ロレックスGMTマスターⅡRef.16710高額買取のコツ3選!買取相場の推移は?

カテゴリ:買取

「空」での使用を想定したパイロット向けウォッチとして登場したGMTマスターⅡ。

実用性に優れたデザインかつ高いスペックを誇るため、ロレックスファンの間でも非常に熱い人気を誇るモデルです。

今回はそんなGMTマスターⅡの中でもRef.16710というモデルについてご紹介していきます。

Ref.16710は1990年から2007年までの約18年に渡って製造されたロングセラーモデル。

製造期間が長いモデルであれば、注目したのがマイナーチェンジによる個体差も気になるところでしょう。

本記事ではロレックスGMTマスターⅡRef.16710の素材の特徴やマイナーチェンジ、近年の買取相場の推移についてご紹介していきます。

ロレックスGMTマスターⅡRef.16710とは?

https://www.thewatchcompany.co.jp/gmt-master-ii-blue-red-steel-40mm-rolex-16710-blue-red-4942d64o.html

  • ケース・ブレスレット素材:ステンレススチール
  • 製造年:1990年~2007年
  • ベゼル:24時間回転ベゼル
  • 防水性能:100m
  • 風防素材:サファイアクリスタル
  • ケースサイズ:直径40mm
  • ムーブメント:Cal.3135,Cal3136
  • メーカー販売定価:577,500円

1990年~2007年頃までの約18年間に渡り製造されたロレックスGMTマスターⅡRef.16710。

他モデルでは見ることのできない独創的なツートンカラーのデザインと高い機能性を誇る点で非常に魅力があります。

GMT機能を有し、3つの世界の時刻を同時把握できるという利便性、耐久性の高いオイスターべゼルと非の打ちどころのないスペックを兼ね備えた腕時計をロレックス以外で探すとなれば至難の業でしょう。

それに加えシンプルで上品かつおしゃれに決まるという抜かりないデザイン性。

カラーは赤/青ベゼル、赤/黒ベゼル、黒ベゼルの3種類展開で、2007年に製造終了となった今でもその人気は衰える気配がありません。

そして特筆すべきは18年間の間に行われた複数のマイナーチェンジ。年式によって個体間での微妙な違いに目を奪われるファンも多い所が高い人気を誇る所以といえるでしょう。

GMTマスターRef.16710のマイナーチェンジ

https://www.kaitori-daikichi.jp/column/brand-watch/post-23475/

ここではGMTマスターⅡRef.16710の製造期間で行われたマイナーチェンジについてご紹介していきます。

GMTマスターⅡRef.16710が18年間の間に果たしたマイナーチェンジは下記の通りです。

  • バックルの変更(シングル→ダブルロック)
  • フラッシュフィットの構造が変化(分離型→一体型)
  • 夜光塗料の変更(トリチウム→スーパールミノバ)
  • ラグの横穴がなくなる
  • 王冠透かしマークの追加
  • ムーブメントの変更(Cal3185→Cal3186)

ざっと6つのマイナーチェンジが確認されています。基本的に年式が新しいものほど買取相場は上昇していきます。

特にGMTマスターⅡRef.16710製造終了間際に実装されたCal.3186を搭載したモデルは非常に希少価値が高いのが特徴です。

通常個体の1.5~2倍近くの相場で取引されることもあります。

このCal3186は、後継のRef.116710ではメインに搭載されています。

実は当初GMTマスターⅡRef.16710でCal.3186を搭載する予定はなかったようですが、Cal.3185が足りなくなったために急遽マイナーチェンジとして実装されました。

ロレックスの予定にもなかったわけですから、価格高騰を起こすのはまさしく必然といえそうですね。

GMTマスターⅡのレア個体

GMTマスターⅡRef.16710には「スティックダイアル」と呼ばれるレア個体が存在します。

2005年から2007年に製造された個体の一部で実装された特徴です。

GMTマスターⅡの文字盤中心部に刻印された「GMTマスターⅡ」という表記では通常「Ⅱ」の文字上部の横線が存在していません。

一見すると見分けがつきにくい特徴にはなりますが、スティックダイアルもCal.3186と同じくらい価値があります。

そしてスティックダイアル+Cal.2186を搭載した個体もごく一部存在します。

こちらは非常に希少性の高い個体となるので、通常個体の2.5~3倍近い価格で取引されることも多い現状です。

滅多にお目にかかることのできない代物ですので、運よく出会うことができればぜひともお手に取りたいアイテムですね。

ロレックスGMTマスターⅡRef.16710の現在の人気は?いくらで売れる?

