ヨットバカンスでビーチリゾートを楽しむ富裕層をターゲットにロレックスのラグジュアリー・スポーツモデルとして独自の輝きを放ちながら誕生したヨットマスター1。
誕生当初は、ゴールド無垢のみを素材とした圧倒的な存在感で世を魅了し、世間から大きな話題を集めました。
そこから1999年に誕生したRef.16622の誕生により、ヨットマスター1の人気はさらに加速しております。
文字盤とベゼルの素材にプラチナを採用したことで、豪華なラグジュアリー感漂う外観を纏い、十分すぎる程のスペックも兼ね備えるようになったRef.16622。
今回はヨットマスターのRef.16622について中古市場での相場や人気度合、マイナーチェンジによる相場の違いについてご紹介していきます。
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ロレックスヨットマスターRef.16622は1999年から2012年頃までの約13年間に渡り製造された人気ロングセラーモデルです。
ロレックスの中でも人気モデルと呼び声高いサブマリーナのさらに上位互換ともいわれるモデルで、高級感や独特なラグジュアリー感で見れば右に並ぶものはないといっても過言ではないでしょう。
セレブ向けの高級ウォッチというポジションにあり、誕生当初のモデルはオール金無垢というド派手なデザインが特徴的でした。
ところが、Ref.16622よりヨットマスターとして新たにオイスタースチールとプラチナを掛け合わせた通称「ロレジウム」というコンビ素材モデルがラインナップに追加されるようになります。
つまり、Ref.16622はヨットマスターの「ロレジウム」モデルとして初めて登場したモデルというわけです。
素材としては前モデルよりもやや劣るものの、機能面で大きなスペックアップを果たし、より実用的なモデルへと進化しています。
Ref.16622の基本的なスペックは下記の通りです。
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ロレックスの腕時計の中には、サブマリーナやエクスプローラーなどのような一部レアモデルの場合マイナーチェンジによって価格が大きく異なるものがあります。
ヨットマスターRef.16622の場合はマイナーチェンジによって価格が変わることがあるのでしょうか。
結論からいえば、ヨットマスターRef.16622の場合、マイナーチェンジによる個体差で価格に違いが出ることは珍しく、基本的には状態によって価格が決まります。
Ref.16622は2007年に下記のようなマイナーチェンジを遂げました。
マイナーチェンジによる目立った価格の違いは確認されていませんが、シリアルナンバーの違いや残存個体数の少ない個体が目立つようになれば、今後価格に違いのある個体が現れる可能性もありますね。
ただ、一般的に製造年式がV番やG番、ランダム番などといった高年式のモデル程、査定額が高くなりやすいといった特徴はあります。
マイナーチェンジ以外にもRef.16622では、2012年の廃盤間際に製造された香港限定モデルというものが存在します。
Ref.16622の文字盤は基本的にプラチナ素材をメインとした「シルバー」文字盤が広く流通していますが、香港で50本限定で製造された「ブルー」文字盤の個体が存在するのです。
50本限定のレアモデルということで希少性は非常に高いのですが、後継モデルのRef.116622にブルー文字盤がラインナップとして製造されるようになったため、買取市場での相場は通常モデルと変わらないという状況になっています。
しかし希少モデルであることに変わりないので、今後の社会情勢やロレックスの動き次第では、相場が突如急速に高騰するという可能性も否定はできないですね。
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ヨットマスターRef.16622の現在の人気はどうなっているのでしょうか。人気が高ければそれだけ需要があるということなので、査定に出す際の期待値も上がりますね。
ここでは現在の人気度合と買取相場の推移についてみていきましょう。
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ここでは買取相場の推移についてご説明します。ロレックスヨットマスターRef.16620の買取相場は近年右肩上がりに上昇を続けている状況です。
2022年の3月頃までは順調に相場が高騰していましたが、4月頃より為替の動きが不安定であることも重なって相場は下落傾向に転じました。
その後の相場は不安定に相場が上下し続けているので、売り時をしっかりと見極めるということが重要になります。
