、基本的には高ければ高い程良いとされます。
定価をもとに算出した数値なので、他モデルとの人気度合を比較する上でも有効です。
では換金率の算出方法について具体例をもとに見ていきましょう。
例えば、定価が100万円の時計を50万円で買い取ってもらった場合、換金率は50%です。
計算式として示すと下記のようになります。
買取金額÷定価×100=換金率この計算式に上記例を当てはめると
買取金額:1,000,000円÷定価:500,000円×100=50%
といった感じです。
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ここでは2022年時点でのロレックスシードゥエラー4000Ref.116600の換金率についてご説明します。
1,600,000円(2022年平均買取価格)÷1,069,200円(定価)×100=150%2022年時点でのロレックスシードゥエラー4000Ref.116600の換金率は150%となっています。
定価の1.5倍近い価格で取引されているということがわかりますね。
これまでの推移をみる限りでも他のモデルが大きく変動を見せていた中で安定した相場を維持しながら右肩上がりに高騰し続けているところを見ると今後も高値で推移していくことでしょう。
この要因としては製造期間が短く、価値が下がりにくい個体であることが影響しています。
あくまで平均買取相場をもとに算出した数字ではありますので、時計の状態次第では多少の変動があることはご容赦ください。
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ここではロレックスシードゥエラー4000Ref.116600を高く売るコツについて3つご紹介します。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
1つ目は時計の状態です。ロレックスほどの高級ブランドのアイテムとなると、腕時計に美術品としての価値を求めるコレクターやマニアも多くなります。
Ref.116600のような希少性の高いアイテムであればその傾向が極めて強いので、状態が良いだけでも高額査定は出やすいです。
逆にキズが多ければ買い取ってはもらえるものの、再販する際の修理・メンテナンス費用が必要となるため、買取金額は低くなってしまいます。
定期的な電池交換やオーバーホールも大切ですが、使用後に柔らかい布で拭きとるようにしておくだけでも時計の状態を綺麗なまま保つことは可能です。
もちろん電池交換やオーバーホールも怠れば、故障や不具合を誘発する原因にもなりますので、時期がくれば定期的に行うようにしておきましょう。
2つ目は付属品の有無です。付属品を一式揃えて査定に出すことで買取金額をグッと高めることができます。
Ref.116600の付属品は購入時にアイテムが入っていた箱や取扱説明書、ギャランティカード(保証書)、(ブレスレットの調整をした方は)余りコマなどが挙げられます。
時計のみでも大きな価値はありますが、付属品も非常に重要です。特にロレックス公式が発行したギャランティカードの有無によって買取額は10万円以上も変わることがあります。
ギャランティカードはそのアイテムがロレックスによって製造されたものであることを証明するために必要となるからです。
そのため高額査定を狙っていく上でギャランティカードは外せないものとなります。
もちろん他の付属品も揃っていた方が次の購入者が見つかりやすくなり、査定額も高くなるので、必ず揃えておくようにしましょう。
3つ目は買取時期です。116600は需要の高いアイテムですので、状態が良ければ基本的には高く売れるとは思いますが、査定の時期を意識することでさらに高額な査定を狙うこともできます。
ロレックスのような海外ブランドのアイテムを高額で売るなら為替が円安の時期を狙うのがベストです。
円安になれば国内ブランドの価格が下がる代わりに、海外ブランド商品の価格が高騰する傾向にあります。
実際2022年前半の円安時期には、スポーツロレックスを中心にロレックスの腕時計の価格が軒並み高騰したこともありました。
ただ、Ref.116600の買取相場の推移をみる限り、経済情勢の影響は受けにくいことも確認されているので、じわじわと価格が高騰していくのを待つのもありですね。
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ここではロレックスシードゥエラー4000Ref.116600の売却方法について3つご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
1つ目は店舗買取です。店舗買取はその名の通り、店舗まで足を運んで鑑定士に査定してもらってから買い取ってもらう方法になります。
店舗によって買取金額は上下することがあるので、必ず複数店舗を回った上で売却するかどうか決めるのがポイントです。店舗によっては実際の相場を大きく下回った査定額を提示してくることもあります。店舗側としてはできる限り低い査定額で買い取った方が利益が大きくなるからです。
そんな店舗側の意図に乗せられたままアイテムを手放してしまうのはもったいないですよね。そうならないためにもあらかじめ自分が今持っているアイテムの相場は調べておき、査定してもらう前に複数店舗を回っている旨を伝えておくようにしましょう。
そうすることで、店舗側も半端な査定額では買い取れないなと判断するので通常通りの査定額を提示されやすくなります。
それでも満足できるような査定額が提示されない場合には、状態があまり良くないために査定額が低くなっている可能性もあるので、鑑定士に理由を尋ねてみてもいいかもしれません。ただ、その理由に納得がいかなければ、根気強く複数店舗を回ってから決めるのが良いでしょう。
2つ目は宅配買取です。宅配買取では、自分が売却したいアイテムを買取店に送って、査定してもらう方法になります。店舗まで足を運ぶ必要がないため、近くに買取店がないという方やまとまった時間がとれない方におすすめな方法です。
万が一査定額に満足できなかった場合には、返送してもらうことも可能です。さらに鑑定士と直接顔を合わせる必要がないので、断りやすいというのも魅力となっています。ただ、現金化に1週間程度時間がかかるため、すぐに手元に現金が欲しいという方には不向きな方法です。
宅配買取は発送から査定、振込と段階を踏む必要があるのでどうしても時間がかかってしまいます。店舗買取であれば最短即日で現金化が可能ですが、宅配買取の場合はそうはいきません。そのため、すぐに現金化する必要がない場合には手間も少なくおすすめな方法です。
3つ目は一括査定です。一括査定は複数の買取業者から買取金額を提示してもらって一番高い金額を提示した業者から買い取ってもらうことのできる方法になります。
一括査定に登録している業者は時計を専門に買取する業者が揃っており、ロレックスデイトジャストに詳しい鑑定士に査定してもらえるので、通常よりも高い査定額が出やすくなります。
また、複数店舗が一斉に査定額を提示していることを業者側も把握しているので買い叩きが起こることもありません。
私自身、店舗もネットも含め様々な所で時計の査定をしてもらいましたが、一括査定は一番おすすめです。
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