社会人でしたら、それ用の腕時計を一つは持っていたいですよね。
プライベートなら時計を付けなくても問題ないと思いますが、ビジネスマンのマナーを考えるなら腕時計を付けた方がよい場合もあります。
会議中や取引先とのミーティング中に、もぞもぞと、ポケットからスマートフォンを取り出し時間の確認をするのは、あまり良い見た目ではありませんよね。
また商談中にはスマートフォンの電源を切っておかないといけない場面もあります。腕時計をつけていれば、手元を見るだけで時間を確認できるので便利です。
就活終わって晴れて社会人になると、スーツにネクタイ、鞄に時計など社会人としての一式を揃えますよね。この時、張り切りすぎてオメガや、ロレックス、カルティエなどを選んで購入してしまう方がいます。
誰もが一度は憧れる時計なので気持ちはよく分かりますが、会社によっては上司より高級な腕時計をつけていると、派手に目立とうとしている。と思われてしまいます。
新入社員の腕時計の金額はデザインやブランドにもよりますが、2万円から4万円くらいが妥当かと思います。それと同様に窓口業務、コンサルティング業務、営業職、などなど、お客様に対面する職種も高級な腕時計は良く無いとされています。
逆に20万円、30万円と高級な時計は、上司や部下から頼りにされるようになり、社会人としての経験を積んだ30〜40代につけれるといった暗黙ルールみたいな物があります。
個人的には社会人一年目でも仕事に差し支えないなら、つける時計は自分の好きな物をつければ良いと思いますが、気にする人は気にするんですよね。
この記事ではスーツを着ている社会人と仮定して時計を紹介します。
スーツを着ていると袖にビシッと時計が収まるか大事ですよね。
厚みがあるデカい時計をつけていてシャツがグチャと折れてしまうとダラがない印象にみえてスーツも時計もだいなしです。
また、スポーティーすぎる時計はメカメカしていて、デザインうるさくビジネススーツにはあまり向きません。
主張しすぎず、スーツに収まりが良い時計がビジネスウォッチとしての選び方だと思います。
会社にもよりますが、新入社員の方にはこの辺りの価格の時計がおすすめです。
また30代40代の方でも高額な時計を買うのに抵抗がる方も当然いますよね。そんな方にも品質とコストパフォーマンスが良い時計を紹介しますので参考にしてください。
セイコー5とは1960年代、日本がもっとも成長を遂げた高度成長期に作られたシリーズです。手頃な価格と丈夫さが特徴的な機械式時計(ゼンマイ式時計)です。
価格が1万円代と非常にリーズナブルです。裏がスケルトンの使用になっていてゼンマイ式の時計を使った事が無い人のエントリーモデルとしてもおすすめです。
黒文字盤なので、接客業や、窓口業務では向かないですが、オフィス業務で一般的な会社であれば許せる範囲の時計だと思います。
このモデルは日本では販売されていない海外モデルのセイコー5です。そのため逆輸入という形で日本に入っていきています。
海外モデルですが、日本製の品質は保ち丈夫で壊れにくく正確な時計です。日本のカスタマーサービスセンターでの対応もしてもらえます。
スーツスタイルにもカジュアルにも合わせやすくパッとみで時間の確認できる時計です。
こちらもセイコー5の時計です。
白文字盤でスッキリと清潔感のある時計です。ビジネスシーンでは良い印象を与えてくれる時計だといえます。
カジュアル感が無く真面目なデザインですよね。
ビジネスシーンでは良いですが、若い方がプラベートの時に使うと考えると、ちょっと硬いかな〜と思います。
ただ、9千円台で購入できる時計なので、ビジネス用として一本持っていても良いかもれませんね。
この時計もゼンマイ式の機械式時計で裏がスケルトンになります。黒文字盤の販売もあります。
価格も1万円以下なので機械式時計に興味がある方のエントリーモデルとしておすすめです。
Amazonより楽天の方がセイコー5の種類が多いです。
セイコー5にはセイコーの中でも種類が多いシリーズです。このモデル以外も是非視野にいれてみてください。
セイコー5は1万円前後ですが、セイコーメカニカルは3万円から5万円くらいの価格帯です。
セイコーの時計はデザインが似ているのに値段が異なるのでよく分からなくなってしまう人も多いと思いまがセイコー5とセイコーメカニカルでは以下のような違いがあります。
腕時計の風防(ガラス部分)には大きく分けて3種類あります。サファイアガラス、ミネナルガラス、プラスチックです。
