日本では、人気の高級時計ブランドと言えば、カルティエ、ロレックス、オメガ、ブルガリ 等…!と答える方も多いと思います。
ここ最近、女性のファッションもシンプル志向になっているので、パッと見ただけでブランド品です!!といった物を身に着けている女性も少なくなりました。
カルティエやロレック等もとても良いブランドですが、しかし、誰もが知っている時計ブランドとだけあって、さり気なく着けるのは難しい事ですよね?
そこでオススメしたいのが、時計愛好家にも大変人気がある品質の良いIWC時計です。
高級時計ですが、シンプルで知的な品のあるデザインです。
さり気ない質の良い時計ブランドを探している方には特にオススメの腕時計です。
また、IWCがレディースウォッチを発表したのは2013年からです。
日本ではまだ、あまり女性で着けている方も少なく、人とかぶる心配もないのもポイントになりますよね。
IWCは1868年に創業されたスイスの老舗ブランドの時計です。
アメリカ人の時計職人がスイスで設立しました。
IWCの歴史を詳しく説明すると長くなってしまうので簡単に説明します。
スイスと言えば、数々の高級時計ブランドが生まれている地です。
そのスイスの伝統的な職人技術と、アメリカの最先端技術を融合させIWCは生産性を高めました。
2つの国が持っている技術を融合する事で、型にハマり過ぎない時代の流れに柔軟な考えを持ったブランドになりました。
懐中時計の生産から始めたIWCは、まだ誰も作った事が無いデジタル式懐中時計を開発、発表します。
美くしく装飾されたその時計は貴族達に人気となり、さらに地名度をあげる事に成功しました。
当時から次々と複雑な構造の傑作時計を生み出し、実用的なパイロットウォッチ(軍によって実際に採用されています)、耐久性に優れた航海用の高精度な時計、永久カレンダー(500年先まで、正確なカレンダーを表示)を搭載した時計…等、歴史に刻まれる時計を発表してきた時計ブランドなのです。
IWCの時計は、女性用に作られているデザインは少なめです。
ロレックスや、カルティエ等のブランドだと26㎜の小さめなケースサイズもありますが、IWCでは女性用の時計ケースサイズは36㎜と37㎜サイズのみの展開になっています。
例えると、26㎜のケースサイズだと、ジュエリー感覚のドレスウォッチとして使用する方も多く、女性らしさがあるサイズ感ですが、36㎜、37㎜のケースサイズは適度な主張が出来る、知的な存在感が出ますね。
女性が大きめなケースサイズを着けると男っぽく見えるのでは?と考える方もいるとは思いますが、実はそんな事ないです。
あえて大きいサイズを着ける事によって、手首が華奢に見え女性さしさも残す事ができます。
ここでは、IWCの女性用の時計、男性用でも使える女性にオススメの時計をご紹介します。
その前にIWCの時計は機械式時計で作られており、時計に詳しくない方でも分かる様に簡単な説明をします。
時計には機械式時計とクオーツ時計があります。
機械式時計はゼンマイで動く時計が初めて作られた時代からの仕組みで動いてる時計です。
電池で動いている訳ではありませんので、時計を動かす為には、自動巻で動かすのか?手巻きで動かすのか?を確認する必要があります。
また、3年〜5年に1度はメンテナンスが必要です。
クオーツ時計は、電池式の時計です。
定期的に電池交換するだけで動く時計です。
自動巻きとは、着けている際の腕の動きで時計が動きます。
但し、毎日使用していれば問題ありませんが置いて置くと止まってしまいます。
しかし、止まってしまっても腕に着けているとまた動き出しますが、時間は自分で合わせないといけません。
手巻きとは、1日に1回決まった時間にリューズをつまんで巻かないとダメな時計です。
手巻きって凄く面倒く臭いイメージしかありませんが、こうゆう手間のかかる時計が時計愛好家には愛される理由なんですね。笑
一見、クオーツ時計の方が簡単で良い様に思いますが、クオーツ時計には必ず寿命がきます。
クオーツ時計にはキャパシター(コンデンサー)と呼ばれる、電気を貯めたり放出したりする電子部品を使用しており、その部品はいつかは必ず寿命が訪れる物なのです。
それなら、キャパシター(コンデンサー)だけを交換すれば良いと思いますよね?
