Cal.3035は1977年~1988年まで製造されていたムーブメントです。
キャリバー: | cal.3035 |
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機能: | 時、分、秒、日付、デイトジャスト機能、クイックチェンジ機能、ハック機能 |
駆動方式: | 自動巻き |
調整機構: | マイクロステラスクリュー |
テンプ耐震装置: | キフ・ウルトラフレックス |
石数: | 27石 |
クロノメーター検定協会: | 認定 |
パワーリザーブ: | 48時間 |
振動数: | 28,800振動 |
製造年: | 1977年~1988年 |
引用:https://www.hallandladdco.com/
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精度日差-2~+2 秒ベース、パワーリザーブ48時間
引用:http://nakahiro.parfait.ne.jp/
現在、機械式時計の標準は毎時28,800振動/時ですが、ロレックスのメンズモデルのムーブメントとして1977年に初の28,800振動(ハイビート)となったのがこのCal.3035です。
一つ前のCal.1570の19,800振動/時から毎時28,800振動までスペックをあげたことにより、安定感があり正確なキャリバーを開発しました。
また、Cal3035からリューズでのカレンダークイックチェンジ(早送り)ができるようになったのもこのキャリバーからです。
しかし、遊動日修正車の動作不良がしばし起こることがあり、カレンダークイックチェンジは未完成なものであったと言われてます。その後1989年にリリースされるCal.3135は大幅な改良が加えられ現在(2020年)まで生産されてる名作キャリバーとしてリリースされてます。
また、ハイビートは最大で機械部品がロービートの2倍速く動くので、潤滑油の乾きや劣化が早くパーツに負担が大きくかかり磨耗しやすくCal3035の生産期間11年とあまり長くありませんでした。
Cal.3035は短命ムーブメントと言われてますが、定番モデルとなるサブマリーナRef.116610LNや、シードゥエラーRef.116600使用されているCal.3100番台のムーブメントの元となっている事などから、大きな可能性を作ったキャリバーだといわれています。
テンプが振動する数を毎時19,800振動(ロービート )から毎時28,800振動(1秒間に8振動のハイビート)まで上げてます。
Cal.1570までは日付を変えるのに時針を”24時間分”回す必要がありましたが、Cal.3035から日付だけを変える事ができるようになりました。
余談になりますが、機械式時計は日付早送り日付早送り禁止時間帯があります。禁止時間に早送りを行いつづけると該当部品が破損してしまいます。
ロレックス サブマリーナー
Ref.16800、Ref.168000(ステンレススチール)
ロレックス シードゥエラー
Ref.16660(ステンレススチール)
ロレックス デイトジャスト
Ref.16030(ステンレススチール)
Ref.16014(ステンレススチール+ホワイトゴールド)
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