60年代までのアンティークの時計はプラスチックの風防が使われています。ミネラルガラスは最も一般的に時計のガラスに使われる素材です。サファイアガラスはサファイアの用に硬度が高く、キズつきにくいガラスです。スマートフォンのカメラの部分などにも使われています。セイコーメカニカルにはこのサファイアガラスが使われています。
またリューズを引っぱたさいに秒針が泊まるハック機能や、ゼンマイを手巻きで巻く事もできます。時計の精度にしてもセイコー5より良いムーブメントを積んでいるため日差が少ないです。
Amazonでは、このモデルがメンズ腕時計ランキングで352位とメカニカルでは一番上位です。(順位は時期により変わります)
send[セイコー]SEIKO 腕時計 MECHANICAL メカニカル SARB033 メンズ
ファッションウォッチとして人気があるダニエルウェリントンですが、ビジネスシーンでも使いやすいデザインです。
無駄な装飾が一切なくシンプルなデザインなので、カジュアル服でもスーツスタイルでも色々なシーンで合わせる事ができる時計です。
また時計本体が6mmと薄くシャツの中にスッと収まりやすいです。厚みがありデカい時計だとスーツと相性が悪いですよね。
スッキリしたスーツコーディネートをしたい方にはダニエルウェリントンのクラシックはおすすめです。
文字盤は白と黒、外観はピンクゴールドとシルバーがありますが、ビジネスシーンで使うと考えるなら白×シルバーです。窓口業務、営業職でも使える時計だといえます。
ダニエルウェリントンに関しては、クーポンを使う事で15%OFFで購入できます。気になる方はコチラの記事ダニエルウェリントン、クーポンコードは【sundaylife】を参考にしてみてください。
スーツに奇麗に収まるという意味ではスカーゲンの時計もおすすめです。スマートウォッチを除くと、どのモデルも基本的に薄く設計されています。
リーズナブルなのに何処か洗練され上品な時計です。スーツスタイルとの相性が良いので、新社会人になりスカーゲンを買った人は多いと思います。
時計店で働いていたころ新社会人用としてプレゼント包装してください。というお願いを私自身結構うけました。
スカーゲンの人気があって、おすすめの時計はコレ!も参考にしてみてくだいさい。
スカーゲンはアメリカのフォッシル社の傘下にはいってから、スマートウォッチの販売もしています。
スマートウォッチと聞くと、アップルウォッチの用にスクリーンの文字盤ってイメージする人も多いと思いますが、スカーゲンのスマートウォッチは針で動いている時計です。
また、 デザインもシンプルで本来のスカーゲンの良いところを残したままスマートウォッチに仕上げています。
奇抜的なカラーを選ばなければ、ビジネスシーンで使える時計なので視野にいれても良いかと思います。
スカーゲンとデザインが似ている時計でベーリングというブランドが有ります。
同じ北欧のブランドで、ベーリングも社会人時計として人気があります。
スカーゲンの方が先に生まれ認知度があるブランドですが、ベーリングの方はそれに対抗するように、サファイアガラスを使い差別化をしています。
ベーリングにはスマートウォッチは存在しません。
ノットはベルトが簡単に交換できるMade in Japanの時計です。
ベルトを留めている金具にイージレバーという物を使っているので、工具を使わず女性でも簡単にベルトを外す事ができます。
ベルトと本体が別売りされていて、自分で組み合わせ購入する形になっています。
ビジネスシーンではこのベルト、プライベートではこのベルトと着せ替えて使っても良いですね。
ノットの時計に関してはコチラノットの時計、気になる口コミと評価!に詳しく纏めていますので参考にしてみてください。
ルノータスは文字盤、針、ベルトまですべてカスタムオーダーが可能な時計です。
社会人としての時計と考えると白文字盤にブラックベルトかシルバーの金属ベルトが一般的だと思いますが、ルノータスではガラスの形をフラットにするか、ドーム形にするかなど細かくカスタマイズができるので、ビジネスシーンで使える範囲でカスタマイズするのも面白いと思います。
オリエントは日本を代表とする機械式時計を生産する会社です。
セイコー、シチズン、と日本の時計メーカーは海外で有名ですが、オリエントも海外で有名な時計会社の一つです。現在はセイコーエプソンに統合されています。
