ロレックススポーツモデルの新たなコレクションとして歴史に名を刻んだヨットマスター。
ビーチリゾートを楽しむ富裕層向けウォッチというコンセプトの元誕生し、サブマリーナの上位モデルとして知られています。
そんなヨットマスターの中でも初代モデルとして誕生したRef.16628はオール金無垢を採用したド派手なビジュアルが特徴で、まさにラグジュアリーウォッチの象徴ともいえるモデルとなります。
ケースからブレスレットまで惜しみなく18Kイエローゴールドを使ったモデルということで、中古市場での相場がどうなっているのかも気になるところですね。
今回はヨットマスターRef.16628というモデルのスペックやマイナーチェンジ、中古市場での相場と高く売るためのコツについてご紹介していきます。
https://item.rakuten.co.jp/auc-rasin/u-16628/
ロレックスヨットマスターRef.16628は1992年から2013年までの約20年間の間に製造されたロングセラーモデルでヨットマスターの初代を飾るモデルとなっています。
ラグジュアリースポーツモデルにふさわしい金無垢に包まれたビジュアルが非常に美しく、豪華さを際立たせていますね。
文字盤カラーはホワイト、ブルー、シャンパンゴールドの3種類。
Ref.16628以降のモデルでは、ロレジウムモデル(素材がステンレススチール+プラチナ)やロレゾールモデル(素材がステンレススチール+ゴールド)などといったコンビモデルが主流となりました。
そのため、金無垢が使われたモデルはヨットマスターの中では初代モデルであるRef.16628のみとなっています。
船上でビーチリゾートを楽しむ富裕層向けウォッチというコンセプトを極限まで再現したモデルですね。
スペック面で定評のあるロレックスですから、防水機能100mと船上での使用という面では十分すぎる機能を兼ね備えています。
Ref.16628の基本的なスペックは下記の通りです。
https://www.ribero-watch.com/products/detail/9575
ロレックスの腕時計の中にはデイトナやエクスプローラー、サブマリーナなどの一部レアモデルの場合、マイナーチェンジによって中古市場での価格相場が本来よりも高くなることがあります。
ヨットマスターRef.16628の場合はマイナーチェンジによって価格が異なるレアモデルが存在するのでしょうか。
結論から申し上げますと、ヨットマスターRef.16628は約20年の製造期間で3つのマイナーチェンジを果たしており、個体によって価格が異なることがあります。
3つのマイナーチェンジの詳細は下記の通りです。
さらに、ヨットマスターRef.16628は大きく初期型と後期型に分けることができ、基本的には初期型モデルの方が希少性の高いレアモデルとなることが多くなっています。
ヨットマスターRef.16628誕生当初に発売された初期型モデルは下位モデルであるサブマリーナの恩恵を受けたであろう箇所をいくつか確認することができます。
最もわかりやすいのが「逆回転防止ベゼル」が採用されていることです。
先程ヨットマスターRef.16628のスペック紹介の際、ベゼルは「両方向回転ベゼル」とご紹介しましたが、初期型として知られるモデルの一部に「逆回転防止ベゼル」を採用したモデルが存在します。
ヨットマスターRef.16628で「逆回転防止ベゼル」が採用された個体は非常に少ないので、高額査定の対象となりやすいでしょう。
さらにミドルケースの違いによっても初期型か後期型か見分けることができます。
初期型モデルでは後期型に比べエッジの効いた角ばったモデルとなっており、ラグに横穴があるというのも特徴です。
そしてもう1つが、ブレスレットの違いです。
初期型と後期型ではブレスレットバックル部にある王冠マークの配置が異なっており、人気の高い初期型ではそのマークが後期型よりも目立つ位置に記載されています。
https://www.ribero-watch.com/products/detail/9575
ヨットマスターRef.16628の現在の人気はどうなっているのでしょうか。ヨットマスターの初代モデルとなるRef.16628はオール金無垢が採用された豪華モデルであり、金の相場は長年安定していますから、相場がどんな状況なのかは気になるところですね。特に初期型は希少性の高いレアモデルで、中古市場でも常に品薄な人気アイテムですから、高額査定への期待も大きいことでしょう。