特に状態の良いモデルを所持しているという場合、どうしても相場が下落したときの下がり幅が大きくなってしまうので、相場が上がった所を狙って早いうちに売りたいところですね。
近年の平均買取相場の推移は下記の通りです。
年 | 買取相場(平均) |
---|---|
2018年 | 660,000円 |
2019年 | 700,000円 |
2020年 | 730,000円 |
2021年 | 900,000円 |
2022年 | 1,020,000円 |
ヨットマスターRef.16622の買取で高額査定を狙うためには換金率(リセールバリュー)を意識することが重要です。
換金率は自分が買取に出したアイテムが相場の何%で売れたのかを具体的に数値として示したものになります。
換金率を算出することで他モデルの買取相場との比較材料にすることもできますし、あなた自身が損をしないためにも必ず意識するようにしましょう。
換金率は基本的に高ければ高い程良いとされています。
例えば、定価100万円の時計を50万円で買い取ってもらった場合の換金率は50%です。
実際に計算式として表してみると下記のようになります。
買取金額÷定価×100=換金率これを先程の例に当てはめて計算してみると
買取金額500,000円÷定価1,000,000円×100=50%
という風になりますね。
これを実際の平均買取価格から算出した換金率と比較しながら買い取ってもらうかどうか決めるといいでしょう。
https://www.kame-kichi.com/items/60846
参考までにヨットマスターRef.16622の2022年時点での平均買取相場をもとに算出した換金率についてご紹介します。
1,020,000円(2022年平均買取価格)÷976,500円(定価)×100=104%2022年時点でのRef.16622の換金率は104%となっています。定価よりもやや高い相場で取引されているということが分かりますね。
しかし、これはあくまでも平均買取相場をもとにした換金率になりますので、時計の状態や時代背景によって変動することがあることは頭に入れておきましょう。
また、先述したようにヨットマスターRef.16622の買取相場は2022年4月以降より不安定な状況です。
そのため、今後いつ急激に下落してもおかしくない状況ではありますので、換金率をみながらここぞというタイミングで売り時を決めておくといいでしょう。
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ここではロレックスヨットマスターRef.16622を高く売るコツについて3つご紹介します。
3つとも高額査定を狙っていく上では忘れてはならないポイントになりますので、買取に出す前に必ず確認しておきましょう。
では1つずつ解説していきます。
1つ目は時計の状態です。ロレックスのような高級ブランドの腕時計の買取において状態は非常に重要視されます。
ヨットマスターRef.16622において特に気がけるべきポイントは素材がプラチナとステンレススチールのコンビモデルであることです。
スポーツモデルの中で、プラチナとステンレスのコンビは唯一このヨットマスターのみになります。
特にプラチナが使われているベゼルは非常にキズが付きやすい場所になりますので、日頃から傷がつかないように気を付けるのも重要ですし、買取前にも柔らかい布で拭き取ってあげておくと査定がスムーズに進みます。
ベゼル以外にも全体的な傷や汚れがないかどうかも重要なチェックポイントとなります。
キズが多数見られる場合にはそのキズを目立たなくするために「ポリッシュ」という作業が必要になるので、2~3万円程度査定額よりマイナスされてしまいますので、日頃から丁寧に扱うことが大切ですね。
また、時計が動いているかどうかによっても査定額は大きく変わってきますので、あらかじめ時計が動いているかどうかも査定前に確認しておくといいでしょう。
2つ目は付属品の有無です。購入時に時計と一緒についてくる付属品が揃っているかどうかによっても査定額は変わります。
ロレックスの腕時計における付属品として代表的なものは「ギャランティカード」、「箱」、「取り扱い説明書」の3種類です。
そのほか、購入時にブレスの調整をしたという方は「あまりコマ」も必要となります。
ロレックスのような高級ブランドではアイテムの価値の高さを証明する「ギャランティカード」が重要視されており、Ref.16622のようなスポーツモデルの場合はその重要度がさらに上がるのです。