https://www.tokei.blog/rolex/102369

ここではロレックスGMTマスターⅡRef.16710の現在の人気や買取相場の推移についてご紹介します。

まずは買取相場の推移から見ていきましょう。

GMTマスターⅡRef.16710の買取相場の推移

買取相場(平均)
2021年12月 1,410,000円
2022年4月 1,520,000円
2022年8月 1,450,000円
2022年12月 1,450,000円
2023年2月 1,350,000円

近年GMTマスターⅡRef.16710の買取価格は上昇傾向ではないものの比較的安定している状況です。

2022年前半までは為替が円安だったこともあって買取相場はグングン上昇を続けていました。

しかし、2022年後半は為替が円高に傾いたこともあり、相場はやや下がったものの、定価の2~3倍の価格で推移しています。

現在は製造終了となったモデルであることから、今後状態の良い個体が少なくなるごとに需要は高まっていくことでしょう。

カラーによる買取相場の違い

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GMTマスターⅡRef.16710は「黒/赤」、「赤/青」、「黒」の3種類展開です。

この3種類の中で1番高値で取引されるのは「赤/青」ベゼルで他2色と比較すると10万円程度取引価格が異なっています。

しかし、近年では「黒/赤」や「黒」も他のGMTマスターⅡモデルには見られない珍しいカラーリングであるため、こちらも相場としては上昇傾向にある状況です。

今後「赤/青」ベゼルと同じかそれを上回る価格となる可能性も十分にあるでしょう。

高額査定の目安となる換金率について

ここでは高額査定の目安となる換金率(リセールバリュー)について説明します。

ロレックスのような高級ブランドの腕時計を売却する際には「換金率」を算出することが非常に重要です。

換金率を算出することで、自分が売却するアイテムの市場価値を具体的な数値として分析することができます。

定価をもとに算出したものなので、他モデルと比べた際にどのくらい価値があるのかを図ることも可能です。

換金率の算出方法については具体的な例をもとに解説します。

換金率の算出方法

例えば、定価が50万円の時計を25万円で買い取ってもらえた場合の換金率は50%です。

計算式として示すと下記の通りとなります。

買取金額÷定価×100=換金率

これに上記例を当てはめると

買取金額:500,000円÷定価:250,000円×100=50%

といった感じで計算することができます。

GMTマスターⅡRef.16710の換金率

ここでは2023年2月時点でのGMTマスターⅡRef.16710の換金率についてご紹介していきます。

1,350,000円(2022年平均買取価格)÷575,500円(定価)×100=234%

GMTマスターⅡRef.16710の換金率は234%となっています。

ピーク時に比べると多少下がったとはいえ、定価の2倍以上の相場を維持できているところからも需要の高さが分かりますね。

海外製品の相場が下がる円高時でも高水準を維持できていることから、今後為替が円安に近づけば爆発的に高騰する可能性も十分に秘めています。

今後時代情勢がどちらに傾くかは予想しにくいところですが、低リスクかつハイリターンが望める個体であることは間違いないので手中に収めておく価値はあるでしょう。

特にレア個体であればその上がり幅も凄まじいものとなるでしょうね。

ロレックスGMTマスターⅡRef.16710高額買取のコツ3選!

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ここではロレックスGMTマスターⅡRef.16710を高く売るコツについて3つご紹介します。