しかし、キャパシター(コンデンサー)だけを交換する事は出来ず、ムーブメント(時計を動かす部分)を全て取り替える事になります。
そこで問題なのがブランドにもよりますが、だいたいは10年間を超えた時計の部品は持っていない事が多く、その場合に修理は不可能になってしまいます。
気軽に購入出来る価格帯の時計ならクオーツ時計が良いと思いますが、ワンランク上の一生物の時計、いつか子孫に受け継ぎたい、資産価値…等、後々の事を考えるとやはり機械式時計が良いと思います。
ケースサイズ36㎜
初めてダヴィンチシリーズが発表されたのは1969年。
このモデルはムーンフェイズを搭載したモデルです。
ムーンフェイズとは、簡単に言えば 新月、満月の満ち欠けが見ただけで分かる様になっている仕組みの事です。
自動巻の機械式時計です。
この時計に搭載されているムーンフェイズは 577.5年、正確に動きます。
577.5年後に初めて1日誤差が生じるので、その際は専門家に見せれば直ると言うもの。
577.5年って、遠すぎて凄いですね!
ロマンがあり素敵です。
その時に、この時計を持っている所有者は誰なのでしょうか?
ちなみに、IWCは創業された1868年以降のIWCの時計ならば、100年以上の時計でも修理やメンテナンスをします! と宣言している数少ない時計ブランドなのです。
買ったらそれで終わりではなく、IWCの時計を選んでくれたら、最後まで誠実にサポートします。と言う姿勢が現れていて素晴らしいですよね。
ケースサイズ36㎜
日付カレンダー付き
こちらも同じくダヴィンチシリーズの機械式時計、自動巻のモデルです。
ムーンフェズを搭載したモデルは存在感と華やかさがありましたが、こちらのモデルは文字盤の色味を抑えている分、グッとシックな印象です。
丸みのあるケースの形がより光るデザインです。
ケースサイズ37㎜
ムーンフェズを搭載
機械式時計、自動巻モデルです。
ダヴィンチのシリーズよりも一回り、大きなケースサイズ。
文字盤の数字はローマ数字、ダイヤが埋め込まれたシリーズになっています。
上記のダヴィンチのムーンフェイズ同様、577.5年まで正確に動きます。
ケースサイズ37㎜
機械式、自動巻モデルです。
日付けカレンダー付き。
ポートフィノの特徴は、シンプルです。
そのシンプルさが、文字盤のダイヤの存在感を輝かせています。
機械式、自動巻モデルです。
ストップウォッチ機能付き。
ポルトギーゼ・クロノグラフはメンズ用ですが、最近、女性でも大きめな時計が流行しているとあって、このシリーズを選ぶ女性もいるようです。
男性用でも、ケースに厚みを感じさせないデザインなのが良いですね。
1998年に登場したこの時計はIWCの中でも1番、人気のあるモデルです。
上記で紹介した時計、ポルトギーゼ以外の革ベルトはサントーニ社のベルトを使用しています。
サントーニ社とは、イタリアで1975年に創業した老舗シューズ店です。
靴は一点一点、職人によって手作業で作られており、IWCのベルトも同様に全て手作業で制作されています。
時計だけではなく、職人によって作られた革の風合いの変化も楽しめそうです。
IWCをオススメする理由は、製品の良さやサポート面に加えて、時計の高級感と品の良さ、デザインのシンプルさです。
また、IWCのデザインの時計は主張が強くないので、ON、OFF使いが出来るのも良いですね!
腕時計は洋服やアクセサリー同様に自分のセンスが問われる物です。
人気があるからと言って、皆と同じ時計を選ぶのではなく、高級感のある質の良さ、控えめな存在感の物をさり気なく着けるのが、本当に品のあるお洒落だと言えるのではないでしょうか?
上記の写真の様に、シンプルなワンピースや、ニットや、カットソーに合わせるとより洗練された雰囲気になり、センスが光るコーディネートが出来ると思います。
一見するとクラシックなイメージですが、あえてデニム等のカジュアルなスタイルにも合わせやすいです。
最近では、腕時計をしない人も増えている様ですが勿体無いと思います。
洋服がモノトーンでも、腕時計をする事で華やかな印象にもなりますし、全体的に引き締まる印象にもなります。
日本では、ここまでのドレスを着て出かける方は少いと思いますが、女性ならではのドレスラインに、クラシックなIWCの時計が甘くなり過ぎずポイントになりますよね!
モード系は勿論ですが、フェミニンなコーディネートに合わせたりしても一味違う、コーディネートが楽しめるのではないでしょうか?
IWCの時計は、女性よりも男性にファンが多いです。
また、時計愛好家にも大変人気があり品質も、とても良いブランドです。
デザインはオーソドックスで、シンプルなので、どんなシーンでも使えますし、流行を追っていないので飽きずに長く使える時計です。
人とかぶらない機会式時計を探している方には、ぜひオススメです。
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