機械式時計が好きな方はオリエントを知ってますが、若い方は知らない人が多いですよね、オリエントは機械式をメインにしてる会社で、ムーブメントを国内製造してる貴重な会社です。
クォーツ時計が普及し始めた頃に機械式時計がメインであったオリエントは、国内より海外の発展途上国へ力をいれました。
発展途上国では、時計屋が無く電池交換ができない為、クォーツ時計より機械式時計の需要が高かった為です。
セイコーやシチズンからは決して出さないような個性的な製品を世に送り出してくれました。
オリエントは1万円前後から20万円くらいの機械式時計まで幅広いラインアップももつメーカーです。
予算が20万円前後あるのであれば中古のブランド時計も視野にいれてみてよいかと思います。
30万、40万の時計でも中古でしたら手が届くという人もいますよね。
中古時計と効くと状態が悪そうと思ってしまいますが、状態が悪い物は奇麗に磨き直したり、オーバーホールといって分解洗浄を行い正常に組み上げ直している物がほとんどです。中には状態が悪いまま販売している所もありそうですが、購入後お店の保証がついている店舗でしたら問題ないとおもいます。
私のおすすめの時計てんはコチラのお店です。アンティークから現行品まで幅広い中古時計が揃えてあります。
send中古から新品まで幅広い高級時計を取り扱い腕時計専門店
30代の方は社会人としての経験が10年を超え、会社でも中堅となって管理職に昇級したり、結婚して子どもが産まれたりと、自分のまわりの環境に大きな変化がある年齢です。
20代の頃はフレッシュで若々しいと、会社の人間から見られていたかもれませんが、30代、40代になると後輩からは経験豊富な先輩と見られ、上司からは頼りにしたい部下と、社会的立ち位置が変ります。
それに伴い身につける時計を変える方が多いです。時計がステータスと言われるのは、こういったところに理由があると思います。
同じ世代の同僚や知人でも、10万円くらいの良いの時計をつけ始めますよね。高級な腕時計を選ぶと意識が高く持て仕事のパフォーマンスもあがるなんて人もいます。
こちらの記事でも10万以下で安くておすすめの自動巻き機械式時計ランキングを纏めていますので、気になる方は参考にしてみてください。
ドイツ設立された、美術と建築に関する総合的な教育を行った学校、バウハウスの巨匠マックス・ビルがデザインした時計です。
ドーム型の風防の中に線で書いたような、繊細なデザインが詰まっていす。控えめですが、無駄が無く、とても奇麗な時計です。
一般的な3針タイプの時計ですと7万円前後、クロノグラフモデルだと16万円前後です。3針タイプにはゼンマイ時計とクォーツ式(電池式)時計の2展開あります。
3針の白文字盤の時計は清潔感があり、好印象な時計なので、新入社員の方でも使えると思います。
マックスビル ユンハンス(JUNGHANS)は使い続けていても飽きがこない時計です。
フレデリック・コンスタントはスイス・ジュネーブの時計ブランドです。2016年にシチズンの傘下にはいっています。
デザイン、開発、製造、組立、調整、ケース組付けまで、全行程のプロセスをスイスの自社工房で行っているマニュファクチュールの時計メーカーです。作業はほぼすべて職人の手で行われます。
元々は創業者ピーター・スタースの曽祖父が1904年に時計の文字盤工房であったのが前身です。2004年になり完全自社製のムーブメントを開発し、マニュファクチュールとなりました。
口コミをみているとブレゲっぽいデザインを懸念する方がいますが、過去にはブレゲに文字盤を支給していた事があったようです。
エレガントで上品な時計ブランドなのでスーツには合わせやすいですが、カジュアルな服と合わすと時計が浮いてしまいますのでプライベートでラフな服が多い人は使いづらいと思います。逆に私服でも奇麗目なカジュアルな人はオンオフ使えるのでデザインが多いのでおすすめです。
社会人として、ちょっといい筆記文具を選ぶ時に万年筆を選ぶ人がいますよね。万年質にはボールペンには無い美しさと男のロマンがあります。
「万年筆」と聞いて頭に浮かぶのが、モンブランです。100年間以上にわたり筆記文化を作ってきたドイツ発のブランドです。1980年にダンヒルに買収され、そのダンヒルが1993年にスイスのリシュモングループ に買収され、現在はリシュモングループが所有する筆記具ブランドです。
リシュモングループの傘下企業と言えば時計市場において以下のように大きなブランドが多いです。
モンブランは筆記文具ブランドですが、リシュモングループに入り、20年前ほどから時計の開発もしています。