  • 時計のコンディション
  • 付属品の有無
  • 買取時期

それぞれ1つずつ見ていきましょう。

時計のコンディション

1つ目は時計のコンディションです。時計の状態が新品に近い状態であるほど査定額は高くなります。

ロレックスのような高級腕時計はの場合、腕時計に美術品としての価値を求めるマニアやコレクターが多いからです。

キズが多い場合、修理やメンテナンス費用がかかるため、買取金額は低くなってしまいます。

そのため、使用後は柔らかい布で汚れを拭き取る、定期的なオーバーホールを行うといったアフターケアが重要です。

仮に状態が悪かったとしてもロレックスの腕時計は価値が高いので、売却できないということはありません。

付属品の有無

2つ目は付属品の有無です。付属品を全て揃えておくことで査定額を高めることができます。

腕時計の付属品といえば、購入時にアイテムが入っていた箱や取扱説明書、保証書(ギャランティカード)などがあります。

ついつい時計だけに価値があると思われる方も多いですが、付属品も重要です。

特にギャランティカードの有無によって買取金額が10万円程度変わることもあります。

そのため全て揃えておくに越したことはありませんが、最低でもギャランティカードは揃えておくといいでしょう。

買取時期

3つ目は買取時期です。高く売れる時期について理解しておけば、状態があまりよくない個体でも高額査定を狙いやすくなります。

特に傷在りの個体を保有しているという方は高く売れる時期に査定に出すようにしましょう。

例えば、ロレックスのような海外ブランドのアイテムは、為替が円安になれば現行モデルの定価が高騰します。

現行モデルの定価が高騰すれば、必然的に中古品の価値も高騰するので、買取市場での価値も高まるというわけです。

そのほか、クリスマスや卒業といったライフイベントの前も高額査定が出やすくなります。

このような時期には、プレゼント用に腕時計の購入を検討する方が増えるからです。

買取業者もイベント前には商品を多く供給するために、買取に力を入れるようになるので、高く売れやすくなるわけですね。

ロレックスGMTマスターⅡRef.16710の売却方法

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ここではロレックスGMTマスターⅡRef.16710の売却方法について解説します。

  • 店舗買取
  • 宅配買取
  • 一括査定

それぞれ見ていきましょう。

店舗買取

1つ目は店舗買取です。店舗買取はその名の通り、店舗まで足を運んで鑑定士に査定してもらってから買い取ってもらう方法になります。

店舗によって買取金額は上下することがあるので、必ず複数店舗を回った上で売却するかどうか決めるのがポイントです。店舗によっては実際の相場を大きく下回った査定額を提示してくることもあります。店舗側としてはできる限り低い査定額で買い取った方が利益が大きくなるからです。

そんな店舗側の意図に乗せられたままアイテムを手放してしまうのはもったいないですよね。そうならないためにもあらかじめ自分が今持っているアイテムの相場は調べておき、査定してもらう前に複数店舗を回っている旨を伝えておくようにしましょう。

そうすることで、店舗側も半端な査定額では買い取れないなと判断するので通常通りの査定額を提示されやすくなります。

それでも満足できるような査定額が提示されない場合には、状態があまり良くないために査定額が低くなっている可能性もあるので、鑑定士に理由を尋ねてみてもいいかもしれません。ただ、その理由に納得がいかなければ、根気強く複数店舗を回ってから決めるのが良いでしょう。

宅配買取

2つ目は宅配買取です。宅配買取では、自分が売却したいアイテムを買取店に送って、査定してもらう方法になります。店舗まで足を運ぶ必要がないため、近くに買取店がないという方やまとまった時間がとれない方におすすめな方法です。

万が一査定額に満足できなかった場合には、返送してもらうことも可能です。さらに鑑定士と直接顔を合わせる必要がないので、断りやすいというのも魅力となっています。ただ、現金化に1週間程度時間がかかるため、すぐに手元に現金が欲しいという方には不向きな方法です。

宅配買取は発送から査定、振込と段階を踏む必要があるのでどうしても時間がかかってしまいます。店舗買取であれば最短即日で現金化が可能ですが、宅配買取の場合はそうはいきません。そのため、すぐに現金化する必要がない場合には手間も少なくおすすめな方法です。

一括査定

3つ目は一括査定です。一括査定は複数の買取業者から買取金額を提示してもらって一番高い金額を提示した業者から買い取ってもらうことのできる方法になります。

一括査定に登録している業者は時計を専門に買取する業者が揃っており、ロレックスデイトジャストに詳しい鑑定士に査定してもらえるので、通常よりも高い査定額が出やすくなります。

また、複数店舗が一斉に査定額を提示していることを業者側も把握しているので買い叩きが起こることもありません。

おすすめの一括見積もりサイト

私自身、店舗もネットも含め様々な所で時計の査定をしてもらいましたが、一括査定は一番おすすめです。

その時の記事がこちらです。ブランド時計の買取のメッカ中野や有名ブランド買取店へ行ってオメガのスピードマスターとシャネルのプルミエールという時計を査定してもらい比較しています。時計の買取、10社回って値段の比較をしてみた。おすすめは?リアルに纏めてありますので是非参考にしてみてください。

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