そのため、付属品はすべて揃えておくに越したことはありませんが、最低でもギャランティカードだけは揃えておくようにしておくと高額査定を狙いやすくなるでしょう。
3つ目は買取時期です。先述したように腕時計の買取市場では社会情勢やトレンドなどに左右して相場が上下することが多々あります。
ロレックスのような海外ブランドの時計で高額査定を狙う場合に適した時期は為替が円安の時期です。
円安になれば海外ブランドの商品の定価が軒並み高騰する傾向にあるため、それに乗じて中古市場での相場も高くなります。
実際2013年頃にアベノミクスの影響で為替が円安になった時期にはロレックスの商品相場が軒並み高騰するという事例もありました。
また、イベントの時期を狙って査定に出してみるというのも高額査定を狙う上では効果的です。
例えば、クリスマスや成人、入学といった時期はプレゼント用に時計の購入を検討する方が増えるため需要が自ずと高くなります。
そのため、このような時期の前に買取店では、買取強化に乗り出す傾向にあるため、高額査定が出やすくなるというわけです。
以上のことから為替が円安の時期やイベント前の時期などを狙うのが高額査定を狙うポイントだといえますね。
Ref.16622は2022年以降、相場が不安定なので適した時期を狙って売り時をしっかりと見極められるようにしましょう。
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ここではヨットマスターRef.16622の売却方法について3つご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
1つ目は店舗買取です。店舗買取はその名の通り、店舗まで足を運んで鑑定士に査定してもらってから買い取ってもらう方法になります。
店舗によって買取金額は上下することがあるので、必ず複数店舗を回った上で売却するかどうか決めるのがポイントです。店舗によっては実際の相場を大きく下回った査定額を提示してくることもあります。店舗側としてはできる限り低い査定額で買い取った方が利益が大きくなるからです。
そんな店舗側の意図に乗せられたままアイテムを手放してしまうのはもったいないですよね。そうならないためにもあらかじめ自分が今持っているアイテムの相場は調べておき、査定してもらう前に複数店舗を回っている旨を伝えておくようにしましょう。
そうすることで、店舗側も半端な査定額では買い取れないなと判断するので通常通りの査定額を提示されやすくなります。
それでも満足できるような査定額が提示されない場合には、状態があまり良くないために査定額が低くなっている可能性もあるので、鑑定士に理由を尋ねてみてもいいかもしれません。ただ、その理由に納得がいかなければ、根気強く複数店舗を回ってから決めるのが良いでしょう。
2つ目は宅配買取です。宅配買取では、自分が売却したいアイテムを買取店に送って、査定してもらう方法になります。店舗まで足を運ぶ必要がないため、近くに買取店がないという方やまとまった時間がとれない方におすすめな方法です。
万が一査定額に満足できなかった場合には、返送してもらうことも可能です。さらに鑑定士と直接顔を合わせる必要がないので、断りやすいというのも魅力となっています。ただ、現金化に1週間程度時間がかかるため、すぐに手元に現金が欲しいという方には不向きな方法です。
宅配買取は発送から査定、振込と段階を踏む必要があるのでどうしても時間がかかってしまいます。店舗買取であれば最短即日で現金化が可能ですが、宅配買取の場合はそうはいきません。そのため、すぐに現金化する必要がない場合には手間も少なくおすすめな方法です。
3つ目は一括査定です。一括査定は複数の買取業者から買取金額を提示してもらって一番高い金額を提示した業者から買い取ってもらうことのできる方法になります。
一括査定に登録している業者は時計を専門に買取する業者が揃っており、ロレックスデイトジャストに詳しい鑑定士に査定してもらえるので、通常よりも高い査定額が出やすくなります。
また、複数店舗が一斉に査定額を提示していることを業者側も把握しているので買い叩きが起こることもありません。
私自身、店舗もネットも含め様々な所で時計の査定をしてもらいましたが、一括査定は一番おすすめです。
その時の記事がこちらです。ブランド時計の買取のメッカ中野や有名ブランド買取店へ行ってオメガのスピードマスターとシャネルのプルミエールという時計を査定してもらい比較しています。時計の買取、10社回って値段の比較をしてみた。おすすめは?リアルに纏めてありますので是非参考にしてみてください。
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