万年筆でつちかった、エッセンスを残した上品な時計で、ムーブメントまで自社製品のマニュファクチュールを手がける力のいれようです。
エレガントながらもスタンダードなデザインが多く社会人時計の中でも紳士向けです。
ロレックスやオメガに比べると日本では知名度がありませんが、オリスは1904年に創業と100年以上の歴史があります。
真のスイス製機械式時計を企業理念している時計会社で根強いファンが多く、日常生活での使用を想像し比較的手の届きやすい機械式時計を多く製造しています。
スタイリッシュなイメージがあり20代から30代の方に特に人気がある時計ブランドです。
スーツにあう社会人用の時計と考えた場合、タグホイヤーはメカメカしいデザインが多いのですがその中でも落ち着いたデザインもありますので参考にしてみてくだしさい。
フォーミュラ1 はF1をモチーフにして作られた時計でタグホイヤーの中では最もスポーティーな時計ですクロノグラフだと派手で重くビジネス向きでは無いですがスモールセコンドや三針タイプでしたら比較的スーツにも合わせやすい時計だといえます。
タグ・ホイヤーのカレラはクロノグラフってイメージがありビジネス向きでは無いと思ってる方も多いですが、キャリバー5はシンプルでフォーマルな時計です。 40代、50代の中間層のかたでも似合う時計だといえます。
スーツにも合わせやすいです。楽天のレビューをみても☆が5つと良い口コミが多く評判がよ時計です。
ノモスは1992年にドイツでのグラスヒュッテで設立された時計メーカーで、バウハウス調のシンプルで美しく機能的なデザインが特徴です。
そのデザインは世界的に評価が高くドイツ・デザイン賞、レッド・ドット・デザイン賞、iFデザイン賞、ウォッチ・オブ・ザ・イヤーなど数々の賞を受賞しています。
ビジネスでもカジュアルでも合わせやすい時計で、20代でも60代でも違和感なくつける事のできる時計です。
なかでも三つのモデルが人気がありますので紹介します。
ノモスを代表とするデザインで最もシンプルな時計です。自社開発手巻ムーブメント「キャリバー アルファα 手巻き」搭載しています。
タンジェントは手巻き時計ですが、同じデザインでタンゴマットというモデルは自動巻ムーブメント「キャリバー イプシロンε」を搭載しています。
タンジェントやタンゴマットとは対照的なスクエアの時計です。一般的なラウンド(円)とは異なり目をひきますよね。
角がありエッジが効いたデザインがクラシカルで伝統的なイメージですよね。
コードバン(馬のお尻の部分の皮)を使った拘りの革ベルトを全てのモデルに採用しています。
40万円、50万円と高額な物が多いオメガでしが、並行輸入品のクォーツ式のシーマスターアクアテラでしたら20万円前後でも購入できます。
ゴテゴテしていなく、クラシックで安定感がある時計です。スーツによく合うデザインです。
オメガは誰でも知っている高級な時計のブランドです。30代、40代となり持ち物にこだわらなりを持っている人と印象を与えてくれると思います。
日本のセイコーが誇る高級ブランド、グランドセイコーのクォーツモデル
若い年齢の方ですとグランドセイコーの時計を地味と感じる人が多いと思います、セイコーよりロレックスやオメガの方が派手なブランドイメージがあり好まれますよね。
しかし40代、50代になると、さり気なく、知る人ぞ知る、いい時計をつけていた方が様になる事もあります。逆にミドルエイジなのに派手で高級なクロノグラフをつけていていると品の無い人なんてみられてしまう事もあります。
グランドセイコーは70歳80歳と退職しても、使える時計です。国産時計であるグランドセイコーも視野にいれてみても良いかもしれませんね。
社会人になると、30代なんだから、もっと良い時計つけなよ。なんて言う人もいますが、値段よりどんな職種だから、この時計をつけているって事の方が大事になります。
極端なはなしですが銀行の窓口業務の方は分厚くてタフなジーショックは合わないですよね、逆に現場仕事が多い方は雨やホコリに強いジーショックは向いていますよね。
100万円するロレックスのデイトナより、30万円のグランドセイコーの方が主張が無く釣り合っているなんて事もあります。
値段だけでは無く、あなた職場ではどんな腕時計が相応であるかも考えて選んでみてください。
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