ここでは現在のヨットマスターRef.16628の人気度合と買取相場の推移について解説します。
https://www.recyclemart.jp/shop/tokunoshima/result/rolex/rolex-yacht-master-16628-2020913.html
ここでは買取相場の推移についてみていきましょう。ロレックスヨットマスターRef.16628の買取相場は近年目立った上昇は見られないものの定価とほぼ同等の価格で安定している状況です。
年 | 買取相場(平均) |
---|---|
2021年12月年 | 2,500,000円 |
2022年3月 | 2,850,000円 |
2022年6月 | 2,755,000円 |
2022年9月 | 2,650,000円 |
2022年12月 | 2,460,000円 |
ご紹介している買取価格はあくまで平均値ですので、モデル・型番が同一であったとしても状態によって多少変動することがあります。
金は経年劣化を起こしにくいという特徴があり、Ref.16628はケースからブレスレット、ベゼルまですべてが金無垢を素材としたアイテムであるため、買取価格も安定しているのが特徴です。
2013年で廃盤となっており、現在製造されていないモデルのため、コレクターからの需要も非常に高くなっています。
ロレックスヨットマスターRef.16628を売却する際に重要な指標となるのが、換金率(リセールバリュー)です。
購入価格に対して何%で売れるのかを数値で示しており、そのアイテムの買取需要を把握する上で貴重なデータとなります。
例えば、定価50万円の腕時計が25万円で売れた場合の換金率は50%となります。
実際に計算式として表すと下記の通りです。
買取金額÷定価×100=換金率これを先程の例に当てはめて計算した場合、
買取金額250,000円÷定価500,000円×100=50%
となります。
この数字を実際の平均買取相場から算出した換金率と比較した際に、自身のアイテムの価値がどうなのか吟味しながら売るかどうか検討していくといいでしょう。
ここでは2022年12月時点でのヨットマスターRef.16628の平均買取相場をもとに算出した換金率についてご紹介します。
2,460,000円(2022年12月平均買取価格)÷2,688,000円(定価)×100=91%2022年12月時点でのヨットマスターRef.16628の換金率は91%です。定価よりもやや低い金額で取引されているということが分かります。
2022年初頭は円安の影響もあって、ロレックスのような海外ブランドのアイテムの価値が軒並み高騰しました。
しかし、それをピークに2022年だけで見ると相場は減少傾向にあることが分かります。
この背景には、2022年10月頃より為替が今度は円高に傾いたことが影響しているのではないかと考えています。
それでもヨットマスターRef.16628の換金率は90%台と高水準を維持していますので、資産価値としては申し分ないアイテムだといえるでしょう。
https://www.rasin.co.jp/SHOP/U-16628-2.html
ここではヨットマスターRef.16628を高く売るコツについて3つご紹介します。
1つずつ見ていきましょう。
1つ目は時計の状態です。当然ですが時計の買取では、アイテムが新品の状態に近い程、買取金額は高くなります。
そのため査定に出す前に必ず、傷や破損、汚れ等ないか確認しておくことが大切です。
見た目が綺麗にされていれば、査定時の印象も良くなって買取金額がアップしたなんてこともありますので、事前のセルフチェックで確認できる小さな傷や汚れは落としておくようにしましょう。
その際には、柔らかい布で優しく拭き上げるのがおすすめです。
ヨットマスターRef.16628は防水100mという機能があるので、水洗いも可能ではありますが査定に出す前にやるのはあまりおすすめできません。
なぜなら、水洗い後に少しでも水気が残っていれば、錆の原因となってしまうからです。
錆がついてしまったらもともとの状態以上に査定額が悪くなってしまったなんてことにもなりかねないですよね。
そのため、査定前には水洗いはせず、簡単なセルフケアでできる限り良い状態が見せられるようにsいておきましょう。
2つ目は付属品の有無です。ヨットマスターRef.16628の付属品は時計の箱や、ギャランティカード(保証書)、取扱い説明書など購入時についてくるものが挙げられます。
