デイデイトのオーバーホール料金は?修理工房と正規の値段の価格差は?

カテゴリ:ROLEX/ロレックス

1950年代まで腕時計にはダイヤルに曜日と日付を同時に表示できる機能はありませんでした。しかしその常識を覆し、1956年に日付機能とフルスペルの曜日機能を搭載した世界初の防水自動巻きクロノメーターが誕生しました。

ロレックスの代名詞といわれるデイデイトコレクションの発表です。当時オイスターケースを発明し防水時計としてのトップに上り詰めていたロレックスが、当時の最新ムーブメントCal.1555を搭載した完全防水機械式腕時計では初となる日付&曜日機能を実現し、瞬く間に世界中の腕時計愛好家の心を捉え、大ヒットモデルとなり現在も現行モデルとしてロレックスマニアを魅了し続けています。

初代モデルから60年以上に渡って現在も続くデイデイトコレクションはそのモデル数の多さとバリエーションの豊富さからメンテナンスには細かな注意が必要で、さらにヴィンテージモデルも多く存在することからオーバーホールは必須事項となっています。

ロレックス、デイデイトのブルー文字盤

デイデイトは歴史のあるコレクションなのですでに所有している人も多くでしょうし、これから購入を検討している人にもオーバーホール料金や期間などは気になるところでしょうから、ここではデイデイトのオーバーホールやメンテナンスの際に確認すべきところや注意する点などを紹介しますので、興味のある方は是非参考にして見てください。

また、こちらの関連記事ロレックスのオーバーホールの口コミの良い!おすすめな修理時計工房ではオーバーホールを行わないと、時計はどうなるのか何故定期的なメンテナンスが重要なのか、おすすめの修理専門店も含め詳しく紹介していますので合わせて参考にしてみてください。

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日本ロレックスの正規カスタマーサポートでデイデイトをオーバーホールした場合の料金はどのくらいか?

日本ロレックス東京

ロレックスの中で基本性能が優れているデイデイトはオーバーホールの際に日時機能と曜日機能が上手く稼動するように注意しなくてはならず、ムーブメントの信頼性は高いですがオーバーホールには技術のしっかりした技能士の腕が必要になります。

そういった点から日本ロレックスの正規サポートに依頼するのが順当になるでしょう。日本ロレックス正規サポートにデイデイトをオーバーホール依頼した場合の料金は65,340円(税込)となっており一見すると高額な料金に感じますが、一例ですがゼニスのエリートでオーバーホール料金が71,500円に設定されているのを見ると、決して高額とはいえず、かえって良心的な価格設定といえるでしょう。

しかしこれはあくまでオーバーホールのみの料金となっており、作業の工程で修理作業や部品交換が入ってくると別途料金がかかってきますので、あくまで目安として考えたほうが良いでしょう。

正規サポートでのデイデイトのオーバーホールに関しては特にパーツ交換が必要になる場合が多い

デイデイトパーツ交換日本ロレックス正規サポート料金

パーツ交換料金例
リューズ交換 9,720円
チューブ交換 5,500円
バネ棒交換 1,080円
バネ棒(バックル)交換 540円
内部部品交換 5,400円~

日本ロレックス正規サポートでのオーバーホール作業にはロレックス専門スタッフによる入念な検査と分解清掃・点検が行われ、磨耗の見られる部品や痛みのあるパーツに関しては部品交換が行われますので、完全に調整された状態でユーザーの手元へ戻ってきます。

この場合推定5年以上使用期間が認められるムーブメントに関しては何らかの部品磨耗や損傷が見れられる時期に当たりますので、特にデイデイトのようなヴィンテージモデルの多い機種になるとほとんどの場合部品交換が行われることになるケースが多いです。

主な理由としては日本ロレックスにとってパーツ交換は高利益を生む作業である事や、部品交換時期なのか判断するのであれば、安全策として部品交換を行い、常にベストな状態を保っておく必要があると判断される場合が多いこと、そしてデイデイトの場合、部品の磨耗しやすい曜日機能と日付機能をパーツ交換によってより正確に機能させたいという意図もあるのも要因です。

作業として主にかかってくるパーツ交換はリューズ交換やチューブ交換・バネ棒交換・内部部品交換等があり、特にデイデイトのように曜日・日付機能を搭載しておりさらにオイスターケースを使用しているモデルは、確実に部品交換が発生し防水検査や防水パッキンの交換等も入ってくるので、パーツ交換も含めてトータルで考えるとオーバーホールには70,000~100,000円前後の料金になる事を最初から予想しておいたほうが良いでしょう。

そして日本ロレックス正規サポートでのオーバーホールには技術保証として2年間の修理保証が付属しますので安心度が高く、こういったアフターサービスの充実も正規サポートを利用する大きなメリットになります。

日本ロレックス正規サポートにデイデイトをオーバーホール依頼する場合に確認・注意するべきポイント

ロレックスの最高峰モデルに位置付けられるデイデイトは1956年に誕生したコレクションで、ステンレスモデルは存在せず全て無垢素材をケースに使用しているハイクラスモデルで全てのロレックスユーザーの憧れの的になっています。ロレックスの存在を知らない人でも見覚えのあるフェイスと様々なバリエーションを持つデイデイトは初代モデルが1956年に発表となったRef.6501で防水機械式腕時計としては世界初の曜日・日付機能を搭載した腕時計として瞬く間に人気となり、1960年代に入って現在ではヴィンテージモデルとしてなじみの深いRef.1803/5、1803/8、1803/9とヒットモデルを量産し、ロレックスといえばデイデイトといった評判が定着します。

