ロレックスエアキング(Air-King)の買取今日の売値を確認

カテゴリ:ROLEX/ロレックス

ロレックス、エアキングとは

ロレックスのエアキングは現行モデルではプロフェッショナルモデルの一角を担う、空(Air)からインスピレーションを受けた時計として人気です。

エアキングはかつて、ノンデイトの三針のノンクロノメーター時計でした。ロレックスの中での分類も「オイスターパーペチュアル」、「エアキング」はあくまでもモデル名では無く、愛称(ペットネーム)という位置づけでした。

エアキングRef116900

2016年に新たにリリースされたモデルはそれまでの「エアキングの概念」を大きく覆すモデルです。

それまでのロレックスには見られないエキセントリックなフェイスをしています。一桁数字間に二桁数字をインデックスに交えた、個性的なダイヤルを持っていることが特徴です。

あくまでもアビエーション(航空)ウォッチというコンセプトで、高性能クロノメーター認定の優れたムーブメントを搭載するロレックス・プロフェッショナル ウォッチへ生まれ変わったのです。

ケースサイズも34㎜から40㎜へ大幅アップします。その結果、視認性のアップと、最新のデザインに合わせたスタイルも手に入れたのです。

これまで積み重ねたエアキング50年以上の「実績」をリセットするのはロレックスとしても勇気が要ります。

しかし敢えて過去の「実績」を捨ててReborn(生まれ変わった)したことにより、エアキングRef116900は完全武装した時計として多くの支持を得たのです。

Ref116900以前のエアキング

ではRef116900以前のエアキングはどんな物があったのでしょう?エアキングはかつて、色々なバリエーションがありました。

Ref116900のような「主張の強い」時計では無く、シンプルでスッキリしたフェイスが特徴です。エアキングの歴史は時計専門サイトなどでは1940年代からと言われています。

しかしこの説も諸説あり、真偽はわかりません。ロレックス社の公式HPでは最初のエアキングは1958年と記されています(Ref6552)。

しかしエアキングのモデル説明では1933年にオイスターパーペチュアルを使用した英国人飛行士、チャールズ・ダグラス・バーナードがエベレスト上空の飛行(高度33,000フィート、約10,000m)の飛行に成功した時から飛行士へのオマージュ(フランス語で捧げる)を捧げるとも記しています。

ただ1940年に入ると世界大戦の激化によって、ロレックスも一般市民向けのモデルを製造する環境ではありませんでした。そのため1933年から1958年まで「空白期間」があると考えられます。

その世界大戦の混乱期が終わり、ロレックスの販売戦略は戦勝国であるアメリカへ本格進出します。

ちょうどこの頃アメリカの時計メーカーはマーケットから撤退していて、ロレックスにとってはヨーロッパで打撃を受けたマーケットを回復させる狙いもあったはずです。

これはロレックスHPに掲載されている広告写真から推測する僕の個人的な意見ですが、アメリカ人向けにウケが良い「航空機からインスピレーションを受けたモデル」として、このエアキングを世界中で売り出した可能性も全くゼロではないでしょう。

エアキング初期型

さてRef116900以前のエアキングは大きく3つの時期に分けることができます。年代のよって買取価格が大きく異なるのがロレックスの特徴です。

まず初期型の代表、エアキングRef6552を経て、ロングセラーモデルとして君臨したのがRef5500です。

このモデルは1950年後半から1990年まで続いたモデルになります。この初期型エアキングには珍しいバリエーションが多く存在することで有名です。

例えば「デイト付きエアキング」や「エクスプローラ ・エアキング」というモデルもあります。

しかし全般的にデザインはシンプルなことが特徴です。バーインデックスで文字盤のカラーも薄いシックな色が多くあります。

そしてノンクロノメーターでコストを抑えています。この初期型のシンプルな外観、そして購入しやすい価格帯であったからエアキングはビギナーズ,ロレックスと呼ばれた要因なのでしょう。

エアキング中期型

1990年に入るとエアキングはRef14000、Ref14000Mへと変わります。

文字盤はエクスプローラー Ⅰ調の物からローマンインデックスの物、アラビア数字などへと変化します。シンプルだった文字盤の初期型よりバリエーションが増えます。ただ初期型にあったデイト付きエアキング」や「エクスプローラ ・エアキング」ようなモデルは完全に姿を消し、エアキングとしてのシリーズが固まった時期とも言えます。