それら付属品が全て揃っている分には問題ありませんが、1つでも欠品しているものがあれば、減額の対象となってしまう可能性が高いです。
特にギャランティカードが揃っているか否かで10万円以上も買取金額に差が出ることがあるので、必ず揃えておくようにしましょう。
ギャランティカードはそのアイテムがロレックス公式によって発表されたものであることの証明に必要なものなので重要度は当然高くなります。
その他、時計の箱や説明書もギャランティカード程ではありませんが、揃っていなければ減額される可能性が高くなるので、揃えておくことが大切です。
購入時にブレスの調整をしたという方はあまりコマも忘れず持っていくようにしましょう。
3つ目は買取時期です。ヨットマスターRef.16628は素材が金であるため、買取相場は比較的安定したモデルではありますが、少しでも高い価格で売るためには買取時期による価格変動をチェックすることが重要となります。
価格相場の推移を定期的に確認し、高値が付いたタイミングで売るというのがポイントですね。
買取相場の推移を示した表を見て分かる通り、ヨットマスターRef.16628の買取価格は年によって平均買取金額が異なり、最大で40万円近くの差があります。
そのため、売るタイミングを逃してしまえば大きく損をしてしまうリスクもあるわけです。
売る時期が良ければもっと高く売れたのにと後悔することがないようにするためにも、価格相場は可能な限りチェックし、ここぞというタイミングで素早くアクションが取れるようにしておきましょう。
https://www.rasin.co.jp/SHOP/U-16628-2.html
ここではヨットマスターRef.16628の売却方法について3つご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
1つ目は店舗買取です。店舗買取はその名の通り、店舗まで足を運んで鑑定士に査定してもらってから買い取ってもらう方法になります。
店舗によって買取金額は上下することがあるので、必ず複数店舗を回った上で売却するかどうか決めるのがポイントです。店舗によっては実際の相場を大きく下回った査定額を提示してくることもあります。店舗側としてはできる限り低い査定額で買い取った方が利益が大きくなるからです。
そんな店舗側の意図に乗せられたままアイテムを手放してしまうのはもったいないですよね。そうならないためにもあらかじめ自分が今持っているアイテムの相場は調べておき、査定してもらう前に複数店舗を回っている旨を伝えておくようにしましょう。
そうすることで、店舗側も半端な査定額では買い取れないなと判断するので通常通りの査定額を提示されやすくなります。
それでも満足できるような査定額が提示されない場合には、状態があまり良くないために査定額が低くなっている可能性もあるので、鑑定士に理由を尋ねてみてもいいかもしれません。ただ、その理由に納得がいかなければ、根気強く複数店舗を回ってから決めるのが良いでしょう。
2つ目は宅配買取です。宅配買取では、自分が売却したいアイテムを買取店に送って、査定してもらう方法になります。店舗まで足を運ぶ必要がないため、近くに買取店がないという方やまとまった時間がとれない方におすすめな方法です。
万が一査定額に満足できなかった場合には、返送してもらうことも可能です。さらに鑑定士と直接顔を合わせる必要がないので、断りやすいというのも魅力となっています。ただ、現金化に1週間程度時間がかかるため、すぐに手元に現金が欲しいという方には不向きな方法です。
宅配買取は発送から査定、振込と段階を踏む必要があるのでどうしても時間がかかってしまいます。店舗買取であれば最短即日で現金化が可能ですが、宅配買取の場合はそうはいきません。そのため、すぐに現金化する必要がない場合には手間も少なくおすすめな方法です。
3つ目は一括査定です。一括査定は複数の買取業者から買取金額を提示してもらって一番高い金額を提示した業者から買い取ってもらうことのできる方法になります。
一括査定に登録している業者は時計を専門に買取する業者が揃っており、ロレックスデイトジャストに詳しい鑑定士に査定してもらえるので、通常よりも高い査定額が出やすくなります。
また、複数店舗が一斉に査定額を提示していることを業者側も把握しているので買い叩きが起こることもありません。
私自身、店舗もネットも含め様々な所で時計の査定をしてもらいましたが、一括査定は一番おすすめです。
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