1970年代後半に入ってムーブメントを最新のCal.3035を搭載した Ref.18038、18039シリーズが登場しサファイアクリスタル風防をこのシリーズから採用し、防水も100m防水となり実用性が高まります。そして1980年代後半になると薄型化を図ったムーブメントCal.3155を使用したスタイリッシュモデルRef.18238、18239シリーズを投入し、このころからダイヤルバリエーションが豊富になり、ドレスウォッチとしての要素も加わり始めます。

そして1990年初頭に最高級素材のプラチナを用いたRef.18206シリーズを投入し、プラチナモデルだけのアイスブルーダイヤルはデイデイトを代表するモデルとして人気が高いです。それからデイデイトは素材面とデザインに工夫を施すようになり、ブレスレットに3つの無垢素材を組み合わせたトリドールブレスや夜光塗料がトチリウムからルミノバに変更されるなどより進化したコレクションになって行きます。

さらに2000年代に入って高級感を増したコレクションを展開するためRef.118238、118239、118235、118206シリーズを投入します。そして2005年にはエバーローズゴールドが素材として登場し、現在もロレックスの最高峰として君臨しています。

このように60年以上に渡る歴史のあるコレクションのデイデイトですが、すでにヴィンテージとなっているモデルも多いのが大きな特徴で、すでにロレックスの部品保有期間の25年を超えているモデルも多く、初代モデルRef.6501から1990年代のモデルRef.18206シリーズ等のモデルは日本ロレックス正規サポートでは受けてもらえない可能性があります。

ロレックスのデイデイトRef.6501

引用元:https://www.collectorsquare.com/

また受けてもらえたとしても、オリジナル部品のストックがありませんので全て最新の部品に交換されてしまうため、オリジナルの価値が下がりますのでこのようなモデルを正規サポートにオーバーホールを依頼する場合には注意が必要になります。

腕時計修理専門店でデイデイトをオーバーホールした場合はどのくらいの料金がかかるか

時計の分解オーバーホール。カレンダー

デイデイトは無垢素材をケースに採用しているモデルなのでオーバーホールには高い技術が要求されます。

やはり日本ロレックス正規サポートに出すのが得策といえますが、ヴィンテージモデルのように正規サポートに部品ストックが無いモデルなどの場合は、パーツストックを持っている本当に腕の良い腕時計修理専門店なら融通が利きますので利用するのも一つの方法です。

では腕時計修理専門店にデイデイトをオーバーホールに出した場合、一体どのくらいの料金がかかるのでしょうかお店によって料金は異なるところですが、平均相場を見てみると、35,000円~となっており正規サポートからすると2分の一程度ですのでかなりお得な料金になっています。

しかしこれもオーバーホールのみの料金になりますので、部品交換が必要な場合には別途料金がかかってきます。さらに大切な点として腕時計修理専門店の場合にはロレックス専門で修理を行っているわけではないので、依頼する際にはロレックスの修理担当暦が長いこと、ロレックスの知識が豊富で技術の高い技能士の在籍している修理店に依頼することが大切になってきます。

腕時計修理専門店にオーバーホールを依頼する場合には店舗の見極めが必要になる

時計職人指サックをしてBERGEONベルジョンの機械代で油の注油

腕時計修理専門店にデイデイトのオーバーホールを依頼するにはなるべくロレックスに堪能で修理担当暦のある技能士にお願いするのがおすすめですが、腕時計修理専門店の数が多すぎてどこに依頼したらよいのか困っている人も多いことでしょう。

こういったときに確認すると良いのが有資格者が在籍している修理店を捜すのも一つの方法で、特に1級腕時計修理技能士の資格ならば上級資格として登録されていますので、安心度を測る一つの目安になるでしょう。

しかしロレックス、特にデイデイトのようなムーブメントが複雑な構造の時計を手がけるには資格を持っているだけでは十分とはいえないのも事実で、修理店の選択には慎重になる必要があります。

おすすめの修理専門店

デイデイトのように複雑な構造を持った腕時計をオーバーホールするにはやはり日本ロレックス正規サポートに出すのが一番といえるでしょう。

日本ロレックスの正規サポートに依頼するということは安心と信頼に対価を支払うということですので、料金が高額でも時計を預けることに不安は無いでしょう。

しかし予算的に厳しかったりヴィンテージの時計でメンテナンスができない方も事実多いです。そういった方は腕時計修理専門店を利用するのもお勧めです。

しかし腕時計修理専門店は数が多すぎてどこを信頼して預けたらよいのか悩んでいる人も多いかと思いますので、そんな時にはこれから紹介する記事などは参考になりますので、興味のある方は是非覗いてみてください。

特に記事一番下で紹介しているクラフトワーカーズは複数の時計修理専門会社から優秀な技術者を紹介しており技術者の修理担当暦や取得資格、所属会社まで公開していて本人に直接依頼ができます。

また、誰に依頼するか迷った場合でも複数の技能士に時計を送らずに纏めて見積りを頼むことができ、見積もり金額や納期に納得した技能士にオーバーホールを依頼することでき非常に便利です。

ロレックスデイデイトのような無垢素材で複雑なムーブメントの腕時計を正規サポート以外にオーバーホールを依頼する場合には本当に信頼のおける腕時計修理専門店に依頼するのがおすすめです。くれぐれも店舗の見極めには注意して選択するようにしましょう。

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