インデックスとは、索引。見出し。という意味がですが、時計のインデックスは「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ…」「1、2、3…」など時刻を読み取るために配置された目盛の事です。
時計の雑誌やウェブの記事を読んでいると、インデックスという文字がよくでてきますよね。
インデックスは時計の顔をきめる重要なデザインポイントになります。
またインデックスのデザインによって、視覚性の良し悪しも変わってきます。
この記事では、どんな種類のインデックスがあるのか、どこの時計メーカーが、どんなインデックスを使っているのかを、纏めてみたので参考にしてください。
インデックスの種類は、これらかの中から選ばれる事が多いです。
必ずこの中から選ばないといけないって事はないですが、個性的な物にすると、ぱっと見で時間の確認がしずらくなります。
バーインデックスは時計の顔を、もっともシンプルに見せる事ができるインデックスです。
他のインデックスに比べ主張が少なく、さっぱりとした印象を与えれくれるので文字盤のデザインではよく使われます。
近年だと、バーインデックスを全面に押し出したたダニエルウェリントンがヒットし売れました。
上の写真がダニエルウェリントンです。シンプルな時計ですよね。
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詳しくはダニエルウェリントン、クーポンコードは【sundaylife】2019年有効こちらの記事をご確認ください。
また下の時計オメガのシーマスターのように、 ストップウォッチ付きの時計は、他針の時計は顔が派手でゴチャっとしがちですが、バーインデックスの場合は比較的スッキリと見せる事ができます。
バーインデックスの魅力は時計の顔全体に統一感をもたせる事ができ、さっぱりとした印象を与えれくれます。
クサビインデックスは逆三角形▼になっているデザインのものです。
近年の時計でクサビインデックスのものは少なくなってきましたが、アンティーク時計屋で見かけます。
こちらの時計は1950年くらいに製造されたセイコーのアンティーク時計です。
バーや丸のインデックスより堅いイメージですよね。
ローマンインデックスは、その名通りローマ数字でデザインされたインデックスです。
上品で高級感を与えてくれるインデックスです。ティファニーやカルティエの時計がよく使っています。
ローマ数字で4はIVになりますが、不思議な事にローマンインデックスではIIIIにデザインしている時計が多いです。
視覚性を重視したという説。14世紀のフランス国王シャルルV世が、自分の称号(V)からIを引くの嫌った説。ローマ数字が読めない教育を受けていない多くの人の為にわかりやすくIIIIと表示したなど色々あります。
普段目にする数字より、ローマ数字はスッキリとした印象ですよね。
バーインデックに並んでよく使われるのがアラビア文字を使ったインデックスです。
普段目にする数字なので、1〜12まで直感で時刻をイメージしやすいですよね。
学校や駅のホームなど普段から一番目にする事が多いインデックスなので、ラウンド(丸型の時計)にアラビアインデックスじゃないとしっくりこないって言う人も多いです。
ラウンド以外にもアラビアのインデックスはよく使われていてスイスの時計メーカー、フランクミュラーはトノー(樽型)の時計に、アラビアのインデックスの採用したものが多いです。
同じアラビアインデックスでも時計の形が変わるだけで、雰囲気が全然違いますよ。
宝飾インデックスはインデックス部分にダイヤモンドや宝石が止まっています。ラグジュアリーな時計です。
上の写真はカルティエのフランセーズですが、高級時計に限らずジルスチュアートやマークジェイコブスのようなファッション時計にもよく使われるインデックスです。
小さくコロンとした時計のインデックスに石が止まっているとジュエリーっぽい見た目でかわいいです。
ドットインデックスは丸が目盛になったインデックスです。丸の大きさはその時計によってだいぶ異なりますが、バーやトライアングルに比べ少し柔らか印象の時計になります。
インデックスのポイントが分かりやすいので視覚性に優れていますよ。
マリンスポーツ用の時計に採用されてる事が多いです。セイコーのダイバーズウォッチはドットインデックスのものが多いです。
ぱっと見、何時が分かりにくいですがインデックスが無い時計もあります。
上の時計イッセイミヤケのtwelveという時計ですが、デザイン重視のため時刻を伝える印がついていません。
こちらの時計は北欧デンマークのpictという時計ですがインデックスがありません。
インデックスない時計はミニマルを追求したデザインで、アートウォッチやエッジ効いたデザインウォッチに多いです。
インデックスには色々な種類がありますが、デザインだけではなく視覚性を決める大事なポイントです。
大きく目立つもインデックスは、ぱっと見で時刻の確認ができますが、見た目にボリュームがでてきてしまいます。
視覚性とデザインのバランスのとれた選び方がおすすめです。
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