ムーブメントはノンクロノメーターながら、振動数が28,800へとアップし精度はより初期型以上にアップしたモデルです。

実用面でも風防がプラスチックからサファイアクリスタルとなり傷がつきにくくなって内部、外観共に耐久性がアップします。

エアキング後期型

https://www.watch-colle.com

エアキング後期型になるとよりディテールが豪華になって来ます。全てのモデルのブレスレットがオイスタースクラブへとアップグレードするのです。夜光部分にも従来のグリーンからブルーへとなり、スポーティーなスタイルへ様変わりします。この頃のRef114200、Ref114210、Ref114234といった6桁のエアキングは中期型から入った王冠透かしも備えて、ワンランク上のモデルへとランクアップするのです。

エアキング買取はネットで比較

さて豪華になったエアキングですが、ロレックス ラインナップの中ではプレステージコレクションとは言えません。

一般的に買取価格も他のスポーツモデルと比較すると、明らかに低い傾向があります。

そしてもうひとつ、相場が一定では無いとも言われます。

同じ型番でも文字盤がさまざまで、バリエーションが多いことがその理由です。

一度でも時計の買取を出した経験がある人はわかると思いますが、時計の買取は店ごとに買取価格に差が出ます。

そのためネット上では比較することが重要で、最低でも2つ以上の複数店舗で査定することを推奨しています。

大都市に住んでいる人であれば複数店舗を回ることは比較的容易です。しかし、地方在住の人は複数の買取店舗での査定はかなりの労力を必要とします。そこで活用したいのがネットでの比較です。

無料一括見積もりの活用

時計の買取価格は時計の時価相場に左右されると思われがちです。

しかし、いちばん大きな要因は買取店の事情によって査定価格が変化します。例えば買取店は通常買取した時計を自社の店舗で販売、もしくは取引業者に販売するのが通常です。

では価格変動がどんな物か具体例を見てみましょう。下の図が並行品の新品価格の変化です。在庫状況などでこのように変化します。中古だとこの変化がもっと激しくなってきます。

査定時点の買取店ごとの在庫状況や商品待ちの人が居るか、居ないかで価格は変わります。

そのため、多く買取店を回れる人ほど高い査定額が出る確率が高まるのです。

しかし前述の通り都市圏に住んでいる人以外それは難しくなります。都市圏在住者も時計と付属品を持ち歩き、多くの店を回ることは労力も要り、査定の待ち時間も掛かり、多くの買取店を回ることはできません。

そこで利用したいのが、一括見積もりです。

一括見積もりは査定依頼する人の住所氏名とメールアドレスをウェブフォームに記入し、最後に時計の写真を3枚アップするだけになります。

それだけで最低3つの買取店の担当者から直接電話やメール送られて来て、概算の金額を査定してくれるサービスです。

概算の査定に興味があれば実際に店舗へ持ち込むか、宅配査定などで商品を実際に鑑定して貰います。これだと仕事が忙しい人や自宅周辺に買取店が無い人でも気軽に利用できます。

エアキングの商品概要、買取のまとめ

センター街大黒屋で時計の査定

さてロレックスの中で歴史も長いロングセラーモデルであるエアキングはさまざまなダイヤルを持ち、機能やスペックも異なり価格の評価が難しいことが特徴です。

そのため買取に出しても価格がマチマチで、それだけに多くの店を回り「できるだけ高い査定の買取店を!」と探す人も多くいるでしょう。

しかしそうすると時間も掛かりその間に再び価格が変動して損をすることもあります。

買取はタイミングが命であり、そのチャンスを逃さないために効率よく査定してもらうことが必要です。私がおすすめしたい「時計査定の窓口」はそんな手間の掛かるエアキングの買取査定を効率よく鑑定してもらえる、忙しい現代人に不可欠なツールです。無料ですので一度依頼して、査定価格を見てから買取店を回っても損はしないでしょうね。是非おためしを。

send時計査定の窓口の公式サイト

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