機械式時計のオーバーホール料金は高いですよね。比較的安価な時計でも1万5千円から2万円くらいからって感じですよね。
オーバーホールの料金と新品の時計の値段が、そこまで変わらないなら買い換えた方がよいんじゃないか?って思ってしまう人も少なくはないですよね。
2万円あればセイコー5やオリエントの機械式時計が購入できますしね。
しかし、思い出や愛着あり、これからも大切に使いたいという人は1万円の時計でもオーバーホールを行なって使い続けています。
他人からみたら1万円の時計でも持ち主にとっては特別な時計なんですよね。
使っていれば定期メンテナンスが必要なのが機械式時計です。
時計の使い方は本人の自由なので3、4年程度使って遅れやがちになったらポイでも良いですが、適切にオーバーホール行なうことで寿命を20年、30年、とのばすことができます。
20年、30年と使いつづければ時計へ思い出がつまり愛着が湧くので簡単にポイとはできないですよね。
以前時計の技術者さんがオーバーホールは思い出を守る作業と言ってました。
確かに2万円あれば新しい時計が買い換えれますが、オーバーホールしてもらい、もう4、5年使ってみてはどうでしょうか、特別な思い出が深い時計になるんではないでしょうか。
時計はつけていればスレや傷が必ずつきますが、新品時にはなかった魅力が出てくる事もあります。
オーバーホールの時には、逆に傷を磨かないでと言う人がいるくらいです。
単に傷やスレがついてのではなく長く使い込むんだ結果、世界にただ一つ自分だけのものとして育てるている、という楽しみと考えれば傷も愛着に変わるんではないでしょうか。
気に入った物を購入しても、しばらくして、別の物に買い直すことはよくあります。
まだ、十分に使えても古くなってしまうと、私たちは新品のものに買い替えようとします。とても豊かな時代になりましたが、買い換える事によって愛着をもった思い出のものが少ない時代になってしまいました。
時計のように普段の生活で身につけるものは、その年月が長ければ長いほど愛着は深くなります。1万円で購入した時計でも、この愛着は金銭には換えがたいほど貴重なな価値になります。
機械式時計はメンテナンスを行なっていれば何十年も使っていけます。すぐ買い換えるのではなく、オーバーホールをしてこれからも何年も一緒に付き合える貴重なパートナーとして考えてみてはいかがでしょうか。
こちらの記事では機械式時計のオーバーホールの事を詳しく纒めてあります。
参考にしてみてください。
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